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ネコファーストのビジネスモデル

ペット愛好家のみなさん、ご機嫌いかがですか。
筆者は愛ネコに邪魔されながらこれを書いております。

さて、以前「ヒト化するビジネスモデル」で、ペット向けサービスが「人間化」している例を紹介しました。

ではその続編です。
題して「ネコファーストのビジネスモデル」。

昨今、ペットを家族の一員以上に、もはや「VIP」として扱う飼い主が増えているようです。
人間の子どもと同じ、あるいはそれ以上のコストを惜しまずにかけようとします。
つまり、ペットが人間と同等またはそれ以上。

ペットを愛することは、人間にとって多くのポジティブな影響をもたらします。
ペットと人間の幸せは密接に結びついています。
ペットが幸せであれば、それを愛する人間も幸せを感じることができます。
ペットとの生活は、ストレスの軽減、心身の健康の向上、さらには社会的スキルの向上に寄与することが科学的にも証明されています。
ペットとの絆を深めることは、人間にとってもペットにとっても、より良い生活を送るための鍵となります。

そうした流れの中で…

  • ペットフードに地元の新鮮な食材を使用した手作りのものや無添加のものが人気を博しています。

  • 飼い主はペットのために地元の生産者から直接食材を購入し、ペットの健康と地域経済の活性化の両方を支えようとしています。

  • ペットのためのフィットネスジムやスパ、マッサージサロンが登場しています。

  • ローカルの職人ちが作る1点物のペットアクセサリー、カスタムメイドペット家具、ペット専用のインリアデザインなど、ペット中心のデザインスタイルを支えるビジネスも生まれつつあります。

今後の予想ですが、

  • ペット用の高級食材を用いたレストランが登場し、「ペットグルメ」とでも呼ぶべき新たな食文化が誕生するかもしれません。

  • ペットOKのオーガニックカフェが増えるかもしれません。

  • 人間にとっての居心地よりもペットにとっての居心地を優先した住居が増えるかもしれません(※)。

  • ペットのメンタルケアが普及するかもしれません。

  • ペットのためのオンライン教育サービスが生まれるかもしれません。

  • ペットの幸せを考慮した社会システムができていくかもしれません。たとえばペット教育の義務化とか?

  • ペットと人間が共に参加できる活動(ペットと飼い主のための共同作業スペースなど)が増えていくかもしれません。

上記の中には、予想倒れで終わるものもあれば、すでに始まっていそうなものもあるでしょう。

(※)じつは筆者もそういう物件を探しています。

ペットが人間と同等以上という感覚は、筆者にもわかります。
たとえば筆者は、ネコを数えるとき、「1匹、2匹」という言葉を使うのには、どうしても抵抗がありまして。
かといって人前で「1人、2人」と数えるのも、ちょっとどうかなと。
なので「1ニャン、2ニャン」と数えるようにしています。





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