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ライブ中の高揚感とライブ後の負の感情は、人生を見つめ直すキッカケとなる

そういえば、推しグループ、Kep1er(ケプラー)の活動終了まで1年を切ったので、タイトルのことについて記す。

Kep1erは、オーディションで結成された期間限定の9人組K-POPガールズグループ。

自分自身、アイドルにこれほどどっぷりハマったことがなく、ここ1年の日本でのライブで4回足を運んでいる。

1番好きなアーティストはBUMP OF CHICKENだが、1回しかライプに行ったことがないことを考えると、1年で4回は驚異的な足の運び方。

その他にも、UVERworld、Cross Faith、Lauv(+ bulow)、エド・シーラン、アジカン、Chilli Beansなど数々のライブに足を運んできた。

自分が精神的な孤独を感じていた時に寄り添ってくれた曲や、1日の中でテンションを上げるために聞いている曲、カラオケで必ず歌う曲などが実際にライブ会場で生歌で聴けた時の悦びと言ったら、到底日常生活で味わえるものではない。

特にKep1erのDaisy、BUMP OF CHICKENの新世界を初めてライブで聴けた時の多幸感はいつ思い出しても鳥肌が立つ。


歌詞とメロディ含め高揚感に包まれる最高の歌、『新世界』

一方で、先日親友とKep1erのライブ後に晩御飯を一緒に食べていた時、
彼から

「悔しいな。」

と言われた。

親友は現在は経営者として毎日奮闘しているが、元々高校球児の追っかけをしていた時から根っからのプロデューサー気質で、自分がアイドルやアーティストのような人たちを輩出できる力が現状ないことに悔しさを覚えていた。

その後、2人で親友の家に戻ると、彼は朝の3時まで仕事をした。

その光景を目の当たりにして、自分がライブ後に感じる微妙な負の感情の答え合わせをすることができた。

「大勢の人から注目を浴び、生きがいを与える人生を送りたい」
「自分がアーティストであることを諦めたくない」

今まで、自分の人生では誰かを応援する観客をするよりも、自分自身が注目を浴びたり応援されることが相対的に多かったし、それに生きがいを感じていた。

ライブの最中の自分は、推しとはいえ「誰かを応援している自分」なので、20数年間生きてきた中での自分の理想の姿とはかけ離れている。

この気持ちに気付いてから、これまで駆けつけたライブ会場の観客数を見て、自分が影響を与えられる人数を想像してなんてちっぽけな存在なんだと絶望する。

ライブを観客として存分に味わうからこそ、自分の正確な現在地を受け取ることができる。

それでも、今は自分の才能を見出し、情熱を持てる分野で少なからず身の周りの人々にエネルギーを与え、エンパワーすることができている。

未来の自分が、アーティストのようにもっともっと自己表現をして、万レベルの人々をエンパワーすることを目指して1日を生きよう。押忍。


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