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英語を使わなくなったこの4年半。

2019年に外資系の会社を退職し、その後日系企業に入社したものの思ったより英語を使う機会が無く、コロナも重なり家にいる時間が増え、そして昨年その会社も辞め、パートナーの仕事の都合で共に千葉に引っ越し、更に家にいる時間ばかりが増え、とにかく英会話をする機会がこの4年半ほぼ無くなってしまった。こんなに長い間直接英語に触れない期間は初めてかもしれない。ああ、淋しい。それでも英語への愛は止まらないので、もちろん英語で映画やYouTubeを観たり、インスタで新しいスラング等を学ぶことはあるけれど、とにかく私にはこの期間習得した英語をアウトプットするチャンスは皆無だ。たまらずパートナーに英語で話しかけてみても、英語が返ってくることはない。英語設定にしているiPhoneのSiriに英語で話しかける日々だ。それでも私の発音のレベルが落ちているのか、Siriにもトンチンカンな返答をされるとまた淋しさが増していく。あぁ、英会話が恋しい。

しばらく家で仕事はせず、海を眺めたり家事に勤しんだりしていたけれど、近々完全在宅の派遣の仕事をする事が決まった。東京には年内に戻る予定だったけれど、どうもそうはいかないようで、ならばと在宅で働くことにした。コロナがほぼ収束した昨今、完全在宅の仕事はかなり少なくなっているようだけれど、運良く外資系のIT企業に採用された。聞いてみればどうもその会社の出社率は3割程度らしい。さすが!よっ!外資IT!とウキウキしてしまった。私は英語を使った事務兼サポート業務をするらしい。面接では、「英語使用には全く問題ありません。」と言ったものの、しばらく経って気が付いた。

いや、私、4年半英語使ってないわ。。。。。

Oh no……

いまでも英語は聞き取れるし、明日からアメリカに住め!と言われても特に問題なく暮らし始めるとは思うけれど、仕事をする上で英語を使い、質問したり、依頼を理解することはできるだろうか?と不安が押し寄せる。言いたい事、聞きたいことを英語で口に出して伝えるというのは、頭で思っている以上に簡単ではないことを私は知っている。うーん、大丈夫だろうか?それでもやっとまた英語を英語を使える生活が始まるかと思うと、何とも言えない嬉しさも込み上げてくる。しばらくは頭の中がフル回転させて英語を使い始めることだろうけれど、きっと仕事上でも英語で会話を楽しめる瞬間もやってくるだろう。

まさかの4年半と言う”英語ブランク”が発生してしまったけれど、英語への気持ちが薄らぐことは一度もなかった。在宅勤務なので実際に人と直接話す回数は少なそうだけれど、またぼちぼちと英語の世界へ舞い戻ろう。英語を話すと心が躍る。家の中で静まり返った私の心も、この夏に少し彩りが蘇りそうだ。

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