bunbukuro(ぶんぶくろ)
そして、今のこと。
新しい文袋のご紹介。
これまで食べた美味しいもの
文というハンドルネーム、さわむら蛍というペンネームで書いていた作文をブラッシュアップしてまとめています。
仕事と生業は違うのだと誰かが言っていた。まあ、そういうことらしいが、あたしは人生で定職についたことがないのでよくわからない。 22歳まで学生で、3月に卒業、5月に結婚。翌年母となり、その2年後には二児の母であり、以後専業主婦として暮らしていた。履歴書を書いたのは50歳を超えてから運動も兼ねてポスティングのアルバイトをしたその時、一回だけだった。 専業主婦という言葉には、のほほんと暮らしているイメージがあるが、どんな人生にも程度の差はあれ、山あり谷あり一筋縄でいかないものだ
「うらやましい」って思ったら それを口にした方がいいのか そうじゃないのか、を思案して ケースバイケースだから なんともいえんな といつものところに落ち着くのだが 口にした方がラクなときと 口にしたら最後 めっちゃ落ち込むときがあるなと思ったりする。 自分の努力では どうしようもないことと なんとかなることの違いもあるな。 ま、それも過去の自分の 選択のうえにあることなんだけどね。 勝ち負けで言えば黒星人生で 諦め上手なのだと自認してきた自分が 古希まえになって 妙
自分でヤバいと思っているのは、ショート動画の見過ぎで、ものがたりの起承転結の流れを長く感じてしまうこと。結論をはよ❗️と。映画館でも早送りしたい、なんて思ってしまうからこまる。これ、頭悪くなる道筋だよなあ。岡田さんがそんなこと言ってたな。 で、先の短い老女ですから、と言い訳したり。
今日で北野天神は卒業だという 藤井さんのところで指輪とピアスなどを。 一年前藤井さんのブースにある ステンドグラスに呼び止められた日から 毎月のようにうかがって 藤井さんの波瀾万丈の人生のかけらを ひろい集めてきた。 世界のたくさんの国々を旅した彼女の武勇伝は 桁違いに興味深く、 そ、そんなことが⁉️と驚くばかり。 お話をねだる幼な子のような目をして聴き入る。 そう、スナフキンの話を聴くムーミンのように。 今日は 「ウッドストック、行ってたで」 なんて、言ってた。 「
TikTokのBJ foxさんのスタンダップコメディは面白い。まずは日本語の上手さに驚く。外国人の抱く些細な違和感を笑いに変えたり、日本人に対する細やかな観察に基づいてステロタイプの常識にちっちゃな風穴をあけたりする、なんとなく賢い笑いには中断性があるような気がする。
碁盤斬りを観てきた。 草彅くんの静けさはいいね。 抑制された佇まい。 人生のどこかで深い悲しみを味わったひとの 諦観にも感じられる表情と声。 怒りの時にもどこか哀しい。 正しいことが人を傷つけることもあるのだと 知ることの切なさ。 人生は一筋縄でいかんね。
youtubeで妙佛さんの話を聞くたびに C国の製品を安いからって買うのはやめようと思う。 それはやがて市場をその国に支配されることに繋がるからだ。 その国の製造業を守るのはその国の民の務めでもあるかと思う。 まっとうに作ればそれなりの価格になる。 それはまっとうだからだよ。
外耳炎になって 耳に目薬のような水薬を 横になって垂らし入れることになった。 これはボワンとなって気持ちが悪い。 しかも入れたまま10分間 そのままでいなくてはならない。 片耳に薬が入ってて もう片耳は下敷きになってて つまり音がぼんやりしてる状態で 身動きできず10分間を過ごすわけだ。 その10分の長い事! 次第に自分が自分の中に 閉じ込められたような気がしてくる。 たしかに自分は生きているんだけど 耳の中の耳薬が 昆虫採集のピンのように 自分を動けなくしている感じ
「やっぱりおかあさんのカレーはうまいな」 そんな言葉のなかに あたしの人生があるんだろうな。