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若気の至り【140字小説】

卒業式前夜、友達と一緒に飲み会を開いていた。

「俺、明日こそ彼女に告白する!」
「まじで!?」
「おー、頑張れ!」

友達もノリノリで応援してくれた。

卒業式当日。
俺は、彼女を校舎裏に呼び出した。

「好きです! 付き合ってください!ゥィ」

全力で想いを伝えた。

「ごめんなさい。酔っ払いは嫌いです」


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