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チャットGPTは誰がどんな目的や経緯で誕生したのか?

チャットGPTとは、OpenAIが開発した人工知能モデルの一つであり、人間が書いたような文章を自動生成することができます。

この技術が生まれた背景には、OpenAIが目指す人工知能の開発と普及があります。では、チャットGPTが誰によってどのような目的で開発され、どのような経緯を歩んで生まれたのでしょうか。

そこを、一緒に見ていきましょう!!

チャットGPTの創設者はだれ?

チャットGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理の人工知能モデルの一つです。

このOpenAIは、Elon Musk(イーロン・マスク:TwitterのCEOで有名な実業家)やSam Altman(サム・アルトマン:OpenAIの創設者であり、岸田首相と会った人)などの有名投資家によって共同創業として設立されたAI研究企業です。

イーロンマスク
※イーロンマスク氏:Wikipediaより引用
サム・アルトマン
※サム・アルトマン氏:Wikipediaより引用

このチャットGPTが開発される以前、OpenAIはGPT-2というモデルを公開しました。GPT-2は非常に高い文章生成能力を持ち、人間との区別がつきにくい文章を自動生成することができた。

2020年6月にGPT-3が開発された

しかし、この技術が悪用されることを懸念したOpenAIは、GPT-2の一部を非公開化するとともに、大規模なモデルの開発を中止。

その後OpenAIは、GPT-2を改良したGPT-3を開発し、2020年6月にリリースしました。GPT-3は13億のパラメータを持ち、人間のような文章を自動生成することができます。

チャットGPTが誕生した!

しかし、GPT-3にはいくつかの問題点があり、OpenAIは、より高度な自然言語処理技術を目指し、GPT-3の改良版として「チャットGPT」を開発。

※チャットGPTのロゴ:Wikipediaより引用

このチャットGPTが、いま私たちが使っているオープンソース(一般的に公開されたデータ)として使っているわけです。

ちなみに無料版で使えるチャットGPTは、正式には2022年11月に公開されたGPT3.5(プロトタイプ)です。

このチャットGPTはGPT-3と同様に、自然言語による機械学習のため、人間が書いたような文章を自動生成することができますが、より検索ユーザーが求めている答えを返答できるようになっている。

なお有料版は現在チャットGPT-4が使えるそうですが、今後はGPT-5がリリース予定と言われています。

しかしチャットGPTは、よりリアルタイムな会話に適した構造を持ち、インタラクティブな会話に対応することが可能。

ただ今の所は、若干、機械的な文章生成ですが、OpenAIはチャットGPTを通じて、より自然な会話ができる人工知能の開発を目指している段階と言えます。

まとめ

いかがでしたか??OpenAIは、まさに人間の生きる術をサポートしたAI。

もちろん、まだまだ懸念される部分も多いですが、このAI参入により、ビジネス業界だけでなく、様々な分野で市場の競合を公平化することが目的とされています。

また新たな市場開拓にも大きな社会貢献をもたらしていくとも言われています。今後は、チャットGPTが、一人一人の人間を、より豊かな生活を歩めるように成長してくれることを願います(*^^)v

最後までお読み頂きありがとうございました!!

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