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33.モデル撮影当日

カメラボディ2機、十分なメモリーカード、2パックバッテリー、替えレンズ、撮影に使う小道具、ストロボ、、

服装も本気の撮影モードで準備満タンだった。

天気も最高だった。

朝8時にマリウスから「いい天気だね!今から向かうね!9時ね!」

とメールが来た。

が、、、それから約1時間、一向に来ない

9時になってもこない。

待ち合わせ場所にいても全然来ない。

待ち合わせ場所から見える範囲のカフェで待機するも、全然こない。

「今向かってる!」

とメールは時々くるけど、30分を過ぎても来なかった。
8時に家出るって言ってたけど、スタート地点どこやねん。
と突っ込みたくなる感じ。
10時になって、10時半になって、11時になった。

「本当に今日撮影するの?」と11時ごろに連絡入れるも

「今向かってる!撮影するよ!」

と。イタリア人タイム、ほんとわからん!笑
まぁ文化だから仕方ないのか。と平常心でいた。

午後2時、3時の光は強過ぎてあんまり人物撮影に適してない。その時間帯は撮影避けたかったのに、彼にはわからないだろうな。ストロボにがんばってもらうしかないな。などと撮影の対策を考えながら待ってた。

11時半になってようやく「あと10分

でた。彼の謎の10分!1時間かな?と思ってたらほんとに10分で来た。
マリウス時計が一向につかめない。なにかしらのタイミングは良いのに。

「遅れちゃった!待った?車乗って!」

とニコニコで言われる。このイケメン笑顔なら許せてしまうから、イケメンという生き物は凄い。車に乗り込み目的地がわからないまま連れ去られるアンジー。

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車の中ではBBCが流れて、DJのコテコテなBBC訛りを真似して爆笑してた。
いつのまにか、訛りで遊べるようになって早口で喋るDJがなに言ってるのかわかることが多くなっていた。
外国人のマリウスと、BBC鈍りで一緒に大笑いできるのがとても嬉しかった。

車を走らせること約1時間(結構なスピード出してたと思う)、海がみえた!!!

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「Yeahhhhhhh! Brighton!!!!!」

と叫ぶ彼。
ほんとにほんとに、昼スタートでBrightonまで来てしまったのだ。

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感動した。
ロンドンには海がないから、海が見れて感動。
車を止めて、お水とみかんとアイスクリームを買って海岸に向かった。

つづく

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