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セルフカバーって良いよね♪6選

セルフカバーが好きだ。

ひと口にセルフカバーと言っても大きく2つのパターンがあります。

1つは過去に自身がリリースした楽曲を、リアレンジしてリリースするパターン。
新しいアレンジだったり、年月を経て声質が変わっていたり、そういった変化を楽しむことが出来ます。

今回の記事で取り上げるのはもう一方。
他のアーティストに提供した楽曲を、提供した本人が歌うパターンです。
普段なら提供者自身では歌わないようなタイプの曲を聴けたり、「さすが本家本元!」みたいな楽しみ方が出来ます。

特に有名かつ、私も大好きな曲を集めました。
聴いてみて下さい♪

1.愛のしるし/スピッツ

元曲はPUFFY。PUFFYらしい“ゆるカワPOP”とでも表現したくなる曲です。
さてスピッツが鳴らすと、やはり「スピッツだわぁ」って感じるのですが…、スピッツの普段のPOPさとはちょっと毛色が違います。提供曲用に作った感じもあり、それでいてやっぱりスピッツらしい。セルフカバーの醍醐味を感じられる逸品です。

2.猫/あいみょん

元曲はDISH//。ただでさえイケメン俳優でもある北村匠海さんが、素敵な高音ヴォーカルで歌い上げる、男としては嫉妬に狂いそうなあの曲。
あいみょんとしては音源ではリリースしていないので、テレビの企画や配信等でしか聴くことが出来ません。
こちらはあいみょんが歌うと完全にあいみょんなので(勿論それが素晴らしいんです)、それを完全に自分の歌にした北村さん、天晴だなぁと感じました。

3.Glamorous Sky/HYDE

元曲は中島美嘉。映画『NANA』でナナ役として歌った楽曲です。まず、普段の中島美嘉さんが歌わないジャンルの曲なのに、バチコーン!とハマっていて、HYDEからの楽曲提供&映画による別人格ということが最高の形になっていたなぁと思います。
それをHYDEさんが歌うとですね、もう完全なHYDE節です。ただひたすらカッコ良い。神。
YouTubeでも幾つかのアレンジが聴けますが、個人的にはこの動画が好きです。

4.私は最強/Mrs.GREEN APPLE

元曲はUTA(ado)。詳しい説明が必要ないくらい、昨年たくさん聴かれた曲のひとつじゃないでしょうか。『新時代』と共に、adoさんのヴォーカリストとしての才能やポテンシャルを、大きく世に伝えた曲だと思います。
その上で、ある程度ミセスを聴いたことがあれば、一発で「ミセスだなぁ」と思うメロディでした。実際このセルフカバー最高過ぎません?大森さんの歌の良さが最大限に堪能出来る。この記事を書こうと思ったきっかけの曲でもあります。
ミセス自体もっと世間に届いて良いアーティストです。これを機に、聴いてみてほしいですね。

5.青いイナズマ/林田健司

元曲はSMAP。SMAPと言えば「世界に一つだけの花/槇原敬之」「セロリ/山崎まさよし」「夜空ノムコウ/スガシカオ(作詞)」etc…多くの名曲を提供され、そのセルフカバーのどれもが素晴らしい。
林田健司さんはシンガーソングライターで、「10$」の提供者でもありますが、ご自身はあまり露出されず、セールスに恵まれたとは言えません。実はこちらはセルフカバーではなく、既に林田さんがリリースされていた曲をSMAPがカバーしたので、今回の記事とは本当は主旨が違います。それでも入れたのは、林田さんVer.のカッコ良さを伝えたかったのと、本家が歌うと違ったカッコ良さがあるという私の原体験がこの曲だったから。今聴いても、やっぱりカッコ良いんです。

6.飾りじゃないのよ涙は/井上陽水

トリは大御所、井上陽水さんです。
元曲は中森明菜、言わずもがなですね。
明菜さんとか山口百恵さんとかって、今聴いても本当に稀代のヴォーカリストって感じがします。
声と言い、歌唱力と言い。
陽水さんもまた奇跡の歌声の持ち主で、中性的と言うか、性別不明な魅力がある。なので斉藤由貴さんの『夢の中へ』も良かったし、女性が歌っても違和感がないんです。そんなわけで、トリに相応しいレジェンド、井上陽水さんでした♪

いやそれにしても、音源化されてなくてもセルフカバーが聴けるようになったのは嬉しい限り。
他にもアレやコレやとたくさん素晴らしいセルフカバーはありますが、今回は以上です。

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