ブンイチ(文一総合出版)

自然と生きものの魅力と観察や撮影の楽しさを、本を通して伝えるブンイチ(文一総合出版)。…

ブンイチ(文一総合出版)

自然と生きものの魅力と観察や撮影の楽しさを、本を通して伝えるブンイチ(文一総合出版)。生きものについてのさまざまな話題はもちろん、取材・編集・印刷など本づくりにまつわるエピソードも発信します。毎週ほぼ月曜更新。新刊情報はこちら→https://www.bun-ichi.co.jp

マガジン

  • ブンイチTopics

    ブンイチが協力、協賛している書店のフェアや博物館のイベント、著者イベント、オリジナルグッズなどを紹介します。

  • 掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究

    鳥と花とのふれあいを楽しむテーマパーク、掛川花鳥園の鳥たちについて、飼育スタッフが愛情たっぷりにディープな実験をしてみたり、楽しい自由研究をした記録のまとめです。ハシビロコウやへビクイワシ、ペンギンや細くなることで有名なコノハズクなど、人気者大集合!

  • 今月のBIRDER

    バードウォッチング専門誌「BIRDER」の最新号の見どころをpick up!

  • ブンイチ 新刊案内

    図鑑や読み物、児童書など、ブンイチから発売した新刊案内をまとめました。

  • 憧れの鳥探しに挑戦!

    小社刊『旬の鳥、憧れの鳥の探し方』(石田光史 著)のテーマに沿って、担当編集者が憧れの鳥探しを実践し、紹介しています。ほぼ毎月更新していますが、不定期の連載です。本書の読者のみなさんはもちろん、特定の鳥の探し方を知りたいという方におすすめです。

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お手本でわかる! 野鳥撮影術〜カバーのカワセミはどう撮った?〜

新刊『お手本でわかる! 野鳥撮影術』のカバーを飾ったのは、ため息が出るほど美しいカワセミのショット。鮮やかな水面、飛び出しの水飛沫、くっきりとした水鏡と、まさしく「お手本」にしたい作品だ。この写真はどのようにして撮られたのか、撮影者である水中伸浩さんに教えてもらった。 自分だけの、とことん納得できるカワセミ Author:水中伸浩(野鳥写真家)  カワセミと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、都市公園での人馴れした姿だろうか? しかし、人が集まるところで撮影するのを好まない

    • 野鳥が来る生活、おくってみませんか? 新刊『自宅で楽しむバードライフ』の紹介

       冬のある日。わたしは客間でミラーレスカメラを構え、ファインダー越しに水鉢を凝視していた。Sさんの話によると、シジュウカラやヤマガラ、ルリビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバトなんかが毎朝近くの雑木林から飛んできては気持ちよさそうに水浴びしていくのだとか。  しかし、こういう時は、なかなか来ないものである。こちらの撮気(的なもの)が伝わっているのだろうか……  都会の真ん中や住宅街でも、よくよく観察すると、案外いろいろな野鳥たちが暮らしていることに気づく。そして、彼らは限られた

      • 5・6月のブンイチ関連書店イベントまとめ

        ginger books cafe人気の新刊【ココロさえずる 野鳥ノート】や【野鳥手帳】ほか、文一総合出版の人気書籍やオリジナルクリアファイルなどをお取り扱いいただいております。 ginger books cafe(ジンジャーブックスカフェ) 場所 静岡県三島市芝本町3-10 定休 水曜・木曜 時間 10:00〜18:00 場所 静岡県三島市芝本町3-10 湘南T-SITE/湘南 蔦屋書店|ココロさえずる 野鳥ノート・パネル展(〜6/16)場所 湘南 蔦屋書店 3号館

        • 掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【オシドリの池ストーカー事件】

          花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は「カモたちがすむオシドリの池で起きた事件」に注目! 事件の概要 静岡県にある掛川花鳥園オシドリの池内でストーカー事件が発生しました。 被害鳥はツクシガモとクビワコガモで、被害相談、届け出はなかったものの、ビデオカメラに犯行の様子が映っていたことから、現行犯として検挙されました。 犯行の瞬間の動画はこちらです。 この

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          BIRDER6月号の見どころ

          特集【涼感! とっておき鳥見ハイキング】夏鳥と眺望を楽しむためのルートガイド 鳥見ハイキング とっておきの6コース 夏鳥の渡りもひと段落したこの時期、「公園での渡り観察もそろそろ終わりだし、外も暑くなってきたし、これからどこで鳥見をしよう?」とお悩みの人も多いかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが「鳥見ハイキング」!ハイキングといっても、奥深い山だけ……というわけではありません。場所によっては、公共交通機関だけで行くことができるところもあります。本特集では、双眼鏡やカ

          BIRDER6月号の見どころ

          憧れの鳥探しに挑戦! 第6回《今からオオルリを探すには》

          Author:髙野丈(編集部) こんにちは、文一総合出版編集部の髙野丈です。プロバードガイド・石田光史さんの著書『旬の鳥、憧れの鳥の探し方(以降、探し方本)』のテーマに沿って、憧れの鳥探しを実践するこの企画。前回は憧れの赤い鳥を探しに行き、ベニマシコにオオマシコ、イスカのぜいたくな3種盛りを楽しみました。あれから季節は進み、野はすっかり緑が濃くなっています。今、旬の鳥はなんでしょうか。 *参照: 憧れの鳥探しに挑戦! 第1回《ムギマキに会いたい》 憧れの鳥探しに挑戦! 第2

          憧れの鳥探しに挑戦! 第6回《今からオオルリを探すには》

          (4・5月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(5/10更新)

          山田芳文写真展「αとG Masterで描く日本の野鳥」(〜5/10)月刊誌BIRDERの表紙や巻頭グラビアなどでもおなじみの、野鳥写真家・山田芳文さんの写真展。6月1日㈯からは福岡のαプラザ(福岡天神)へ巡回します。 期間 2024年4月20日㈯~5月10日㈮ 入場無料 時間 11:00~19:00(最終日は16:00まで) 会場 αプラザ(札幌) ※ソニーストア 札幌内    札幌市中央区南2条西3丁目20番地 moyuk SAPPORO 3F 詳細 ソニーストア パ

          (4・5月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(5/10更新)

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【クイズ!この足だぁれ】

          花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は「フクロウの足」に注目! みなさんは鳥の足って注目して見てみたことありますか? 鳥特有の鱗感のある皮膚。鳥が苦手な人って割と、この「爬虫類っぽい見た目の脚」が理由で得意じゃないってことが多かったりします。 今回は、そんな鳥の足苦手民のみなさんにもおもしく読んでもらえたらと、フクロウを中心にクイズを作りました! なるべく鱗

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【クイズ!この足だぁれ】

          届け! トンボハンドブック

          Author:尾園 暁(写真家) キラキラと宝石のように輝く複眼に、大空を自由に飛びまわる透き通った4枚の翅、スマートな体型に赤、青、黄色など変化に富んだ美しい色模様……。トンボの魅力を挙げるとすれば、まずはこのあたりでしょうか。 日本はかつて「秋津洲(あきつしま)」と呼ばれたほど、トンボとは深い縁のある国でもあります。稲作が盛んだったこともあり、古より日本人にとってトンボは身近な存在でもあったのでしょう。現在、世界には約6,000 種のトンボが知られていて、日本からは20

          届け! トンボハンドブック

          BIRDER5月号の見どころ

          特集【丸わかりフクロウ類】偏愛フクロウ図鑑 日本では、フクロウやオオコノハズクのように通年生息する種や、シロフクロウのように稀に飛来する種、さらにはワシミミズクやキンメフクロウといった、記録はあるもののごくごく稀にしか見られない種など、全部で11種のフクロウが記録されています。本記事は、特集や連載などでおなじみの4人のフクロウ通にそれぞれの種の“推しポイント”を語ってもらうというもの。それぞれの種の生態、見分けるためのコツ、見どころなどなど盛り沢山のページです。 形と暮ら

          春の水辺で楽しむ!シギチ探し

          海での水遊びや潮干狩りなどのときにこんな鳥を見かけたことはあるだろうか? 彼らは主に水辺で暮らす、"シギ"の仲間や"チドリ"の仲間の鳥だ。この2つのグループの鳥をまとめて"シギチ"と呼んだりもする。 上の鳥はミユビシギといい、群れで干潟や砂浜を走る姿も相まって人気が高い。 長い旅をする「旅鳥」 シギチが日本でよく見られる時期は、主に春(3月末〜5月中旬ごろ)と秋(8〜10月ごろ)。「なぜ春に日本に来て、夏にはいなくなるのだろう?」と思った人もいるかもしれない。これには、

          春の水辺で楽しむ!シギチ探し

          おうちにフジを咲かせましょう

           ホームセンターでフジの鉢植えが売られていました。  ことし(2024年)7月に出る新5000円札は裏の図案がフジの花なので、ここはひとつ縁起をかついで……と思いかけたけど、来年咲かせるのはむずかしいだろうな、そうなったら逆に縁起わるいかなとためらってしまいました。  だって、あたくしの実家の庭にはフジが植わっているけど、何年たっても咲いたことがない。つるは立派に伸びるのだけど、咲きません。つらつら思い出すに、貧弱な花房が間違えたみたいについたことが1、2回あったかな、と

          おうちにフジを咲かせましょう

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【匠の業〜三式ANL多重装甲兎〜】

          花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は「スタッフによる工夫あふれる工作」をご紹介! 三式ANL多重装甲兎ラジコンに足に何やら服のようなものを着たウサギを載せたこの「三式ANL多重装甲兎」(以下装甲兎)は、スタッフが手作りしたものです。 一体何に使うのかというと,猛禽類たちの狩りを再現したバードショーやその訓練で使う擬似餌(ルアー)です。背中に餌の肉を取り付け

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【匠の業〜三式ANL多重装甲兎〜】

          BIRDER4月号の見どころ

          特集【徹底解説!基本12種+チャレンジ4種 シギチのパレード】ここがおもしろい!干潟ウォッチングレポ シギチとは「シギ・チドリ類」の鳥をまとめた通称。たまに野球場に群れで侵入してゲームを止める珍事を引き起こしてニュースになったり、波に追われるように海岸を走り回る様子がSNSで不定期に“バズ”っているのを見かけますが、詳しくは 知らない、という人が多い印象です。地味で見分けがつかないのがいけないのか、干潟がないと観察しづらいのがいけないのか、なんだかちょっと影が薄い……。企画

          (3月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(3/12更新)

          二人展「それぞれの視点 戸塚学×福田幸広の見た世界」(3/1〜)期間 2024年3月1日㈮〜3月30日㈯ 入場無料 時間 10:00〜18:00(火・木定休、最終日15:00まで) 会場 Leofoto GALLERY(Leofoto JAPANショールーム内)    埼玉県川口市西川口3-33-29 NWビル2F 詳細 レオフォトショールーム 山田芳文写真展「αとG Masterで描く日本の野鳥」(3/9〜)期間 2024年3月9日㈯~3月22日㈮ 入場無料 時間 11

          (3月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(3/12更新)

          憧れの鳥探しに挑戦! 第5回《赤い鳥3種盛り》

          Author:髙野丈(編集部) こんにちは、文一総合出版編集部の髙野丈です。プロバードガイド・石田光史さんの著書『旬の鳥、憧れの鳥の探し方(以降、探し方本)』のテーマに合わせ、憧れの鳥探しを実践するこの企画。前回は北海道へ遠征し、大人気のシマエナガをたっぷり堪能しました。今回は冬の寒さや雪景色に映える憧れの赤い鳥たち、オオマシコとイスカを探しに行きたいと思います。 *参照: 憧れの鳥探しに挑戦! 第1回《ムギマキに会いたい》 憧れの鳥探しに挑戦! 第2回《アオシギを見つけ出

          憧れの鳥探しに挑戦! 第5回《赤い鳥3種盛り》