わたしたち不器用だけどたすけてくれてありがとね

1.19

これ、ちゃんと堕ちてるんだとおもった。

12月くらい続く無気力と人が居ないと寂しすぎて死んじゃいそうなるこころは、遂に最近限界がやって来て意味もなく泣いてる日が多くなった。

やっと鬱を抜けられたかもと思ったら、数時間後にはまた泣いていて、色んなことに絶望して、自分ではどうしたらいいかわからなくなったの。

友だちも楽しくない話してごめんね。誰か救ってください。ほんと。

結局、同じように精神がちょっと不安定な彼氏を頼るしかなくなった。昨日、元気になれたていったのに、まただめになっちゃってごめんね。
「また鬱になっちゃった、もうどうしたらいいかわかんないや」

ほんとうは別に外に出る気分でもなかったとおもうし、きっとめんどくさかったと思うけど
何も言わないで、外に出してくれた。

どうしたのとか、そゆことは全然聞かないでほんっとに関係ない話ばっかりしてくれた。さっき散々泣いてしまって虚無になった頭には理解力が欠けていて、大した反応もできなかったけどなんかひたすら話してるのを聞いてるのは安心した。

まだ夕方なのに、少しだけお酒飲んでごはん食べた。
帰りになんだかまた涙が出てしまった。
「悲しくて泣いてるわけじゃないんだよ」
考えることが多すぎて頭がパンクしちゃった、それに悲しくないのに涙がでることが辛かったの。

まだ帰りたくなくて、だけど何がしたいのか何も分からないわたしはこの後どうする?に返せない。わたしの決定がほんとうにやりたいことなのかわたしには分からないから。

帰りたくないことだけが決定事項でお散歩することにした。
「明け方の若者たちに」出てくるような公園があって、わたしは遊具に乗った
わたしは(自称)サブカル女だから夜の公園が似合いすぎちゃうかも…て思った。
隣には保育園があって最後のお迎えの保護者が見えた。こんなに遅い時間まで保育士さんも保護者
働いててすごいなあ。
短いすべり台を降りていって、また歩き出した。

わたしはカラオケに行きたくて、1時間だけ歌うことにした。
絶対に聴かせたかったロックンロールパラダイスがなくてげんなりした。
代わりに絶対絶望絶好調を歌った。
いまわたしは世界と自分に絶望してるし。

好きだったけど きれい きもいきらい

絶対絶望絶好調/大森靖子

わたしは今もあんたのこと大大大好きだよ。
でも嫌いになっちゃうときもある。それも含めてきっと好き。大好きな人を前にきらいとかいっちゃう歌を歌ってごめんなさい。でもわたしがほんとうにあなたをきらいになった時は、この曲を思い出してどうか苦しんでほしいな。•*¨*•.¸¸♬︎

だんだん夜は深まって、寝不足と泣いたことでもうわたしはとても眠くなった。
そのうちだんだんこころも落ち着いてきたのがわかった。

今日の夜は、すごく元気なわけじゃなかったけどきらきらしてみえるようになった。歩いた道も、公園も、カラオケでの選曲もわたしはきっと忘れない。そういう時間がわたしは大好きで、ずっと続いてほしいと思ってる。何も知らないこの街に来て、少しだけこの街のことを知った。いつか終わることがほんとうに怖い、あなたもいつか、絶対に居なくなる。わたしもあなたの前から、絶対に居なくなる。タイムリミットはどんどん近づいてるよ。来年の今はどうなってるのかな。
バレンタインに何をあげようか考えてるよ。甘いものがきらいだから、わたしの手作りもきっときらいだから。冬に出来ることをしよう。下北沢の約束も絶対だよ。あの喫茶店のホットチョコが最高なの。12月の冬と1月の冬と2月の冬も全部違う。もう1回雪が降ってくれないかな。冬にしかできないことをしよう。寒くてたまらないのもいまだけなの。
わたしは馬鹿だから直接はいえないけど、こころが大丈夫じゃないときにたすけてくれてありがとね。わたしもきみの悲しみを全部ぽーいしてあげれる力がありますように。君のがんばりを全部抱きしめてあげるからね。

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