生にしがみつく

「俺は鼻水垂らしても、

生にしがみつく！見苦しくても、

生きて！生きて！生きて！

生き延びてきたから、

今生きてんだ！」

私が大好きなマンガの

キャラクターのセリフです。

この言葉を読んだとき、

心が震えました。

・生にしがみつく

「残念ながら、今の医療では、

バートンさんのガンの根治は

できません」と宣告されたあの日。

未来をあきらめました。

何もかもが、

どうでもよくなりました。

・長い入院生活

・ツライ抗がん剤治療の副作用

・高額な治療費

・家族の負担（車で片道１時間の

病院に、毎週、妻は子どもたちを

連れて通ってくれました。母も。）

ここまでして、生きている意味が、

果たしてあるのか？

　死んでしまった方が、家族にも

周りにも、迷惑がかからなくて

良いのではないか？

そう思いました。

そんな考えが、いつも頭の中に

居たあるとき、この言葉に頭を

スパーン！と叩かれました。

人は一人では生きられない。

知らないうちに、人に助けられ、

また、知らないところで人を

助けている。

人に迷惑をかけたって良い！

見た目がカッコ悪くたって良い！

他人が何を言おうが、

　どう思おうが関係ない！

生きてさえいれば、どうにでも、

自分の思うように変えられる！

だって、自分の人生なんだから♪

だから私も、生にしがみつこう！

それに、今の医療では根治が

難しくても、５年、１０年と経てば

治療法が出てくるかも知れない。

そこの可能性に期待したって、

誰も文句ない！迷惑もかけないし！

そう、考えるようになりました。

生にしがみつく。

必死に、しがみつく。

しがみつくからこそ、

見えてくる世界や、得られる価値が

きっとある。

そう思って、生き続けていく。

もし、周りに迷惑をかけたのなら、

返せるときに、返せる方法で返す。

それで良いと思います😊

さぁ、全身全霊をかけて、

生にしがみついて、生きましょう！

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。