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従業員から愛される会社が必ずしている「3つの数値化」


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こんにちは。ビジネス数学・教育家の深沢真太郎です。

昨今は「数値化」をテーマに皆さんに学んでいただいています。ビジネスにおいて重要であることは誰もがわかっているテーマ。にもかかわらず実際にやるとなると難しいテーマ。でもやっぱり必要になってくるテーマ。おそらくあなたもそのような認識なのではないでしょうか。

最近に公開した記事はこちらです。まだお読みになっていない方はぜひとも。

さて今回はこれらをいったんまとめる機会にしたいと思います。3つの記事のタイトルから想像できるかと思いますが、これらの記事の対象者は経営者や管理職、人事担当者と呼ばれれる人たちです。

彼らに必要な数値化には大きく3つあります。重要な整理です。ぜひ心にメモをお願いします。

目標の数値化
行動の数値化
評価の数値化

わかりやすさのためにダイエットを例にしましょう。

目標の数値化
→目指す最終地点の言語化です。10kg減量する、などでしょう。どこを目指すのかが明確でない仕事に、「達成」「成功」という概念はありません。それはまるで行き先を決めずに飛行機を飛ばすようなものです。

行動の数値化
→10kg減量する!と心で念じれば達成できるわけではありません(笑) 達成するためには行動が必要です。そこで行動の数値化が求められます。朝7時に起きて、水を○ml飲んで、食事のあとは1万歩のウォーキングをして、夜は0時までに就寝する、、、、といった。具体的な手法については先ほどご紹介した記事でまとめていますのでぜひ(というか必ず)ノウハウとして持っておいてください。

評価の数値化
→評価もなにも、10kg減量できたかどうかだけの問題では? と思われる方もいるでしょう。その考えはもっともだと思います。一方で、結果だけがすべてではないと考える人もいるかもしれません。3年前にダイエットに挑戦したときに比べて成果は出ているとするなら、それは評価に値するのではないでしょうか。10kg減量なら「Good」だが、9.9kg減量だと「Bad」と評価することは果たして正しい姿勢なのでしょうか。ここはそれぞれの価値観が重要なのかもしれません。いずれにせよ、目標に向かって行動したことに対しての評価は必要になります。それをしないことがいわゆる「やりっぱなし」と呼ばれる状態です。

以上が3つの数値化です。

研修などでこれらを話題にすると、それぞれに典型的な質問をいただきます。ご紹介しましょう。

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