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終末トレインどこへいく?の考察をしていきたい(1〜5話)

今季、追っかけてる「終末トレインどこへいく?」

この作品、1話1話感想を書くより、まとめて、点と点を繋げて考察すると面白いです。
1つ1つのエピソードは荒唐無稽なんだけど、どこか不思議の国のアリスみたい?
振り返ってまとめてみました。


ヒント1、7Gの影響で変わったこと

全体共通
・電気は通っている
・PHSも使える
・テレビは使えない?
・人間や町、世界が別のものに変化してしまう

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会

ヒント2、各駅の状況

1,吾野(あがの)

・7Gの影響で吾野の人は木や動物に変化している。
・動物はしゃべることはできる。人格もある。(静留のお母さんはレッサーパンダになって、ご飯を炊いてるが、その描写は映らない)
・吾野の木に変身した人間は動かない。
・ぜんじろうさんは7Gの影響で老人になっている。ボボボとしかしゃべれない。
・動物になった人は寿命もその動物と同じになる?
・21歳3か月経つと変身する(変身する動物は選べない)

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
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葉香の帰りを待つおばあちゃんハムスター。

2,東吾野

・住人の頭にキノコが生えている
・キノコを食べるとキノコが生えるわけではない
・ずっと滞在して、湿気のある場所、サウナに入るとキノコが生える。
・キノコに寄生された人は1~2年で死ぬ。
・ゴーヤが苦手(日差しの下育つ植物)

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会

「ウチらは好きでキノコやってんの。こんなクソみたいなノーフューチャー世界で何十年も生きるより、キノコ生やしてハッピーヒッピーヒッキーで1~2年で死ぬほうが断然いいっつーの」

キノコに寄生されてるわけではなく、望んでキノコ思想で生きている。ということが判明。
ゴーヤが恐ろしいというよりゴーヤ思想(強い日差しの元でがんばって生きていく)を毛嫌いしてるんだと思う。

決して悪いことではなく、こういう生き方もあるとは思う。
ただ、他人に対してそれを強要したり、子供に押し付ける構図が、悪のように感じる。

東吾野の住民には小さい子供、10代の子が見当たらなかった。
大人たちと同じように考えられなかった子供たちは、キノコに寄生される前に他へ移動したか。それとも…

3,武蔵横手・・・山羊人間が襲ってくる

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
実際に駅前に山羊小屋がある

4,高麗(こま)・・・人間が高麗人参になってる

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会

5,東飯能・・・人間がゴルフボールになってる

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
実際にゴルフ場がある

6,飯能・・・人間が木になってる

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会


7,元加治・・・ムーミンの家みたいなメルヘンな家ばかり

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
元加治駅の近くに、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」がある。
建物もそっくり。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 サイト


8,仏子・・・人間が地蔵になっている。しゃべることはできるが動けない。

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会

9,入間・・・空に臓器が浮かんでる

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
人間の体内に見立てられてる

10,稲荷山公園・・・ミニチュアの家や人々。自衛隊。

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
航空自衛隊入間基地がある。
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会


ヒント3、スワン仙人からもらった地図

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会

□は会話できる人がいる駅。
〇は特に何もなし、通過するだけ。
◇は襲われる危険地帯

稲荷山公園でちょうど3分の1。

以降の駅

狭山ヶ丘はキセルパイプ
西所沢はなんかがジャンプしてる(会話)
所沢には寿司(会話)
保谷では溺れてる(会話)※保谷にはじゃぶじゃぶ池という場所がある
大泉学園は犬がいる(危険)
練馬高野台はカエルの合唱(会話)
富士見台は河童(危険)
練馬はクラゲ(会話)
桜台は足跡(危険)
江古田はツチノコ(安全)
椎名町はミカン(危険)

道が途切れて…

池袋で味噌汁?(なんだそりゃ!)

ヒント4、静瑠と葉香の思い出

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
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思い出の星。シリウス。

毎回挟まれる小さい頃の静留と葉香の思い出。

きのこが食べれるようになりたい。
小人に会いたい。

今までの駅はもしかしたら葉香が静留に対して残っている記憶のイメージが影響しているのかな?

また、道中の駅のイメージは、駅名から連想されるものが多い。
これも葉香(もしくは静留)の勝手なイメージから来ているのかもしれない。

考察?

1話での7Gの宗教団体のリーダーみたいな人のセリフ。

「脳に浮かんだ思考を直接読み取り、すべてのデバイスにアプローチ!思う、即伝わる、考える、即動く!まさに神の使い手となる、それが7G!」

この世界に関しては終末世界の話なのではなく、葉香の脳内の話か、葉香の思考が静留達に干渉している世界なのかな、とか思ったりしたのですが、どうなんでしょう。

個人的に、静留がとてもドライで、ただ葉香に会いに行くとしか言ってなくて、あまり他の3人とも仲良くしていない気がするのが気になります。
喧嘩を止めたりもしないし。

他の3人の思考も行動も、すべては葉香のイメージの産物だったとしたら。
静留以外は存在しない静留のイマジナリーフレンドとかだったら…なんてね。それは考えすぎか。

レイミが好きな練馬のアニメキャラのTシャツを静留が自分の持ち物に入れていたり、(実は静留も好きだった?)
撫子が意味もなく、突然ギンバイカをほしくなった。という話も、葉香の思い出イメージのように見える。

静留が池袋に行こうと思ってるのも、他の3人の思考も行動もすべて葉香の思いによる結果だとしたら…

今のところどうなるかわかりませんが
こうやって推理するのが楽しかったりしますね!

後半の感想もまたまとめようと思います。



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