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人事評価に役立つ!「部下の評価」を数値化する「6ステップ思考法」

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33冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家の紡ぐ文章。国内唯一のビジネス数学・教育家である著者が、独自の目線でビジネススキルを解き明かします。著者は大手企業のビジネスパーソンからプロ野球球団・トップアスリートまで述べ2万人に「ビジネス数学」を指導。結果を出す人の思考法を熟知しています。
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こんにちは。ビジネス数学・教育家の深沢真太郎です。

この記事は人事評価というキーワードに何かを感じる方や、数値化して評価する手法に興味のある方にノウハウを提供するものです。

人事担当者の皆様、管理職の皆様、人を評価するという極めて難しい仕事で悩んでいるすべての皆様、ぜひ活用してみてください。あなたが何を大事にしているか、どういう人物を評価したいと思っているのか、はっきりわかるはずです。発見もあるでしょう。


ではさっそく本題に。

先日、様々な企業の人事評価制度をサポートしている人と対話をする機会がありました。とても引き合いが多いテーマとのこと。なるほど、たしかに従業員がいるすべての企業に必要なことです。そして何より、「そこ」がしっかりしていないと何が起こるかというと…

「この会社はオレをちゃんと評価してくれない」

という従業員が続出することになります。結果、離職者が増える。。。。 これは経営的に無視するわけにはいきません。人事評価制度をどう構築するか、評価そのものをどのようにしていくか、これは極めて重要な経営課題なのです。

上述の対話の中で、「評価をどう数値化するかが難しい。深沢さんの考えがあればヒントが欲しい」的な文脈になった瞬間がありました。確かに私は数値化するための思考法やノウハウは専門です。お手伝いできることもあるかもと思いました。

そこでこの記事では、評価を数値化するとはどういうことか、そしてどうすれば可能なのか、企業研修で主に管理職に指導してきたノウハウを大胆にも公開することにしました。

少しでも悩めるビジネスパーソンのヒントになれば嬉しいです。


まず重要な問いがあります。

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