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Kindle本を2冊出版します。今日は、「うつ病サバイバー」のお話。2話目

はじめに

なんだか書き始めると長くなりそうな記事だったので、
それならと〇〇話という形で書いていきたいと思います。

あまり長い記事だとNoteは読まれないですし、
適切に区切っていきます。

うつ病と診断されて、1社目、2社目を退職したところまで書きました、今日はその続きです。

無職

私はうつ病になるまえ、会社を4回変えています。最初の会社は10年勤めてその後は転々、ジョブホッパーです。

ですが、1か月以上、無職だったことはなく転職先はすぐきまりました。
(そこはシステムエンジニアというのが大きいです。)

失業手当も申請したことがありませんでした。

ですが、この時は、会社に自主退職を勧告されたショックからなのか、
もう転職先を探す気力もありませんでした。

とにかく、この時は「不安」で不安で仕方なかったです。

今思えば、「不安症」が強く出ていたと思います。

玄関の鍵を閉めたあと、何回1回に降りたあと、戻って鍵を閉めたか、ガスはついてないか、窓の鍵は閉め忘れてないかなど、不安な理由を探しては、確認に行ってました。

妻からは「失業手当を申請して、気長に、就職先を探しながら、ゆっくり休んだら」と言われました。

不安と焦りの中、私は失業手当を申請する道を選んだのでした。

失業手当申請の手続き

この時、人生ではじめてまともにハローワークに通いました。(そもそも、長くお休みするほどひどい状態ではなかったです。)

転職4回も過去にしているので、申請と軽く検索だけはやった事あったのですが、まともにハローワークには通った経験はありませんでした。

失業手当は、自主退職だと普通は申請して2~3ヶ月間無職(待機期間)でないと手当はもらえないのです。

ですが、それをすぐもらえる方法があります。

特定理由離職者

うつ病の発症など、「正当な理由」の要件に当てはまる理由で自己都合退職をした場合は、特定理由離職者に該当します。

この認定をハローワークで受けるには、精神科や心療内科に行って、医師の診断書をもらう必要があります。

診断書は、「うつ病だけど働けますよ~」とお医者さんに難しく書いてもらうという事です。

これがあると、2~3ヶ月の待機期間なく、失業手当を受け取れるようになります。(色々と制度が難しく、保険加入期間とか色々で人によって変わるので、詳しくはお近くのハローワークに電話等して調べて頂きたいのです。)

私は受給期間が確か150日間だったかなと記憶してます。(うる覚えです)

はじめての受給~無職感に浸る~

普通は受給を受けるにあたり、講義など受ける必要があるのですが、

時は、コロナ真っ最中。

リンクを渡されて、私はそれをみて講義を受けました。

書類を受給日に提出し。待ち、待ち、待ち。

やっと受給される感じ(通帳に振込)

通帳の額は基本給よりも低い感じ…。

少し貯金を崩しながら、何とか生活できる額。

この額をみて、「ああ、私は無職になったんだな」と思いました。

システムの世界は締め切りに追われ、ハードな職場、それでも給料は平均よりも高く、生活するには十分にやっていける状態でした。

まだ、子どもは、まだ1歳ぐらい。

無職なので家にいて、子どもの世話ができたのは良かったけれど。

「無職」!!!。何だか、社会から隔絶された気がしてむなしいというか、これから先、自分はどうなるんだろうと怯える日々でした。

妻はこの時の自分を、「気が狂っている」「おかしい」「正気じゃない」とか表現していたかと記憶してます。

無職中の日々

無職中は、定期的にハローワークに通い、お仕事探しをして、失業手当をもらいに行くルーティンでした。

家では何やっていたのかと言えば。
子育てはもちろんなのですが・・・。

・うつ病関連の本を読み漁る
 「ツレがうつになりまして」[1日3分うつをやめる。」etc
・デールカーネギー「道を開く」をひたすら読む。
・アマゾンプライムでのアニメ三昧
・なろう小説をひたすら読破。転スラとか盾の勇者、無職転生
・ツイッター運用

まあ、私はなぜか最後のツイッター運用をひたすらやってました。

民間の使えないカウンセラー資格とかもっていたので、カウンセリングしようと四苦八苦。ツイッターで集客をと考えていたのでした。

そのうち、拡散グループに入って拡散の日々。

1000人フォローア得るまではいきましたが、今からみると馬鹿らしいです。

今は400名ぐらいのフォロアーさんなのですが、絶対今の方が私のアカウントに興味をもつ純粋なフォローアさんが集まっています。

うつ病中の完全な黒歴史です。

今回は長くなったのでここまで、次回に続きます。

次は、就労支援事業所通所までの過程と障がい者手帳申請のお話です。

この話をもとにして書いたのが下記の本です。

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