好きだけじゃどうにもならないことだらけだ。

君の生活にそろそろわたしは邪魔な存在になってるのかもしれない。毎日一緒に寝てた。週7で寝た。でも最近はわたしの方を見ない。そりゃそうだよな。わたしたち300日くらいいっしょにいるね。君がいつも寝苦しそうなのはわたしがここに居るからなの?わたしが君の1人の時間を奪うからなの?最近ずっとスマホ見てるじゃん。具体的に話すことはたしかになかった。わたしからも何も言えなかった。それがだめだったのか。だめとかそんなことばっかだな。なんでだめなことがあるんだよ。でも何もだめなんかじゃないよ、と言われても、お前に何がわかるって結局受け入れられない。めんどくさい人間なんです。ごめんなさい。いつしかわたしにとっては君といる時間が救いになった。あんたが機嫌悪くてほんとうに怯えてた日も、あんたが機嫌良すぎる日も、あんたが酔って真っ直ぐ歩けない日もぜんぶだよ。ぜんぶ嫌な日はなかったよ。いまもね。わたしも君も生きるのが苦手なんだと思う。人といないと死んじゃうわたしと、思考があまりにも極端すぎる君。わたしたちはすぐに落ち込んで、鬱になって、互いを傷付けてばっかだ。でもねわたしにはそれが救える気がしてた、君を理解できるのはわたしだけなきがしてた。だからわたしを理解できるのも君だけだと思ってた。でも分かってなかったんだよね。きっと。君はもうわたしを好きじゃない。最初から好きじゃないのかもしれない。わたしにとっては救いでも、君にとっては大したことないものだったのかもしれない。わたしが今すぐ君の目の前から消えたってきっと悲しくない。

好きだけじゃ出来ないことがあまりにも多すぎるんだよ。熱中症、ねっ、ちゅーしよう。クサイけど大好き可愛い。ちゅーしてぎゅーしてそれだけでいいよ。でもそれも言えない。君にとって負担になりたくないから。ちゅーもぎゅーもわたしがお願いするのは、とても、とても難しいことなんだよ。わたしの満たされることをすると、君は犠牲を払うかもしれない。いまは元気のない君には、わたしがほしがりすることはただの負担になる。もともと好きだから成り立つものだったのに、好きだけじゃだめになった。ちゅーもぎゅーも、好きだけじゃだめになった。君の負担になるのなら、わたしはなにも望めない。ほんとうはずっといっしょにいたいよ。色んなのところにも行きたいよ。
今日あったことの話をしよう。今日見た人のこと、起きたこと。君の話はいつも不思議で、何を言ってるかわかんなくて、でも面白かった気がする。

こんなにも人に満たされないと死んじゃうのなんて、おかしい。君のことだいすきって言ってるけどもしかしたら、そういう存在に依存してるだけなのかもしれないと怖くもなるんだよ。君みたいに毎日居てくれる誰かがただ欲しいだけなんだって、それじゃあ君じゃなくてもいいのかもしれないって、少しだけ思うことがあるんだよ。でもわたしたち最初からそうなんじゃないのかな。足りないものを互いに埋めようとした。君もひとりで生きていけないから、ひとりで生きていけなそうなわたしを見つけたんだよね。でも君は一人になりたいと願い始めた。わたしが君を縛ったから?君は放っておいたらどこに行くか分からないじゃない。君の周りにつく女は全員呪った。もう誰も近寄せないよ。わたしたち不器用だから、ずっと埋めあっていくしかないんだよ。君が落ち込んでうつになったら、わたしは頑張れなんかいわないよ。ただそばにいればいいんだよね。わたしも大人にならないといけないのかな。君という依存から離れないといけないのかな。待ってたら、また楽しい時間が戻ってくる?
君がわたしのことを大好きだったころ。少し残った背徳感と好奇心。君がわたしをいっしょに死んでもいいくらい好きと言ったあのとき。

わたしといっしょに死ねるくらい、いまも好き?。

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