近年の戦争は複雑化してきている~超限戦 21世紀の新しい戦争~2023年120冊

まず驚きなのは、
中国の軍人が書いたって事ですね。
情報統制が厳しい中国でこんな本書いていいんだ~
って事にビックリです。

昔は戦争って殺し合いでした。
武力や軍事力で相手と戦うっていうね・・・

それが今やそんなもんじゃないと。
あらゆるものが戦争の手段となり、
あらゆる場所が戦場となりうるってお話。

特に非軍事の戦争行動がテーマですね、この本は。
金融戦争(ソロスみたいなヘッジファンド)
貿易戦争(米中の輸出規制みたいな)
テロ(サイバー/バイオなど)
政治、外交、生態破壊・・・・
こういった要素が経済的、社会的損失を、
国家に与えることが可能だって話。

あと昔も今も、
戦争で勝つには組み合わせが重要ってこと。
これも再三書いてましたね~

今のイスラエルとパレスチナ問題もそうだし、
ウクライナ、ロシアもそうだけど、
メディアを利用して国際世論をどっちに持ってくか。
このプロパガンダも重要ですよね~
パレスチナのハマスが攻撃仕掛けたけど、
なんだかイスラエル酷いってなってるしね。

この本はさ、
凄く興味深いコンテンツだけど、
翻訳が悪いのか読みにくい・・・
それだけは確かです。

翻訳って意訳が重要だよなあって思いますね~


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