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ライター/エディター 大卒で出版社へ入社、広告代理店を経て、フリーライターとして独立。…

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ライター/エディター 大卒で出版社へ入社、広告代理店を経て、フリーライターとして独立。 プライベートで東京都フットサル1部リーグ 美少年倶楽部に従事。 趣味は手芸、ジム通い、サウナ。

マガジン

  • 私とフットサル

    フットサルを始めたきっかけから、辞めるきっかけまで。

  • 美少年倶楽部(東京都フットサル1部リーグ)

    東京都フットサル1部リーグ所属 美少年倶楽部によるnote内マガジンです。

記事一覧

昨日より"ライター視点"が身に付いて、ちょっと文章がうまくなるnote

出版社に7年、広告代理店に2年、フリーライターとして独立して5年。時々知人などから「私もライターの仕事をやってみたい」「ライターの仕事ってどんな感じですか?」と聞…

400〜
割引あり
mamo
3週間前
5

手元に残さないためのメルカリへの出品、それでも実は"残った"話。

2022年1月、家庭科の授業ぶりにミシンを手にした。ずっと続けてきたスポーツをやめると言ったタイミングで、新しい趣味をと母が買ってくれたのだ。 意外にも夢中で針を刻…

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1か月前
10

フットサルの試合現場を離れる話

自分としてはだいぶ前から決めてきたことなので、何の気なしにリーグ横断LINEを抜けて、何の気なしにチームの係分担にも自分の名前をなくし、その勢いでツイートしたら複数…

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2年前
11

線路は続いているのか

突然だが、もし 「私がフットサル教わった人、今日からワールドカップに出るんだよ!」 なんて言ったら、 「え、やば」「そんなすごい人に教わってたの?」 と多くの人が言…

mamo
2年前
7

曲がりくねった道の先にー。

気が付いたら、選手と同じ高さでJリーグのピッチを眺めていた。 2021年の春のことだった。 曲がりくねった進路働くも何も、私の進路選択は紆余曲折から始まっている。英語…

mamo
2年前
7

#10文字フットサルホラー Award

実行委員長を仰せつかりました、東京都フットサル1部リーグ所属、ポジションは被無茶振りの美少年倶楽部です。 先日、ふとTwitterを徘徊していた際に出会った「10文字ホ…

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2年前
1

あの失敗があったから~短い選手時代からスタッフになって気が付いたこと~

「あの失敗があったから」 募集テーマを目にしてしばらく「失敗」に頭を巡らせていた。思い当たるものがなかったから、ではない。むしろ“失敗”と呼べるものはいくつもい…

mamo
3年前
7

背番号16

私は今、男子フットサルチームでスタッフをしている。あまり知られていないかもしれないが、そこに女子チームがあった時代の選手でもあり、広くくくれば「出戻り」というこ…

mamo
3年前
6

どん底の景色の先は「どん底」だった。

唐突ながら、小さい頃からサッカーが大好きだ。プレーするのも、見るのも、そしてそれは生観戦でもテレビ観戦でも夢中になれる。先週末も夫婦でJリーグ中継にかじりついて…

mamo
3年前
5

愛は語れない。

「#わたしとフロンターレ」というテーマで川崎フロンターレが記事を募集していると知った。それ以上のテーマこそなかったけれど、これだけファンサポーターの多いチームに…

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3年前
8

2020シーズン最終戦にあたって

今季もなんとか、最終節までたどり着きました。関係者の方々のご尽力はもちろん、もどかしいレギュレーションや制約のある活動のなかでも、試合を受けてくださった対戦相手…

mamo
3年前
2

引き際。

のっけから私のことになるが、小学校からサッカーを始めて20年以上が経つ。男子と違って山ほどチームがあるわけではなく、地域の広報誌から見つけた短期スクールや、地元の…

mamo
3年前
9

なぜ自分がスポーツをやっているのか。

先日、こんなツイートを目にした。 「こんな時だからこそ こんな時だからこそ 考えてみよう。 なぜ自分がスポーツをやっているのか。 勝ちたいから。 代表になりたいか…

mamo
4年前
8

パスアンドゴー。

"パスを出したら前線へ抜ける、味方が繋いだボールを受け直してシュート。立ち止まるな、パスアンドゴーだ。" 2010年12月、私はとある女子フットサルチームの門戸を叩いた…

mamo
4年前
4

美少年倶楽部の告知2019

■第1節 決起集会の写真を用いて。手前の男性は先生ではなく選手です。 背番号と残り日数をかけ始めたのもこの頃から。にしても写真の色を落としすぎです。 ■第2節 …

mamo
4年前
5
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割引あり
昨日より"ライター視点"が身に付いて、ちょっと文章がうまくなるnote

昨日より"ライター視点"が身に付いて、ちょっと文章がうまくなるnote

出版社に7年、広告代理店に2年、フリーライターとして独立して5年。時々知人などから「私もライターの仕事をやってみたい」「ライターの仕事ってどんな感じですか?」と聞かれるようになり、何か資料を用意したいと考えていました。

世の中にはライターや編集者になるための講座はたくさんありますが、正直なところ私でさえも敷居が高いと思うものばかり。片や巷では“副業””パラレルワーカー”などといった言葉が流行って

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手元に残さないためのメルカリへの出品、それでも実は"残った"話。

手元に残さないためのメルカリへの出品、それでも実は"残った"話。

2022年1月、家庭科の授業ぶりにミシンを手にした。ずっと続けてきたスポーツをやめると言ったタイミングで、新しい趣味をと母が買ってくれたのだ。

意外にも夢中で針を刻んだ。トートバッグ、シュシュ、ペンケース…世界に1つだけの作品が次々と生まれる。

さて、困った。

というのは、自分の物を作り続けているだけでは、やがて物が溢れてしまう。縫いたい、けど、これ以上何を作るというんだ。

そんなときに、

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フットサルの試合現場を離れる話

フットサルの試合現場を離れる話

自分としてはだいぶ前から決めてきたことなので、何の気なしにリーグ横断LINEを抜けて、何の気なしにチームの係分担にも自分の名前をなくし、その勢いでツイートしたら複数連絡をいただいてしまいました。ごめんなさい…。

とりあえず言えることは、
・何があったわけでもない!
・チームは辞めてません!
ということ。
でも、思えばスポンサーさんもたくさんいるので、もう少しだけ書くことにしました。

現場と距離

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線路は続いているのか

線路は続いているのか

突然だが、もし
「私がフットサル教わった人、今日からワールドカップに出るんだよ!」
なんて言ったら、
「え、やば」「そんなすごい人に教わってたの?」
と多くの人が言うに違いない。むしろ、その言葉を聞いた“もう一人の私”すらそう口走りそうなくらいだ。

近所のコーチが世界へ!?嘘でも未来でもデフォルメでもなく、紛れもない事実なのだから世のなか面白い。そう、私が何度か近くの体育館でフットサルを教わって

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曲がりくねった道の先にー。

曲がりくねった道の先にー。

気が付いたら、選手と同じ高さでJリーグのピッチを眺めていた。
2021年の春のことだった。

曲がりくねった進路働くも何も、私の進路選択は紆余曲折から始まっている。英語が得意だった中学生時代から一転、高校に進学するや否や数学の才能が開花した。それまでは海外で働く父の影響もあって「外語大に行く」と言っていたくせに、日を追うごとに数理系の道しか見えなくなるほど、歴然としたギャップが生まれていた。だから

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#10文字フットサルホラー Award

#10文字フットサルホラー Award

実行委員長を仰せつかりました、東京都フットサル1部リーグ所属、ポジションは被無茶振りの美少年倶楽部です。

先日、ふとTwitterを徘徊していた際に出会った「10文字ホラー」。たった10文字で誰もが「それね」と思うようなホラーを呟くということで、キャンペーン企画も相まって盛り上がっていました。

これはきっとフットサルをテーマにしたら面白い、そう思って軽い気持ちで始めたところ、「#10文字フット

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あの失敗があったから~短い選手時代からスタッフになって気が付いたこと~

あの失敗があったから~短い選手時代からスタッフになって気が付いたこと~

「あの失敗があったから」
募集テーマを目にしてしばらく「失敗」に頭を巡らせていた。思い当たるものがなかったから、ではない。むしろ“失敗”と呼べるものはいくつもいくつもあった。ただ、良くも悪くも取るに足らないもの、特にnoteに書くほど何か進展があっただろうかと思うと我ながら疑問符が浮かぶものも多く、なぜかネタ探しに悩んだ。

ふと思い出した、あの日のこと。

いつもスポーツのことばかりnoteに書

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背番号16

背番号16

私は今、男子フットサルチームでスタッフをしている。あまり知られていないかもしれないが、そこに女子チームがあった時代の選手でもあり、広くくくれば「出戻り」ということになる。

選手時代小さい頃からサッカーが好きだったわりに、機会もそうなく、せいぜい同好会レベル。ただ執着だけはあったのか、社会人になって競技フットサルチームの門を叩いた。そこにいたのが今の男子チームの監督や選手、そして、何を隠そう私とは

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どん底の景色の先は「どん底」だった。

どん底の景色の先は「どん底」だった。

唐突ながら、小さい頃からサッカーが大好きだ。プレーするのも、見るのも、そしてそれは生観戦でもテレビ観戦でも夢中になれる。先週末も夫婦でJリーグ中継にかじりついていたくらいだ。

きっかけと今私とサッカーの出会いは、弟が地元の少年団に入ったというありきたりだったが、この年になってもボールを蹴り続けていることに今や弟の方が驚いている。古くからの友達にも「萌花は変わらないねぇ」と笑われるのは、いつもサッ

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愛は語れない。

愛は語れない。

「#わたしとフロンターレ」というテーマで川崎フロンターレが記事を募集していると知った。それ以上のテーマこそなかったけれど、これだけファンサポーターの多いチームには、愛溢れる投稿がたくさん寄せられる未来が想像できた。

じゃぁ私は…

正直愛を語るにはおこがましい分際だと感じてしまい、筆を取る手が躊躇した。コロナがなければ、今も他のクラブを応援していたからもしれないからだ。

Jリーグと私Jリーグが

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2020シーズン最終戦にあたって

2020シーズン最終戦にあたって

今季もなんとか、最終節までたどり着きました。関係者の方々のご尽力はもちろん、もどかしいレギュレーションや制約のある活動のなかでも、試合を受けてくださった対戦相手の皆様に感謝申し上げます。

それにしても私自身、今季も色々ありました。
気づいたら監督欄に名前があり、そのわりに威厳のかけらもなく四六時中もがき続けたおよそ365日。コロナに振り回されたゆえもありますが、泣いてばかりだった昨季から一転、な

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引き際。

引き際。

のっけから私のことになるが、小学校からサッカーを始めて20年以上が経つ。男子と違って山ほどチームがあるわけではなく、地域の広報誌から見つけた短期スクールや、地元の元Jリーガーが開催するサッカー教室、あとは校庭での男子との昼休みがとにかく楽しかった。

高校進学を機にいよいよ女子サッカー部への門をくぐる予定だったが、進学重視の声に煽られて別の女子高へ。そこにたまたまあったサッカー同好会を引き継ぎ、正

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なぜ自分がスポーツをやっているのか。

なぜ自分がスポーツをやっているのか。

先日、こんなツイートを目にした。

「こんな時だからこそ
こんな時だからこそ

考えてみよう。
なぜ自分がスポーツをやっているのか。

勝ちたいから。
代表になりたいから。

より深い部分まで
考えよう。」

元ペスカドーラ町田の中井健介選手の投げかけだ。確かにこの時期だからこそゆっくり、改めて考えられる気がして、私は筆を執ることにした。

私がスポーツ、殊にサッカーやフットサルをやっている理由は

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パスアンドゴー。

パスアンドゴー。

"パスを出したら前線へ抜ける、味方が繋いだボールを受け直してシュート。立ち止まるな、パスアンドゴーだ。"

2010年12月、私はとある女子フットサルチームの門戸を叩いた。どうせやるなら強いところ、ただ強すぎないところ。そんな基準で東京都1部のチームを選ぶんだから、今思うと図太い神経をしている。

案の定、既存の選手は多くがJリーグクラブの女子チーム出身。小さい頃からボールを蹴ってきたとはいえ、遊

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美少年倶楽部の告知2019

美少年倶楽部の告知2019

■第1節

決起集会の写真を用いて。手前の男性は先生ではなく選手です。

背番号と残り日数をかけ始めたのもこの頃から。にしても写真の色を落としすぎです。

■第2節

去年(2018年)のエスフォルタが忘れられない中の人の気持ち、以上。

■第3節

またしても辛酸を舐めたNEO戦からの次節告知。

■第4節

気づけば7月。

言わずと知れたビューティーダービー。にじみ出る写真素材のなさ。

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