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どの時代も私のカケラ

私は高校で出来た友たちとは今一切繋がっていない。

唯一ずっと繋がっているだろうなと思っていた高校時代に出来た親友とは喧嘩別れしてしまった。

でもそれは一人に限っておことで、大きな理由は理由は、、、多分だけどそれだけ薄っぺらい3年間だったってことだろうな、と思っている。

部活は1ヶ月でやめた。

同じく帰宅部だった親友と、放課後によくスタバに通った。
その当時のスタバのコーヒーはショートサイズが260円だったと思う。
高校生でも結構頻繁に通える金額だった。

プリクラもいっぱい撮った。
休日には友人とフリータイムのカラオケで歌いまくった。

高校時代、なぜか私は休日に家でじっとしていられなかった。
土日は必ず誰かを誘い、どこかに出かけるようにしていた。
誰でも良かった。
とにかく暇そうな友人にメールしまくっていた記憶がある。

当時は友人が多かった。
だから、遊ぶ予定をいれるのはそんなに難しいものではなかった。
だけど、どの交友関係もすっごく薄っぺらいものだったことは言うまでもない。

本当に高校卒業と同時に消え去った。

大学時代に恋愛関係でうつになり、そこから人間関係リセット症候群まで併発して、私はしょっちゅう携帯のアドレス帳からデータを削除した。

気づけば、高校時代の友人の連絡先なんて一個も残っていなかった。

だけど、大学では良い友達に恵まれたし、小中学校時代の友人とは少ない人数だが未だに深いつながりがある。

高校時代は友人関係もそうだが、いっとき登校拒否になり大検(今はなんと言うのだろう?)を考えたこともあった。
学校や家族や周りの人の支えがあり、なんとか3年で卒業することは出来たが、本当に色々な面で薄っぺらい3年間だった。
私の今までの人生で間違いなく一番終わってる時期だ。

だけど、この期間があったからこ学べたこともある。

  • 人付き合いは “狭く深く”

  • 人生の時間を無駄にしないこと

  • 物事は自分で決断すること

大学時代から子供が小さいうちは、こんな風なことを意識しながら生きてきた。
だけど、こそだても13年目の今、また少し考え方が変わってきているかもしれない。

浅い付き合いも適度に大切だったり、無駄な時間を省こうとストイックになり過ぎないだとか。

学生時代、社会人時代、子育て時代と私はずいぶんと長い間この世を生きてきているが、自分にとっての“正しい”とか“大事”がずっと同じである必要はないし、逆に変化していって当然のものなのかな、と今は思っている。

これが多分成長だよな。

って、高校の暗黒時代の話からずいぶん飛躍してしまったけど、、、まぁいいや。

暗黒時代も、平和な時代も、ハッピーな時代も、どれも今の私を作り上げた大切な時代のかけらなんだよな。

ということで、しめくくろう。

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