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職人坪井の優勝戦(グラチャン後記)

みなさんこんにちは。
グラチャン優勝戦終わりましたね。私の予想は1-24-234で9.7倍当たり。4点だからベタ買いでもプラスになりました。これでnote予想の戦績は5勝5敗1分けとなりました。
今のところ数字は良い方に偏ってますねw

さて今回の優勝戦、平成生まれでSG初制覇の磯部とそれをギリギリまで追い詰めた石野は凄かったです。しかし、私が注目したのは3着争い。コレもさすがSGという展開でした。

ではまず、坪井選手と池田選手をざっくりご紹介。
【坪井選手】

坪井選手

ここ2、3年はSGで大きな活躍はありませんがこれまでSG優勝3回グランプリ出場6回という実力派。派手な選手ではないので最近オールスターに出られないのが残念…


【池田選手】

池田選手

愛知支部を牽引するスーパースター。SG優勝10回。グランプリ出場13回優勝3回のトンデモない選手です。そして、40代中盤になっても未だに第一線で活躍するバケモノです(いい意味で。)www

さて、この2人81期と82期で競艇選手になったのもデビューもほぼ同時期。年齢層的にも同世代。そして所属も静岡と愛知でお隣同士。
こんな2人の競り合いは本当に見てて楽しかったのでご紹介します。



では、レースをざっくり振り返ります。
並びは前付けもなく枠なり3対3

スタートスリット

スリットでは外枠がゴリゴリに入ってます。
しかし、ここからはパワーの差で内枠が伸び返します。

①一周1マーク
②一周1マーク

④の坪井は②石野の内側をキッチリ刺し狙い。⑤の池田は②と③の動きを見て空いた隙を見つけて捲り刺し狙い。とここはセオリー通り。

③一周目バックストレッチ

バックではオバケモーターの石野が抜け出し、③④⑤が3着争い。この後、2マークで一瞬④
坪井が抜け出したかのように見えましたが、②の石野がやっぱり追い付き焦点は3着争いに。

④二周1マーク
⑤二周1マーク
⑥二周1マーク

④〜⑥を見ていただきたいのですが、②④に先行された⑤池田選手は多少強引でも内側から舟を入れて先にターマークを回ります。これは、見てる側からすると(特に池田選手を買った場合)「よし!池田先に回れ」と言うのですが、強引に突っ込み過ぎると、他の舟の波を受けて転覆したり、舟が浮いてキャビテーションを起こす可能性もあります。
またそれを見て、④坪井選手は②の外を周ります。これは大周りに見えますが、前の舟の波を受けないのでスピードに乗りやすく安全性は高いターンです。

ここからバック伸ばし合い。

⑦二周バックストレッチ

外を回した④坪井が一艇身リードをとり、2マークの攻防。

⑧二周2マーク
⑨二周2マーク
⑩二周2マーク

ここでも内側のターンマークギリギリを回しに来る池田選手。ちょっとでも坪井選手がミスれば順位が入れ替わるターンですね。
対する④坪井選手は、内側を回る池田選手を見て、外から一瞬溜めてアクセルレバーをしっかり握って回ります。そして、池田選手の進行方向に引き波(航跡)を浴びせて勝負有り。

勝負有り!

この2人の二周の攻防を簡単に書いてしまいましたが、恐らく2人の間では相当な駆け引きがあったと思います。
特に二周2マークは、池田選手に先に回ってもらって、外に開いたところを刺すというのがありがちなパターンです。しかし、坪井選手は池田選手がそんなヘマはしない事を織り込み済みで一拍置いて外から引き波を浴びせたのか…
もう、このレベルだと本人にしかわかりません。
ただ、この時の坪井選手のターンが凄かったことは事実。YouTubeで見てください!
また今回は細かく触れてませんが二周のバックストレッチもSG優勝戦らしい駆け引きでした。

それでは、皆さん7月児島のオーシャンカップで予想出しますので宜しくお願いします。
*しばらくは無料で出すので当たったら支援検討ください!

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