ELLE 24年4月号 NCT マーク 和訳


 
SuperMの撮影以来、3年半ぶりの再会です。当時、個人的なカバーがあることを現場で知って驚かれていたのを思い出します。
僕もその言葉を聞いて「クレイジー!」と反応したのを覚えてます。(笑)
 
 
今日はポロ・ラルフローレンのアンバサダーとしてお会いしました。マークのファンなら「ピンクポニー」のボールキャップやオックスフォードシャツを、1枚くらいは持っているのではないでしょうか?
そうなんです!キャンペーンの画報も撮影したのですが、ラルフローレン・がん撲滅プログラムへの寄付という意味もあり、より意義深いもので、僕も当時はその帽子とシャツをよく着てました。
 
 
マークはK-POPに興味のある人なら尊敬するしかない、アーティストの一人だと思います。「ポーリー」出演時に道で出会った市民が、「アイドルの神」と言ったほど。
とてもありがたい言葉です。
 
왜 사람들이 마크를 그렇게 표현할까요
 
なぜ人々はマークを、そのように表現するのでしょうか。
表現ひとつひとつに深い意味を与えたくないですが、第三者的な立場で客観的に見れば、認めざるを得ない部分があるんじゃないでしょうか。様々な壁に属すNCTシステムの特性上、どのK-POPグループより定期的に誠実な姿を見せてるからです。そして、出るたびにリアリティを維持するために、努力した部分も認めてくれたのではないでしょうか。
 
クオリティを維持することが大事ですね。
そうでないまま、イメージだけで消費されることが多かったら、それが僕をもっと苦労させたと思います。いつも、もっと練習して考えようと思ってます。そういう部分では、確かに僕の基準や欲があります。
 
 
NCT U、NCT 127、NCT DREAMで合計6つのステージを披露した、昨年の年末のステージが思い出されますね。
「歌謡大典」でしたよね?でも、結局、今のように多くの役割を担うようになったのは、僕に与えられた仕事だと思うんです。難しいですが、それでも僕ができることだから、できるようになったんじゃないかと思います。
 
 
「私は君を世界の頂点に上げるために育てた、世界に私が君を育てたことを見せるためだ」というNCT 127のドキュメンタリーで言及した聖書の一節のようにね。
僕の多くの部分が、広く見れば宗教的な面と繋がってます。
 
 
真面目な模範生のようで、逆に表現力が自由なプレイヤーなのが不思議な感じです。
もし、僕が色がはっきりしているメンバーだったら、表現力についてこんなに悩まなかったかもしれません。でも、僕は意外と合う人が多いと思うんです。水に出会った魚のように、もっと合うコンセプトがあることは分かってますが、絵を描くときにも変わらないように、いつも多様な試みをしようという意志に、共感してくれる人たちと一緒に仕事をしてます。そういえば、それが僕の一番の原動力ですね。楽をしたくないということ。
 
 
3月25日のNCT DREAMのカムバックを控え、「DREAMの隊長」としての抱負は?
メンバー全員がファンと、もっとたくさん会いたいと思ってます。準備する時間があった分、これまで以上に多くのミーティングを行い、僕たちの意見がたくさん反映されたアルバムになると思います。
 
WeiboのIDは「重要な話があります 我有重要的活說」という意味ですね。IDにしては珍しいですね。
中国人に僕がよく言う言葉で、この言葉の後ろに「愛してみたい」などの言葉をつけるんです。(笑) ロンジュン僕の好きなスイカを、チョンロは今のIDを勧めてくれました。
 
 
マークの言葉で印象に残っているのは、「計画を立てるのもバカバカしいことだ」という内容でした。「物事がうまくいくにつれて楽しく一緒にやろう」という内容だったのですが、いつも大きな計画の中で動いている人が、こんなことを言うなんて!って思いました。
何ヶ月後、何年後まで計画していても、僕たちがコントロールできる範囲外のことがあるのは確かです。それを受け止められないほど閉塞感に囚われないで、その変数が自分にとって、プラスであろうと、マイナスであろうと、別の方法でアプローチする必要があると思った時期に言った言葉です。
 
一番身近な存在であるメンバーから何かを学べるのが、この仕事の良さだと言ったこともあるのですが。
あっ、ついこの間、まさにそう思いました!兄さんのソロ曲が出たので。NCTは兄弟であり、お互いに先生のようなチームの後ろに、こんなアーティストがいることが改めて刺激になりました。僕を一番成長させてくれるのはいつもメンバーです。結果を一番最初に見せてくれるのも、誰の血よりも心に響く言葉を言ってくれるのも。 僕たちの間には常に健全な競争心が存在します。
 
 
SMルーキーズだった14歳から姿が公開され、兄さんたちにとっては本当に弟のような存在だった時期もありました。今は兄さんたちがマークを頼りにしている面もあります。いつ頃から関係が変わったんですか?
あえて言うなら、武器ができた時だったと思います。チームは音楽性やカラーに影響を受けるものですが、NCTとして初めて発表した「The 7th Sense」がラップの比重が高かった曲だったので、ラップというジャンルがチームのカラーとして浮上したんです。
 
 
一緒に仕事をしているプロデューサーの、ドレス(Dress)とインタビューで会った時、マークの話が出たことがあります。K-POPアーティストはポップスターです。「チーム活動をしているアーティストがソロ曲を出すときは、なぜこんな音楽をしたのか説得力があるはずだ」という言葉が印象的だったんですが、同意しますか?
僕はその兄さんの影響を少なからず受けてる気がしますね。(笑) 兄さんの言葉通り、マニアックでないポップスもまだ新しく聴こえるということを知ったことで、さらに想像力を膨らませたり、欲を出したり、「Chik」や「Golden hour」のようなソロ曲は僕の幅を広げてくれました。
 
 
それにしても、こんなにタイトなスケジュールの中でも、着実にソロ曲を披露する意志はどこから来るのですか?
自然な感情ですね。NCT 127とNCT DREAMという、色が違う2つのチームの交差点メンバーとして、両方とも100%やり遂げようという気持ちでやってるのに、なぜ時々虚しいのか悩んでいた時期がありました。振り返ってみると、ただ自分のステージで自分の話を自由にやりたいという気持ちがありました。そうして、初めて披露したソロ曲が「Child」です。そして、どんなに忙しくても、本当にやりたいことはできるじゃないですか!お腹がいっぱいになっても、デザートを食べるお腹は残ってるように。
 
 
さっきの「Golden hour」の歌詞みたいでした。「Appetizer じゃなく main dish じゃなく僕」、この部分。(笑) 2022年2月の「Child」リリースと同時に披露した、コメント映像「Child's Diary」に、マークという人の原型がたくさん詰まっていると思うんです。自分は誰なのかという悩み、自分自身を愛することが容易ではないという話をはじめとして。
ちょうど先日、その映像を見返したんですけど、僕の性格上、そういう悩みを抱え続けるのは仕方がないことだと思うんです。23歳の時とは少し変わったんですけど、今でも悪夢とか自分自身について考えたりするんです。あっ、でも今だったら、そんなに素直に言えないと思うんですけどね。あの時は本当に素直だったから。(笑)
 
 
マークを長く見てきた多くの人の話や言葉が、自分自身を肯定してくれることはありますか。
いいえ!もちろん、慰められ、満たされる部分はあります。一人で考えてたら、ねじれてた部分が、会話の中で解けることもあります。でも、それだけでは足りないんです。結局、気づき、修正し、実現するのは自分自身だから。
 
 
最近言われた言葉で一番励まされたのは 。
マークがやりたいことをしてほしいという言葉、マークを愛する人たちはマークが何をするにしても応援する準備ができてるから、ファンがこれを好きかどうかさえ考えないようにという話だったんですが、聞いてみてわかったんです。僕がこういう言葉を本当に聞きたかったんだなと、僕はファンサイン会でいい話をたくさん聞きますね。
 
 
どうですか、そうやって突き進んでいけると思いますか。
一度は壁にぶつかるかもしれないと思うんですけど、人にどう映るか気にしないわけにはいかない性格なので、そのバランス感覚を見つけるのは僕次第で、最終的にはその道を見つける過程になると思います。そういう意味では、僕がテヨン兄さんを好きな理由は、兄さんはアーティストとしての色がすごくはっきりしているからです。その色がソロアルバムでも自然に表れてましたね。
 
 
ヘチャンもマークに似たようなことを言っていました。「兄さんが普通じゃないから、何をやっても普通じゃない」って。
それは、ヘチャンが僕を見る目線だと思うんです。(笑) 僕は自分が普通じゃないと思うんです。これもすごく共感した言葉で、他の人の好みを狙って創作してはいけないし、自分の中で答えを探さないと自由になれないって。今自分がやりたいこと、自分が一番自信を持って見せられるものが何なのかを考えようと思います。
 
 
マークにとってダンスとは、デビュー当時から独創的な動きで注目されたメンバーでもあります。一生に1つしかできないとしたら、ダンスを選びますか?
音楽があるときに踊るのは当たり前のように感じます。人にも一次元的にすぐに受け入れられるという点で、楽しさを感じることが多いですね。ヒップホップのベースは自信があります。
 
 
練習室やレコーディングルームのような空間が持つ意味は。
こういうバルスやフロー、音域は自分が難なくこなせるんだけど、だからといって、必ずしも結果が良いとは限らないんですよね。ある程度の緊張感を持って取り組んだときに、期待したレベルが出るんです。レコーディング室や練習室は、だから今でも僕を緊張させる空間なんです。
 
 
「プライド」と聞いて何を思い浮かべますか。
責任感ですね。ファンの誇りになりたいという責任感、何でも堂々と、期待以上のものを見せたいという気持ち。僕のすべてがこの心と結びついてます。
 
 
2016年4月のデビュー以来、NCTのマークとして今まで成し遂げたことの中で、最も意味のあることは。
本当に多くのことがあったからこそ、むしろ原点に戻るのですが、The 7th Senseが、誰でもデビューの時は選ぶより選ばれる立場ですよね。でもこの曲が僕を訪ねてきて、NCTというチームの始まりを告げるメンバーの一人が僕になったということ、この曲と一緒に僕の人生をスタートさせることができたということが、今振り返っても意味深いです。
 
では、個人として、イ・ミニョンとして成し遂げたことの中で、最も誇りに思うことは。
寄付です。公的に知らせることもなく、十分にやってるとは思いませんが、僕が持ってるものを社会と分かち合うことは正しいことだと思います。今の僕の立場でどんどんやっていきたいし、うまくやっていきたいことです。
 

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