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Snowflakeさわってみた。Marketplace の無料データ使ってみた。

分析屋の下滝です。

Snowflakeをさわってみよう、の11回目です。

今回は、SnowflakeのMarketplace(マーケットプレイス)の機能を試してみました。

Snowflake Marketplace を使用して、サードパーティのデータやサービスを探して、アクセスしたり、Snowflake データクラウド全体で自社のデータ製品を売り込んだりすることができます。

https://other-docs.snowflake.com/ja/collaboration/collaboration-marketplace-about

Marketplaceは、Snowflakeにおけるデータ共有の方法の一つであるリストに含まれる機能です。

・リスト、共有と追加のメタデータをデータ製品として1つ以上のアカウントに提供、
・直接共有、リージョン内の別のアカウントに特定のデータベース(共有)を直接共有、
・データ交換、アカウントのグループを設定および管理し、そのグループに共有を提供。

https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/data-sharing-intro#options-for-sharing-in-snowflake

リストには、以下の種類があります
1.Marketplace リスト
 ・無料リスト
 ・有料リスト
 ・特定のコンシューマー向けにカスタマイズされたパーソナライズされたリスト
2.プライベートリスト
 ・無料リスト
 ・有料リスト

Marketplaceの話に戻ります。

Marketplaceは、データを探している側(コンシューマー)の視点から見ると様々なデータが公開されている場所という感じです。snowflakeの画面のMarketplaceの画面はこんな感じです。

提供されているデータごとに、一覧が表示されている感じですね。

以下のように有料のものもあれば、

無料のものもあります。

コンシューマーになるには、利用規約に同意する必要があります。

今回は、無料で使える例として、インテージさんが提供している店舗マスターのデータを使ってみます。

「さらに表示」を押して展開してみると、下の方に日本語で説明があります。

インテージが独自に収集整備した、主に消耗消費財を販売している、全国小売チェーンの位置情報付き店舗データベースになります。 量販店を中心に、以下業態の店舗の情報をまとめています。 ・食品スーパーマーケット(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、ホームセンター・ディスカウンター(HC/DS)、ベビー専門店、ドラッグストア(DRUG)、酒類ディスカウンター(酒DS) また、インテージ独自の基準・定義による店舗属性を複数準備し、店舗分析を始め様々な用途・目的にご活用いただけるデータベースとなっています。
【サンプルレコード件数】  101,782件
【サンプルテーブル】  テーブル名:STORE
【フィールド】  
RecType VARCHAR(5),true:正規の情報がすべて入ったレコード。dmy:サンプル版でダミーデータが入ったレコード。
(省略)

右側のメニューの「ドキュメント」のリンクから、外部ページに飛べます。i-Store DBという製品のようですね。

では実際に使ってみましょう。

右にある「取得」ボタンを押すと次のような画面が表示されます。

データベース名が「Japanese_Store_Data_Master_Sample_」として表示されています。

「取得」を押すと次のような画面が表示されます。

「クエリデータ」を押すと、ワークシートの画面に飛びました。

JAPANESE_STORE_DATA_MASTER_SAMPLE_というデータベースが選択されており、クエリのサンプルが表示されています。

一番上のクエリを実行してみましょう。

SELECT * FROM STORE
WHERE  "市区町村名" Like '新潟市%'
ORDER BY "業態コード", "売場面積" DESC;

以下のような結果が得られました。

次に、データベースの画面をみて、どのようなテーブルがあるのかを見てみましょう。

JAPANESE_STORE_DATA_MASTER_SAMPLE_というデータベースが選べるようになっていることがわかります。データベースの説明は次のようになっています。

ソース詳細として、プロバイダーがインテージになっていることがわかります。

テーブルは「STORE」のみが存在するようです。

今回は以上です。

次回は、プロバイダー側で試すことができそうなら試してみます。

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