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Twitterの知っておくべき最新情報2選

はじめに

イーロン・マスクがTwitter社を買収して5ヶ月が経ちました。
マスク氏が目指すTwitterの変革に向け、最近ではTwitterの仕様変更に関する様々な情報が頻繁に飛び交っています。

このnoteでは、2023年3月下旬時点で
私が気になったTwitter最新事情を2つに絞り、Twitterをビジネス利用する上で把握しておくべき情報を紹介します。
3選の予定でしたが、想像以上のボリュームになったため2選にしました。

①認証バッジ


Twitterでは認証バッジと呼ばれる名前の横に付与されるマークが存在します。

日本フォロワー3位の有吉さん

従来の認証バッジは”Twitter社公式から認定されたアカウントのみ”に付与されるものでした。
そのため、一般的には”公式マーク”という呼び名で知られていました。

しかし今後は、仕様変更により金色とグレーのマークが追加され、
個人向けは青色、企業向けは金色、政府や公的機関ではグレーのマークで識別されるようになりました。
それぞれのバッジについては以下で説明します。


ー青色バッジ

青色のバッジはTwitterBlueという有料制のサブスクリプションサービスを登録することによって誰でも得ることができるようになりました。
買収直後の全体会にてマネタイズについても言及があったとされており、TwitterBlueの導入は広告以外の大きな収入源を得ることが狙いだったと考えられます。

マスク氏は青色バッジ

3月時点では「従来の青色バッジをつけたアカウント」と「TwitterBlue登録による青色バッジをつけたアカウント」が混在しておりますが、
2023年4月1日以降、従来の青色バッジを廃止し完全有料化すると、発表されています。

ちなみに、バッジアイコンをタップすると従来かTwitterBlueか、判別可能です。(他の色のバッジも同様にタップで確認可能)

従来の青色バッジ
TwitterBlue登録者の青色バッジ

ー金色バッジ

金色のバッジは、Twitter社へ申請を行い、Twitter社が認める企業アカウントに対して付与されるものとなります。
青色の認証バッジを不特定多数のユーザーが得られるようになったため、
差別化・なりすまし防止の目的で導入されたと考えられます。

Google Japanは金色バッジ

青色バッジと同様につい先日、金色バッジも有料化されております。
次のパートでそれぞれの違いについて紹介します。


ーバッジ無し、青色・金色バッジの違い比較

バッジ無し、青色バッジ、金色バッジとの違いを一部まとめました。

※2023年3月時点の情報。情報は変更される可能性があります。

無料と有料で使える機能が大きく変わりますが、青色と金色の違いは現時点では「金額」「アイコンの形」の2点となります。

その他にも、4月15日以降には認証バッジが付与されたアカウントのみしか「おすすめ欄に表示されない・投票ができない」とマスク氏が発言しています。

認証バッジはここ半年の間にも複数回仕様変更がなされているため、今後も仕様変更がなされる可能性があります。


ーグレーバッジ

グレーバッジはTwitterが認める政府関係アカウントに対して付与されるバッジとなります。
政府アカウントであることを示す小さい旗アイコンや、国家当局関係メディアであることを示す小さい演壇アイコンがユーザーIDの下にラベルとして表示されます。

日本政府アカウントはグレーバッジ

「バッジが付与されているからTwitterが推奨している」と言うわけでなく、国家当局関係メディアのアカウントがURLを共有したツイートにはラベルを表示し、Twitterが推奨したり拡散したりすることはない。と明言されています。

②インプレッション数・ブックマーク数


「いいね」「リツイート」を代表とするTwitter上で閲覧できる数値もアップデートされています。

従来はアカウントを持つ本人しか閲覧できなかった「インプレッション数(ツイート表示回数)」が本人以外からもタイムライン上で閲覧可能となっています。

インプレッション数はタイムライン上ツイートの一番右に表示

また、「ブックマーク数」もアップデートがなされており、ツイート詳細にてブックマーク数が閲覧できるようになりました。

ブックマーク数はツイート詳細の一番右に表示

「リツイート」「引用」「いいね」はタップすることで誰がしたのかリスト表示されるが、「インプレッション」「ブックマーク」はリスト表示されない仕様となっています。


ーインプレッション・ブックマークを把握できることによるメリット

従来はフォロー数やいいね・リツイートからしか判断できませんでしたが、
インプレッション・ブックマークも閲覧できることにより本人以外のアカウントの影響度をさらに細かく確認できるようになったことが一番のメリットと言えます。

昨今のSNSマーケティングではインフルエンサー活用や企業コラボが1つの効果的な施策として起用されますが、施策の実施前にチェックするべき項目が増えた点は、よりビジネス利用しやすくなったと考えられます。

さいごに


本記事では「認証バッジ」と「インプレッション・ブックマーク」について紹介させていただきましたが、それ以外にも沢山の発表がなされています。
Twitterの仕様変更はしばらく続くことが予想されるため、マスク氏のツイートやネットニュースから目が離せません。

自分自身の備忘録としてもまとめましたが、この記事を見た皆さんが
今のTwitterについて、少しでも知るきっかけになっていると嬉しいです。

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