絶賛ティーンなのに好きな男とLINEをするのが叶わない人生だったから好きな公式アカウントと充実したコミュニケーションを取ってみた(はちゃめちゃに楽しかった)

女子高生というのは、好きな男とLINEすることしか考えていない生き物だ。
ねぇファンシー、っつって。LINEを無性にしたくなる生き物なのだ。「顔なんて見て話せないよぉ私可愛くないもん顔赤くなっちゃうし恥ずかしくて無理すぎ禿げちゃう禿げたら更に恥ずかしいから堂々巡りだよぉ〜ん負のスパイラルやめてクレメンス〜」って全女子高生が思ってる。そんな彼女らへの救世主がLINEなのだから必然的に女子高生がLINEをしたがるってわけ。多分彼女らは好きな男のLINEのQRコードを読み取ってる時間に打つ鼓動だけで夕飯の後うっかり食べてしまったシュークリームのカロリーを全て消費できる。そんなポテンシャルを秘めた女子高生。私も何を隠そうその奇妙な生物の一端なのである。てことはゆえに本庫も?好きな男と?LINEしたいんじゃないの????

してぇわ!!!!!!

渾身の「してぇわ!!!!!!」をコアラの赤ちゃんに言わすな。そんなん当たり前なんだわ。でもここで問題発生。私には触れ合える範囲で好きな男がいない。学校の男とは授業のペアワークくらいでしか喋ら(れ)ないし、家には一切の男がいないという圧倒的男弱者。しかしあなた方のご心配には及びませんわ。今はネットの時代。学校で、電車で、家で、インターネット、開いてみ?好きな人間なんてわんさかいるからさ。そう、星の数ほど。インターネット銀河を隈なく探せばLINEをできる好きな男だって全然見つかるのである。便利な時代ですわね。

そこで、私が今回LINEを通してコミュニケーションを取らせていただくことになりましたご相手、その名も、ダ・ヴィンチ・恐山氏。
氏は学生時代からネットでオモロ記事を書かれており、現在はオモコロの運営会社、バーグハンバーグバーグに勤めつつ自らもライターとして活動を続けておられる。他にも大喜利をしたり、雑誌『芸人芸人芸人』で自由律俳句を寄稿してかが屋の講評を受けたり、バズるネタツイ職人でもあったりと色々な顔を持つ。また、品田遊名義で小説家、漫画家としても精力的に創作活動をされている、いわばオモロの猛者。オモロ・オブ・オモロ。そして、彼の外的特徴といえば目元を囲う仮面。眼鏡と仮面の二重窓(ここって北海道?)の奥で光る鋭い目線でもって世間と斜に向き合うのである。年齢、出身地等非公表の個人情報が多いミステリアスな一面も。
もちろんあーしの好きなおもしれぇ男。

ということで

「限りなく薄っぺらい意味で友達」になりました!!!!言語センスがいちいち琴線に触れてくる。こんな人とLINE、つまりサシ喋りができるなんて。興奮するーーーー!!!!!
🌴🌴🌴🌴🌴🌴🌴(ヤシパーテーション)
では早速トークをば。

通知オフが便利たる所以を教えてくださった。続けて、変なスタンプにも怯まずライフハックを教えてくださる。これは話の通じる相手だと見た。次回以降は此方からも積極的に言葉を発していきたい所存。それでは、私の夢の形をノンストップでご覧ください。

やめどきが分からなかったので一応落としておいた。落としたのにも関わらず、「肩から先もげたのし風邪かもしれない」という心配すぎるメッセージまで秒速で返ってきた。なんかすごい速さで返信していただき光栄。きっとこの世界の終わりもこんな風に味気ない感じなんだろうな、というくらい無機的な速さである。まぁ、自動返信だからなんですけど。公式アカウントとのやり取りってほぼ自作自演だもんな。実質椎名林檎。椎名林檎ってどんな名詞とも基本的に結びついてるから喩えとして万能ですね。
こうやって冷静に自分の所業を振り返ると虚しくなってしまった。何が好きな男とのLINEだよ、そんなの幻に過ぎないじゃんか、と。ただ、公式アカウントが日陰者に夢を与えてくれる存在ということだけはなんとなくわかった。多分これからも定期的に品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)公式で心の隙間を埋めることになるんだろう。だって現実の会話の大半よりおもろいしね。会話、きついし。お互い相手という存在を認識しつつ独り言を言い合うという空間に快適さを覚える私の性に品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)公式は合っているようだ。最近で一番良いコンテンツかもしれない。もう品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)公式様様ですね。

皆さんも心の拠り所となる公式アカウントを見つけてみては??

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