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高齢になった親と向き合う①

昨年の夏のこと

実家の母が体調を崩した

その日から母は闘病
父は自分の事は自分でやろうとする
普通の人になった

実家までは車で約30分ほど

後期高齢者な父と母は険悪ムード
父と母の間をとりもつ

わたしが病院に連れて行くと
『夏バテ』と診断された

1週間経っても体調が戻らない

またもや父と母は険悪ムード

具合いが悪い母
   ↓
何も出来ずに困っている父
   ↓
母に頼りきりの父
   ↓
具合いが悪い母
   ↓
イライラする母
   ↓
困るイコール怒る父
   ↓
  こんな風


良く見ると母の肌が黄色い
黄疸

別の病院へ受診すると
『肝内胆管癌』か『胆のう癌』の疑い
総合病院に紹介状を書いてくれた

『肝内胆管癌』ステージ4
リンパ節に転移
肺に転移の疑い

外科的手術不可

放射線治療不可

ビリルビンの数値が下がれば
抗がん剤治療出来る可能性あり

余命を宣告され
抗がん剤治療をしなければ 半年
抗がん剤治療をすれば 1年

余命宣告は
患者本人が聞いた場合には
医者はきちんと伝えることになっているよう

母は聞くタイプだったのだ
父だったら聞かないだろう
夫だったらどうだろう
わたしだったら
どうだろう

その日から
母は闘病
父は自分の事は自分でやろうとする
普通人になった

翌日わたしは
風邪症状もなく1日で解熱したが39度の発熱
病院に受診
コロナとインフルの検査をされ陰性
風邪症状もないので
解熱剤だけポイッと処方された

原因不明の発熱
精神的なことからかな?
こんなこともあるんだな
だなんて感心しながら
仕事を休んで 泣きまくった



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