できない意識が強い私が、欠点を克服するために出した結論
1.感情の起伏に左右されていては何事も成し遂げられない
今年はこれまでの人生で一番ゆるい時間を過ごしたような気がします。
「死に急いでるの?」と言われたことが何度もあるくらい、せっかちで立ち止まることなく常に何かをやっているタイプでした。
「人生楽しんでこう!」という気持ちは強いけど、それと同時に自分に対してけっこうストイックにやってきました。なぜそんな性格になったのかをつい最近考えてみました。
「できない意識が強い」からということに思い当たりました。
学生時代、周りには勉強もスポーツも出来る人たちに囲まれていました。一方の自分はというと、持っている能力はぱっとしないし、納得できないと前に進むことができず、不器用だしどんくさい。
おまけに感情が激しい性格なので、気分に左右されやすいという欠点を持っている。ある時何かに突き動かされて「やるぞ!」と決意しても、気持ちが下がるとすぐやめてしまう・・・
感情の起伏に左右されていては何事も成し遂げられない!と判断した若き日の私は、そんな自分の欠点を克服できないかと真剣に考えました。
そして出た結論は・・・
何かを手に入れたかったら
『 時間をかけてコツコツ積上げていくべし 』
凡人の私にはこれでいくしかない、と判断したわけです。
2.コツコツ続けることを自分に課してきた結果
それ以来、周りのことに左右されず、コツコツ淡々と続けていくことを自分に課してやってきました。つまり「習慣」にすることですね。
若い時と違って年を重ねてきた分、時間が味方になってくれました。そうやって英語を独学で身に付け、建築をゼロから学んで独立し、4.5キロ泳ぎ続けられる体力を手に入れました。
もともと能力が高いタイプではまったくありません。才能だってどこまで見渡してもこれっぽっちも見当たりませんでした。学校の成績だってほめられたものではなく、高校の授業中は居眠りばかりして赤点とってました。水泳だって苦手で、はじめは50m泳ぐのが精一杯でした。
それでも時間を重ねることで徐々に結果がついてくると、もともとの能力がそれほど高くなくても時間をかければできるんだ、ということを実感できるようになります。
3.他人を不快にさせないように、もっとゆるくいくべきなのか?
自分に厳しくがんばっていることを、「そんなにがんばらなくていい」とか、「もっとゆるくいくべき」とか、「他人にプレッシャーを与えたり嫌な気分にさせる」とかそう指摘されたこともあります。
そう言われると、はたと考え込んでしまうことになります。
自分に甘くして楽な方に流されていたら、私にとって今ある貴重なものは手に入っていませんでした。
みんながお盆やお正月にのんびりしている間も仕事や勉強をやっていたし、みんなが仕事終わりにビールを飲んでるときにジムに行ってせっせと泳ぎ、眠りに落ちる直前まで本を読む毎日。
それが今の好きな仕事や自分で稼ぐ力、最高の仕事仲間、心の安定や身体の健康につながっています。望んでいるものを手にするためには、がむしゃらに頑張る時期が必要だったみたいです。
4.自分の人生に責任を取れるのは自分自身しかいない
パートナーのMarekに、ある日こうたずねてみました。「私が色々なことを習慣化してがんばっていることを側で見ていて、プレッシャーを感じたりしんどくなることってある?」
「うん、たまにある」
ふうむ、やはりそうだったのかー!
「でもそれでいいんだ。自分ももっとがんばらなくちゃって思える人が僕は好きなんだ。ただ楽する人生を選びたくない。常に自分を成長させていきたいんだ」
ふむ、そうか。それならよかった(一件落着)。
世の中にはいろんな人がいるんですね。一番近くにいるパートナーがいいって言うんだったら、他人から何と言われようとどうでもいいや。
人にはそれぞれのペースがある。
どういう性格がいいとか悪いとかそういうものでもないし、誰が何と言おうと、結果的に他人を不快にさせようと、これが歩んできた道だから仕方ないし、もう変えようがない。
何といっても、自分の人生に責任を取れるのは自分自身しかいないものね。好き勝手なこと言ってくる他人の言葉はシャットアウトして、目の前のことを淡々とやることに集中していくことが心の健康を保つカギですね。
よし、次のチャレンジにいってみよう!
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