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2023.7.17 縄文土器から見えること 三橋貴明氏

安全保障に基づく第二国土軸を!とりあえずは「港湾」だ【三橋TV 第730回】 2023.07.17 


1:20~


美しい「縄文土器」


三橋氏

なんか、カメラマンさんから「これ(縄文土器)」について「触れてない」って怒られちゃったんだけど。

高家氏
何ですか?

三橋氏
「火焔式土器」です、「火焔式土器」のレプリカです。

高家氏
火焔式土器?

三橋氏
なんか「炎」みたいに見えない?これ。

高家氏
あ〜、そういうことなんだ。

三橋氏
そういうこと。「縄文土器」が一番、有名でしょ?
でもね、私ね、この「縄文土器」とか「弥生土器」比較するとね、「弥生土器」ってね、めっちゃシンプルなんですよ。 

高家氏
うんうんうん。

三橋氏
もう「ツボ」って感じですけどね、大体が。まぁ、「美しい」ですけどね。
「縄文土器」って、こういう、ぶっちゃけ「遊び心」満載じゃないですか。

高家氏
はい、凝ってます。

三橋氏
凝ってますでしょ?
さらには「土偶」とかだって、それこそ「遮光器土偶」とか、めちゃめちゃ凝ってるわけなんですよ

「弥生時代」になって「人」は「稲の奴隷」になった


だから、前回の話、最初の話とも絡むんだけど、 いや、なんか絶対「生産性」的に「縄文時代の方が、余裕あったんじゃね」っていう、

高家氏
うんうんうん。「時間に余裕」がありそう。 

三橋氏
「時間に余裕」がないと、こんなことできない(作れない)。
でね、それこそ「サピエンス全史」にもありましたけど、「人間」って「穀物の家畜になった」結果、もう「酷使」されるようになった 。「畑」とか「田んぼ」において。

だから「労働時間」も伸びたし、あとね、なんか「働きにくいような格好」で、働かざるを得ないですよね。

高家氏
「働きにくい(格好)」?

三橋氏
だって「稲刈り」とか、こうやる(屈んでとる)でしょ?

高家氏
あぁ、はい。

三橋氏
人間は、そういう風(な動きをするよう)に作られていないんですよ、体が。
だから「体も傷んでくる」。

高家氏
あと「家畜」と暮らすようになったから、「疫病」も流行った。
まぁ「日本」はちょっと別なんだけど、後で「(海外から)入ってきちゃった」けど。
これって本当に「進歩だな」っていう。 

高家氏
確かに。

「芸術」には「時間」がいる


三橋氏

「1日 4時間ぐらい」って言われてるけど、縄文人。
「1日 4時間ぐらい」働いて、それでこういうの(縄文土器)作ってるんですよ。 

(それで)「わぁ〜、綺麗〜」みたいな?

三橋氏
「すげぇだろ〜」「あ、ちょっと俺も真似しよう」みたいな感じで、それで「文明」がありました。 
まぁ、「多産化」しなかったんだけどね。
あの、要は「離乳食作れない」から。(稲作(弥生時代)、入る前)

高家氏
はい。

三橋氏
でも「そっちの方が、幸せだったんじゃないかな」と。
戻れないよ? もちろん「戻れない」けど、というのは、こういうの見るとね、考えるんですよ。 

だから、「岡本太郎」さんが、最初に「縄文の土偶」を見た時に「なんだこれは〜」って叫んだのは有名なんですけど。

高家氏
はい。

三橋氏
じゃあ元々だから、芸術家たちね。「芸術家」って「余裕がないと、できない」からね。

ゆったりしていた「縄文時代」の「時間」


「日本」の場合「弥生」ね。
あるいは、その「メソポタミア」であれば、「小麦の農耕」とか始めた以降、「人類は。どんどんどんどん、余裕がなくなってきた」んだよ。

でね、確かに便利になってますよ、インターネット ではLINEだスマホだとか言ってその ために 覚えなくちゃいけないことが増えてそっち に引きずられてしまってで時間取られ ちゃうからそれって幸せなの我々って?

高家氏
うん、すごいそれ、思います。

三橋氏
否定する気はないですよ。


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