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大人だって泣きたいときは泣いてもいい《CAの教訓》

こんにちは。《CA.jp》編集担当スタッフです。

大人だからって涙を流すことを我慢しなくていいと思うのです。

就活や転職活動で苦しいときやつらいとき、どうしても「大人なんだから泣いてはいけない」「こんなことで泣くなんて」と自分の感情を我慢していることが多いように思います。

私自身を振り返っても、就活や転職活動で苦しいとき何度も歯を食いしばり、泣くことを我慢したことがあります。

感動の涙は人前でも結構平気で流せる私ですが、悔しい、悲しい、つらい…などその類の涙はどうしても人前で流してはいけないと思ってしまう傾向がありました。

客室乗務員というお仕事は、仕事柄どれだけプライベートで悲しいことやつらいことがあっても制服を着ているときは涙を流すなんて許されず、いつでも笑顔100%でいなければなりならないので、プライベートでもきっと「そうあるべき」と勝手に決めつけていたのかもしれません。

実際に客室乗務員として働き始めてから、2社目のエアラインに向けて転職活動をしていたとき。あまりにも理不尽ことがあり、なんとなくずーと歯を食いしばっていた時期がありました。

でも、そんなときに尊敬する外資系の客室乗務員をしている先輩から「泣いてもいいんだよ!」「涙は心の膿なんだから、出し切って」との言葉をもらいました。

私はその言葉でわんわん泣きました。大人になってから人前で泣くなんて初めてだったかもしれません。しかも私が泣いているのを見て、「あーーもらい泣き」なんて言いながらその先輩も一緒に泣いてくれました。なんてことなんだろうと思い、そのような人がそばにいてくれることに感謝でいっぱいでした。

いざ泣いてみると、すっきりしているもの。ケロッとそのあとは2人で泣いたことを笑ってしまいました。

この「泣くとすっきりする」というのは、精神医学や心理学の用語では『カタルシス』と呼ぶものだそうです。

『カタルシス』とは「精神の浄化作用」のことで感情が浄化されたことを指し、実際に「泣くことで気分が良くなった」との経験に世界37ヶ国で70%以上の人が同意したという研究もあるそう。

先輩が言うように「涙は心の膿」だったのだなぁとこの用語を学び改めて実感しました。

私はこの先輩との出来事がきっかけで大人だって泣いたっていい、誰がだめなんて決めたんだと思えるようになり、心が楽になりました。

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