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愛知県小牧市の事件に寄せて:子育て中の主婦からの視点


愛知県小牧市で起こった事件は、私たちの心を痛めるものです。

ボリビア出身の女性が、自宅で出産した赤ちゃんをトイレに流した疑いで逮捕されたというニュース。

この報道を目にしたとき、私自身が過去に経験した流産の記憶が蘇りました。

私は11週で自然流産を経験し、その時の激しい痛みとともに、知らず知らずのうちに大切な命を流してしまったのです。病院からは、もしトイレで流産したら検査のために持ってきてほしいと言われていましたが、その時はそんなことを考える余裕もありませんでした。


この事件の女性がどのような心境だったのか、私には想像もつきませんが、子どもを授かり、育てるということは、ただ単に身体的な出来事ではなく、精神的な準備や環境が整っていることが前提です。健全な恋愛、信頼できるパートナーとの関係が基盤となって初めて、子育てへの意思が芽生えるもの。この女性には、そのようなサポートがあったのでしょうか?


私たちは、この事件を通して、子どもを望むすべての女性が適切なサポートを受けられる社会をどう築いていくか、深く考える必要があります。また、一人ひとりが抱える問題に対して、共感と理解を持って接することの重要性を、改めて感じさせられます。


子育てをしている私たちにとって、子どもはかけがえのない宝物です。だからこそ、このような悲しい事件が二度と起こらないよう、社会全体で支え合い、守り合うことが求められているのではないでしょうか。

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