目線を上げる(5/4)

藤田晋さんがYoutubeで、動じない心をつくるには「目線を上げる」ことが重要だと言っていた。
私はホリエモンに感化されて起業をしたので、どちらかというと「今に集中」の方がしっくりきていた。ただ、確かにそれだと出来事ひとつひとつのことに対処しなければならず、物事の優先順位が付けられないので全部こなして大変になっていた。しかも動じていた。ただ、目線を上げるということをすると、長期的にみて今何が1番重要なのかの優先順位を付けられるようになり、上手くいかなかいことがでてもそれが重要では無いことであれば心は動じない。さらに言うと、俯瞰してみていると何か上手くいかないことが起こりそうであれば別の芽を仕込んでおくことができる。それは、目線を上げて目標に到達することが全てと考えているため手段が沢山思いつくのだ。
目の前のことしか見ていないと、それが出来ない。目の前のことしか見ないというのは、つまりコネクティングザドッツで、目の前のことにとにかく集中して気がついたら形になっているという「目的逆算型」とは逆の行動だ。こちらを推奨しているのがホリエモンやスティーブ・ジョブズだ。そう、いわゆる「天才」というやつだ。
スティーブ・ジョブズは大成功したが、ホリエモンは逮捕されてしまった。それでもライブドアを作ったのは素晴らしすぎる功績だ。しかし、孫正義やら藤田晋、楽天の三木谷さんのように「戦略家」の方が、大きな存続する会社をつくることができている。つまりは、長期的に存続する大きな会社を作るためには、自分の感情でやりたいことだけやる、では限界があり、ある程度先のことをみて戦略を決めないといけないのだろう。
逆にホリエモンが目の前のことだけ集中してあそこまで成り上がれたのは、目の前に来たものをとにかくこなしても全てのことをやれるだけの実行力があったからだ。そうじゃない人は、戦略的にやる必要がある。こういったAI時代という先が読めない時代でも、不変の軸を見つける(つまり、それは自分の志)ことで、それを元に戦略を実行していくことが出来るのだ。目的は「決める」ことが大事だ。私は今まで今に集中だけして生きていこうと思ったが、視点を上げるということをやっていくようにする。

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