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人間は言葉をどう覚えていくのか?〜ことばの発達の謎を解く〜2024年21冊

言語の書籍で有名な今井むつみさんの本
僕の中では勝手に3部作だと思っている中の1冊目

これね、かなり興味深い内容でした。
人間ってどうやって言葉覚えるのか?
これ僕の疑問の一つなので。

多分、語学の学習をする人にも参考になるし、
子育て中の親御さんとかにもオススメ!

まずね、お母さんのおなかの中にいる時から、
言語学習が始まってるらしいです。
生まれた時はまっさらで、
日本人で生まれても英語を聞かせていたら、
英語の人になると思ってました。
ところが、お腹の中で日本語を聞いてるから、
赤ちゃんは英語を聞くと違和感を覚えるらしい。

AIでは赤ちゃんに勝てないな
っていうくらい人間の言語習得能力凄い。

名詞→動詞→形容詞の順で覚えていくらしいが、
音の塊からシステムを理解していく
言語にはシステムがあるから、
外国語学習において、
日本語のシステムに外国語の単語を入れても
ワークしないってのはアメリカにいた僕も納得。

日本語の表現を英語にしようとすると
無理が生じるって話ですね。
通勤するって辞書で調べればCommute
実際はgo to workって言うしね。

大きくくくると世界には3つ?だったかな
言語システムがあって
日本語と英語は違うカテゴリー。
システムが違う言語だから、
母語で考えて変換して伝えようとすると無理が出る。英語は英語で理解しないとダメって事ですね~

言語の習得にはロジックがあるってこと。
面白い領域の本でしたね~

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