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ちかげの自己紹介〜あがり症だった私がなぜ会話術アドバイザーとして発信をするようになったか

はじめまして!ちかげと申します。
関東に在住していて
会社員として勤めています。

本業は営業事務です。
今はとある販売会社に所属していて、
主にショールームでの接客応対をしながら営業事務をしています。

また、その前は新卒で入社したリース会社の営業を2年経験したのち、退社して約3年間、様々な業種で「接客」という仕事に従事していました。


そして今の営業事務に従事するようになりました。

そんなわけで、「人と接する仕事」には、もう長年従事していることになります。

この経験を活かして、普段 X(Twitter)の発信では人と接する時の会話力向上に役立つ情報を中心にお届けしています。

この自己紹介では、そんな私が
・𝕏(Twitter)で発信活動をしている理由
・発信を通じて何を実現しようとしているかについてお伝えできればと思っています(^^)


ちかげが今に至るまで

会話術を発信するまでの流れ

新卒で入社した最初の会社で営業を学び
学生とは違う!ということを
実際にお客様と接して体験を積み
会社という組織で上司への報告、先輩や同僚、後輩との接し方を教えていただき、学びました。

ですが、この仕事とまた違うことをしてみたいと退職し、派遣の仕事や飲食店、ホステスなども経験して今の会社に契約社員として入社。

20代半ばで職を転々としていましたが
その職場ごとに良い人たちに恵まれて
収入は低いながらも楽しく仕事をさせていただいてきました。

いまの仕事の時もそう。
最初は良かったんです。

ただちょっと様子が違ったんです。

入社する時はそんなに気にしなかったんですが
会社の規模がデカい

最初の会社では400名ほどの従業員数。
そのあとは店舗単位の人数。

それと比べると一気に規模が大きくなって
従業員数2000人ほどの組織です。

それでも私が配属されていたのはショールームがあるお客さまが来店する場所ですから今まで通りに接客応対しつつ、ご成約した注文の事務処理を間違いなく行えば良いと思っていました。

ところが
店舗の規模も少し大きく、
常時勤務しているスタッフも25名ほどの中規模店舗で売り上げもそこそこよかったので、本社の経営陣から注目されていたわけです。

本来でしたら
店長・マネージャーがその結果を成果としていたのですが

時代は「お・も・て・な・し」といった時代背景…。


いわゆる「女性視点」といったおもてなしを重視しようなどといった東京オリンピック誘致の波に会社も便乗してきたんですね。

「女性の感性が〜」とか
「女性の視点で〜」とか

そういったことが追い風となって
お店の一員だった私は
本社経営の運営側に異動することになります。

来店するお客様がいない場所は
私にとって地獄のような場所でした。


今まで培ってきたことは
「お客様がいるからできること」であって
いきなりそのスキルを言語化しろとか
再現性の高いノウハウにして他のスタッフを教育しろと言われても正直どうやれば良いか戸惑うばかりでした。


その姿をみていた
受け入れ側の新部署のおじさまたちは
『女なんかに俺たちの仕事がわかるわけない』
『接客する時、愛想が良かっただけでしょ』

そうやって打ち解けてくれない状態で新部署での生活がスタートしました。

でも
一生懸命やれば、きっと打ち解けてもらえる。

そう思っていました…。


しかし上層部はそんなことも露知らず

「彼女にやらせてみたら良い」
「彼女はどういった意見になる?」
など
私に尋ねてきます。


店舗にいた時に周りから頼られて
私も自信を持っていたのでしょう。
意気揚々と新しい部署でのスタートをしたけれど…
1人空回りするばかりでした…。


そして部署異動をしてわずか2ヶ月…。


何をするにも初めてのことばかりで
私の自信はどんどこ崩されていきました。

相変わらずよそよそしい
同じ部署のおじさまたち。


人と接することに抵抗がなかったのに
会社内の組織の人間関係をうまく渡ることができず
嘘のように口数が減り、うつむきがちになっていきました。

そして女子社員の中にも派閥があるというのも
この時に気が付きました。


え?ここで食事?

私は4階の所属で女子ロッカーも同じ階にありました。

フロアに2つ
16名ほどが使用するロッカー室がありました。


お昼休憩時にロッカーにいくと
薄暗いロッカーの中に1つだけ置いてあるパイプ椅子に50代の女性社員の方が座って膝の上にお弁当を置いて食堂に行かずそこで食べていました。

最初は忙しくて行けないのかな?と思っていたのですが、彼女もまた誰にも関わってほしくなかったのか、小さな会釈だけしていつも黙々と食事されていました。

輪の中に入っていけないって
こういうことなんですよね。

私は幸いに会社の上層部の方々からよく声をかけていただいていたのでマウント取りあっている女子の方々に話しかけてもらえていました。


食事の時は彼女たちから誘いがあり
食堂でのランチタイムをとることができていました。

逆にそれがまた同じ部署のおじさまたちには
面白くなかったのかもしれないです。

毎日のやることは本社の指導する側の部署としてのやるべきことをその時の上長から与えられてなんとかこなす日々。

その魔の巣窟から店舗に出ていくわずかな時間は気持ちを落ち着かせるための貴重な時間でありやすらぎでもありました。

ここでの時間で出向いた先のお店の人たちから
「わかりやすい、実際に効果がある」と評価してもらえたらきっとこの場所でも楽しく仕事できるはず…!と思っていました。

でも実はどこか鼻がつく態度をとっていたのかもしれないです。

半年が過ぎる頃
ロッカーで1人食事をしていたあの女性が退職されました。

挨拶することなくいつの間にかロッカーも片付けられていて「親御さんの介護があるらしい」という噂だけを耳にしました。

寂しい思いと申し訳ない気持ちが残ったのを覚えています。同時に自分も孤独になっていってこうなってしまうかもといった不安がよぎりました。

何をしても
どうやっても今の部署のメンバーに馴染めない。


室長含めた7名、こんなに少人数なのに。
室長に度々相談してもなかなか改善できない。

馴染めない部署からの脱出

ある時部署中の2人が変なコンビニコミックを買ってきました。

コンビニにある雑誌の脇にあるコミックだったんですが【本当にあった拷問】といった本です。

それを私に駄菓子と一緒に渡してきて

相手:「これ、ちかげさんおみやげ」
私 :「なんですか?これ気持ち悪い感じですけど」
相手:「ちかげさん、こーゆーの好きかなーと思って」

普段ほとんど話さず
コミュニケーションもないのに
こんな本を買ってきて一体何を交流したいのか。

自分の中で糸が切れた瞬間でした。
【もうここの部署で頑張る必要はないかも】
「もう無理です」という白旗を上げた瞬間でした。

人事部に直接相談に行きました。
そうしてヒアリングがされて
店舗に1ヶ月常駐という一時措置をしてもらって
そこの部署を離れることができました。

3年間で学んだこと

閉塞的なオフィスのビルの中は
自分の役割外から受け入れをできないタイプの人たちと、マウントをとりたがる女子社員たちの派閥争いが毎日繰り返されていました。

そんな中に3年弱所属していた間に私の会社での人間関係もガラリと変化がありました。

店舗時代に繋がりがあった人たちとは疎遠になってしまったこと。

つまり環境が変化したことで話が噛み合わなくなってしまったんですね。

逆に本社に行って誰かと仲良くなったのかというと、それもなくて、私は自分が現場・店舗の意識があるために馴染めなかったんです。

会社や組織の中で役割を持った立ち位置にいると
その役割によって会話が成立して話はできるけど
親交は深まらないんだな
ということを学びました。

月を仰いで自分に呟いた【大丈夫】の魔法

翌月からこの部署を離れられる。
でも自分のデスクやロッカーの荷物を取りに行かねばならない…!

月末最終日の定時すぎ。
薄暗くなって誰もいないフロアに自分の荷物を取りに行きました。

一度で終わらせようとダンボール2箱を台車に乗せてデスクに向かいました。

蛍光灯もほぼ消されてて、薄暗い中で一気に段ボール箱に自分の荷物を投げ入れました。


とにかく、早く!
誰にも会いたくないし、声もかけてほしくない。

引き出しやロッカーの中に物が残っていたら
またとりに行かなきゃいけない。

それは回避したい。

空になった引き出しや
ロッカーを何度も見返し、見直しして荷物に蓋をします。

もう誰もいないからエレベーターを使って一気に降りて下で待っている迎えの車に荷物を乗せます。
ここまできたらもう誰にも会わないで帰れる。

時間はもう18時すぎ。
1月の最終日。
見上げたら月がぼんやり白く浮かんでいます。

この場所が自分の配属場所でなくなる安堵感からか
明日からの新しい場所でうまくできるかどうかの不安もあったのか…。

見上げた月を見て自分に
「大丈夫、もう大丈夫。」
そう呟いたら気持ちが落ち着いていったのを覚えています。

新しい配属先で待っていた副作用

新しい配属先は
またお客様が来店する店舗でした。

以前と同じように接客して事務処理をする。

変わらない仕事内容。
だけど店舗が違うのでメンバーが違います。

新しく出会う人たちとうまくできるのか…。
また前の部署みたいに孤独になったらどうしよう。

でも朝の朝礼前からその不安は払拭されました。

「おはよう!今日からの人だよね!よろしくね!」
「ちかげさんだよね!よろしくおねがいします」

めちゃくちゃフレンドリー!
ああ、この場所でまたわたしは頑張っていこう!
そう思えました。

そして朝礼での自己紹介。
「あ、あ、ち、ちかげですす。よよろしくお願いします!」
緊張しているのかめちゃくちゃ噛み噛みでのスタート。

店長に「そんなに緊張しなくて良いよー」と
フォローを入れてもらいました。

そう、あの前の部署での3年間で
私は自分が周りにどうみられているかばかりを気にしてしまう【あがり症】になってしまっていたんです。

あがり症発症、もう話せない

新しい店舗でそこのメンバーに皆さんには好意的に受け入れてもらっているのに。

ちょっとしたミーティングや発表で自分の順番が回ってくるのがわかっているとその時からドキドキバクバクが半端なく襲ってきます。

そして話し出すと声が震えて手も震えて
話してる口調がめちゃめちゃ早くなって
何を話しているか自分でもわからなくなるんです。

え?私一体どうしちゃったんだろう・・・⁉︎

自分でネットで調べてみたら…
【あがり症】⁉︎

めちゃくちゃ当てはまる症状。
面白いくらいに出てくる症状が間違いなくあがり症のものなんですよね。

自分があがり症?
あがり症?

前の部署で人前で話す機会多かったけど
緊張はしたけどこんな震えるとか頭の中真っ白になるとかそんなことなかったのに。

お店の中のミーティングの時だけじゃなく
会社の研修でも同じような現象が発症します。

「ちかげさん、緊張しまくりですね〜」

そんなことばかり言われるようになりました。
もう人前で話せない…(泣)

四苦八苦しながらあがり症改善

すっかり自分があがり症になってしまったという
自覚を持つようになってきた頃私に転機が訪れます。

自分に直属の後輩が配属されたんです。

仕事を教えること自体はそんなに緊張しないんですが
一緒に参加するミーティングなどであがり症が出るとあまりにも格好悪過ぎる。

そのうえ、新人教育係として会社の会議で発表をしなくてはいけないといった状況になってしまいました。

新人として配属されて、とても一生懸命に学ぶその後輩の姿に先輩OLとしてしっかり成長を報告しなくてはいけない。と、ここで彼女のためにも自分のためにもなんとかしてこのあがり症を克服・・・、いや
克服まではしなくても改善したい!

意を決して改善するため色々とリサーチを始めました。

ネットで検索することから始めて
あがり症という言葉をキーワードにたくさんリサーチを始めました。

リサーチした結果からの実践

たくさんリサーチした結果、あがり症の症状が出る人の共通点が見えてきました。

✔自己肯定感が低い
✔人からどうみられているかばかりを気にする


体に出てくる辛い症状も
おそらくここに原因があるのではないかと考え、どうすればあがり症改善ができるのかと実践したのです

最初に取り組んだのは「言葉」
自分が発する言葉に注目。

自分が発する言葉って
実は自分が一番よく聞いているんです。

そこで、脳科学の角度から
顕在意識と潜在意識という自分では気づいていない部分にアプローチをする方法で自分に魔法をかけるような手段を取りました。

「私は大丈夫」みたいな感じで
常に前向き・ポジティブな言葉を口にするようにしたんです。

ただそれだけなのに!すっごい効果が出てきたんです!

ポジティブな口癖は自分を変える

変化は目に見えて現れ始めました。
ポジティブな言葉を口に出しているだけなのに
自分が楽しくなっていたんです。

改善していった経緯はこちらのnoteにも書いています
良かったらご覧ください

https://note.com/preview/n6f971cf91c66?prev_access_key=4a33dd0731293f56089cb189ad87a553



あがり症が改善されてきて見えたもの

あがり症がかなり改善されてきて
✅人と話すこと
✅人前で話せるようになってきたこと

これらは自分にとってもめちゃくちゃ自信に繋がることでした

会話ができるようになるって
職場に限らず人間関係を円滑にして
自分の生活自体も楽しいものに変化させてくれるんだって本当に実感しました!

自分の感情をある程度コントロールできたら
いつまでも沈みきっていることもなく
自分で浮上するための手段を取ることができます。

いろんな方法を知る、
学んで実践してみるってすごく大事です。

今私もこうしてかなりあがり症を改善して
少しステップアップ。

会話したときに相手の方から

✅楽しかった〜
✅また話したいね
✅わかりやすかった〜
✅話が尽きないね


こう言っていただけるようにまでなりました!

正直自分でもオドロキなのですが
あがり症の症状がそんなに出なくなってきて
自分の話と相手の方の話を聞けるようになってきたんですね。

相手の方がどんな話をしているのか
今自分がどんな話をすれば良いのか。
こういったことが見えてきたんです。

会話術を学んだら嬉しかったことがたくさん

✔人と話すことができない
✔他の人や周りの人にどう思われているか不安
✔言いたいことがまとまらない
✔どんなふうに話を返せば良いかわからない
✔上っ面ばかりの会話になる

こういったことで悩んでいました。

でも会話術ってあがり症改善よりも
本当にとてもシンプルです。

よく「聞き上手になれば良い」と言われますが
お互いが聞き手になってしまったら話が続かないですよね(笑)

ちかげ式の《会話を映像化して話す》
【ビジョン型会話術】で得られる5つの効果的効能
1)共感を抱ける会話ができる
2)情景がイメージできるストーリーテリングのある会話ができる
3)思わず笑っちゃうような会話ができる
4)わかりやすく伝わりやすい会話ができる
5)背中を押して行動につながる会話ができる

こういった効果が目に見えて出せたら環境ってメキメキ変わります。

今実際に私が取り組んでみて環境がすごく変わっていっているのを肌で感じています。私と同じように会話で悩んでいる方にむけて私の発信が役に立っていただけたらという思いで発信をしています。そしてこれからどんどん「𝕏(Twitter)」でお役に立てるような発信をしていきたいと思っています!


とくに職場での人間関係って円滑じゃないと
とにかく辛いですよね。

いま職場環境や人との関わりの中で辛い状況にある方

✅うまく上手に話せない
✅どうやればいいかわからない
✅あの人みたいになれたらいいのに
✅もやもやしてる

そんな状況にあるならば
ぜひお気軽にこちらでも相談を承っています!


お話しする前に心配でしたら
DMで事前にご相談していただいても大丈夫です。

そしてnote公式でも
毎回の𝕏(Twitter)での発信ポストで語りきれない
より踏み込んだ内容や
会話をする時の心構えなどもお届けしていきたいと思っています。

また
今後会話術に関する有料noteもリリースしていきたいと思いますので、よろしければフォローしてお待ちいただくと嬉しいです!

では引き続き
よろしくお願いいたします。


ちかげ


























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