GFXとX-T4のフィルムシミュレーションの違い
最近GFXで写真を撮っていてふと疑問に思いました。
GFXのフィルムシミュレーションってなんか深くない?
そのように感じる瞬間がとても多く気になりすぎて朝も起きれないので実際X-T4と同じロケーション・同じフィルムシミュレーションで写真を撮ってきました。
今回は皆様に写真を見ていただき、自分なりの解釈を記そうと思います。
大前提ではありますが、どちらが良い・悪いの話をしたいわけではないのでラフな気持ちで見ていただけると幸いです。
ちなみにYouTubeにも同一の内容で動画をあげておりますので気になった方は下記のURLからチェックしていただけると幸いです。
今回使用した機材は、
・GFX + ai af Nikkor 85mm f1.8
・X-T4 + NOKTON classic 40mm f1.4 SC
になります。
全て撮って出しになっています。
それでは実際見ていただこうと思います。
どうでしょうか?
個人的にはかなり違いを感じます。特にシャドウの部分を見ていただけるとわかりやすいかもしれません。
GFXはシャドウ部分の黒潰れが少なくそこでもしっかり色の表現がされているように感じます。
やはりダイナミックレンジが広いGFXの方が色ノリが良く味のある感じがします。
逆に言うとX-T4はフラット。
とてもラフな印象が強く感じられより自然に近い色味な気がします。
若干角度が異なるので比較しづらいかもしれません…
申し訳ございません。
どうでしょうか?
こちらに関しては個人的にX-T4の方が好きです。
X-T4は木や背景部分の黒潰れがあります。
それが味になっている気がしてこれはこれでとても好きな表現でした。
ですが、さすがはGFX
雰囲気がグッとある写真が出てきてくれることがとても多いですね。
さてこちらの場合はどうでしょうか?
…わからん!
厳密に言うと撮影した自分からするとわかるのですが、ぱっと見そこまで差はありませんね…
主題が近い時+背景の奥行きがそこまでない時
その場合はそこまで顕著に違いが現れないのかもしれません。
となれば引いてみようと言うことでこちら撮ってみました。
やはり全体像を写すような引いた写真だと違いがわかりやすい気がします。
広い写真の場合明るさの差が一枚の絵の中で大きく、シャドウ・ハイライトの部分が多く存在しているからかもしれませんね。
作例はここまでになります。
・実際比べてみて感じたこと
どちらにも良さがある!
結論はこれですね。
どちらが良い・悪いではないんです。
むしろ写真に「悪い」という概念はつけたくないです。
全てがそれぞれ良いんです。
個人的にはGFXの方が「おっ」となる写真の打率が高く撮っていて楽しい、撮っている実感がありました。
GFX→作品
X-T4→日常をラフに切り取った
このようなイメージでした。
それぞれの良さがありまたX-T4でもゆっくり写真を撮りたいなと改めて感じさせてくれる検証でした。そろそろX-H2Sに乗り換えようと思っていますが…
上記に記載しておりますYouTubeの動画ではより詳しくよりだらだらとお話ししていますのでぜひ見て頂けると幸いです。
それでは
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