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かさねる、はいる、わかちあう? 本の新しい「使い方」を考える。「文喫の実験室」公開大研究会を開催!

こんにちは、文喫 六本木です。
本との偶然の出会いや本と過ごす時間をデザインしてきた文喫 六本木が、
新たなプロジェクトをスタートします。その名も「文喫の実験室」。
本の新しい使い方を考える実験的/実践的コミュニティとして旗揚げした本プロジェクトでは一体どんなことを行うのでしょうか?

本を「読む」から「使う」へ

視点の拡張・変換、心理・行動の変化...本の効能は、人生や、世界をゆたかに変えるもの。
しかし、読書のために必要な「読む」「聞く」といった行為は、昨今のライフスタイルの変容により、ハードルの高い行為となりつつあります。

文喫の実験室では本を通じた「文化的経験」を、既存の媒体や「読む」「聞く」と言う行為だけに限定せず、様々な体験方法で生活の中でインプットする方法を実験します。

文喫は、多様なクリエイター、パートナー、生活者のみなさんとともに
ここから新しい「文化を喫する」スタイルを実験していきます。

「文喫の実験室」公開大研究会を9月22日に開催。

3つのプロトタイプで "文化を喫する" 新しいスタイルを実験する。

今回は3組のクリエイターを文喫の実験室の教授としてお迎えし、約半年間の実験を行ってきました。イベントでは、実験成果のお披露目と、その可能性について語り合う、ゲストトークを行います。
イベント終盤には、DJによる、今夜限りの本を絡めたパフォーマンスも。

展示作品

実験室から生まれた3つのサービスプロトタイプを展示

"文化を喫する" 新しいスタイルを探る3つのプロトタイプ

①日常に物語を「かさねて」街の魅力を再発見するリトラベルパッケージサービス
②時代を超えた名作に「わたし」が「はいりこむ」ストーリー生成サービス
③複数人で書き込み、時間と体験を「わかちあう」共同読書補助サービス

参加クリエイター

①くろやなぎてっぺい(プランナー、映像作家)

くろやなぎてっぺい

映像、音楽、企画など多方面で活動。NHK連続テレビ小説「半分、青い」オープニング映像、Mr.Childrenステージビジュアル、「デザインあ」ID映像、東京パラリンピック2020競技紹介映像(NHK)など。「映像作家100人」選出。またライフワークとして「あいうえお作文RAPプロジェクト」を企画。芸術分野では文化庁メディア芸術祭、横浜トリエンナーレ、アルス・エレクトロニカ、SIGGRAPHを初め、国内外のメディアアートフェスティバルに多数参加。またアートバンド1980YEN(イチキュッパ)を食品まつりと共に旗揚げし、音楽、映像、美術、インターネットをミックスした独自のスタイルで活動。P.I.C.S. management /ブルーパドルに所属。


②木原 共(メディアアーティスト)

木原 共

遊びを通じて新たな問いを人々から引き出す「思索のための玩具」をテーマに、実験的なゲームやインスタレーションの開発を行う。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、オランダのデルフト工科大学院のインタラクションデザイン科を修了。その後、アムステルダムに拠点を置く研究機関 Waag Futurelab に参加。近年の作品はアルス・エレクトロニカ STARTS PRIZE (リンツ、2021年)にノミネート、Victoria & Albert Museum(ロンドン、2022年)で展示された。
》Website https://www.tomokihara.com/
》Instagram https://www.instagram.com/tomo_kihara/

 

③Studio Playfool(クリエイティブユニット)

Studio Playfool

Playfoolはダニエルコッペン(イギリス)とマルヤマサキ(日本)によるデザイン・アートユニット。あそびと個々人の主体性との相互作用が関心テーマ。制作手法はプロダクトからインスタレーション、マルチメディアまで幅広く、作品を通して年齢に関係なく実験と発見とを促すあそびの特質を強調している。
》Website https://studioplayfool.com/
》YouTube https://www.youtube.com/c/Playfool/about

 ゲストトーク

3つのサービスプロトタイプから見えた読書体験の今後の広がりについて語り合うトークセッション

樋口恭介(SF作家/編集者/コンサルタント)
※追加ゲストについては追ってご案内します。乞うご期待!

DJライブパフォーマンス
古典文学をリミックス生成したDJ/VJパフォーマンスを予定

・kengoshimiz(アーティスト)
主に日本の伝統音楽の作曲システムの研究と創作を行っています。日本伝統音楽の具体的な作曲理論を解明することによって、過去の日本伝統音楽の構造解析や、新しく日本伝統音楽から発展した音楽を作り出すことが可能になると考えています。 また、kengoshimizはプログラミング言語を活用することで、音楽だけでなく、映像やその他メディアとの同期についても実践をしています。

イベント概要

日程:2023年9月22日(金)
会場:文喫 六本木(東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F)[MAP
時間:19:00~22:00(開場18:30)
参加費:1,000円(税込・1ドリンク無料)

イベントタイムライン

※タイムラインは変動する可能性がございます。
18:30 開場
19:00 オープニングトーク「文喫の実験室とは?」
19:20 ゲストトーク1
19:40 ゲストトーク2
20:00 プロトタイプ展示案内
20:40 ゲストトーク3
21:00 DJライブパフォーマンス
21:30 交流・名刺交換
22:00 終了

「文喫の実験室」申込フォーム:
https://bunkitsu-openlabws-230922.peatix.com/