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WE NEED HEROES!進化した新世代ウルトラマン!


はじめに

皆さんこんにちは!ついにプレミアムカードセット「ウルトラマン 新たな光」が発売され、テンションがぶちあがりまくっております!ユウです。

遂に発売!ヒーローは、ここにいる!

今回はそんな「新たな光」から4種類もの強化パーツが登場した新世代ウルトラマン(別称:赤ウルトラマン)について自分が使っているデッキリストであったり、枠の都合で不採用になったカードなどについての解説を交えながら紹介していきたいと思います。

このデッキは前回の青ウルトラマンとは異なり、再録されているカードは無いのですが、高騰しているカードは無いので今(2023年8月03日)であれば金額的には比較的お手頃に構築することが出来るのではないかと思います。
今回もコラボ限定構築なので、コラボショップバトルにこのまま参加することもできるようになっています。
それではさっそく紹介していきます!

新世代ウルトラマンデッキとは?

①自分のデッキを掘りながらいいところまで相手のライフを削ります。
②フィニッシャーである新世代ウルトラマンレイガを召喚します。
③そのまま新世代ウルトラマンレイガで殴ればおおむねあなたの勝ちです。

ざっくりいうと、こういうデッキです。面展開で押していくデッキでもなければ、チェンジや煌臨で臨機応変に対応するデッキでも無く、ただ1つのカードをデッキ全体で探し求めて確実に〆るデッキタイプになっています。
具体的なライフ数を書いていないのは、パーツの集まり方によっては新世代ウルトラマンレイガが打点が増えたり回復したりするので、削るライフ数を抑えることが出来るようになっているからです。
今回プレミアムカードセットによって初動枠、手札誘発枠、打点追加枠という新世代に足りなかった要素全てを貰うことが出来たので、コラボ限定戦でもかなり立ち位置のいい方になったのではないかと考えています。

サンプルデッキリスト

今回、ヒーロー繋がりで、ある作品の関連ワードを所々入れています。

自分でも組んだときにひっくり返ったのですが、驚異のマジック0投構築です。しかしこれが存外使いやすかったので、今回はこの構築を基にカードを紹介していきたいと思います。

初動枚数は17枚。バーストセットだけしてターンを返すことも考慮すると、よほどのことが無い限りは先攻1ターン目に何も出来ないということは無いと思います。
カード名と採用枚数を纏めるとこんな感じ。

新世代ウルトラマンブル アクア×3
新世代ウルトラマントリガーマルチタイプ×3
新世代ウルトラマンフーマ×2
新世代ウルトラマンオーブ オーブオリジン×3
新世代ウルトラマンタイガ/新世代ウルトラマンタイガ トライストリウム×3
新世代ウルトラマンブレーザー×3
新世代ウルトラマンオーブ オーブトリニティ×3
新世代ウルトラマンレイガ×3
ウルトラマンA×3
ウルトラマンゼット デルタライズクロー[3]×3
新世代ウルトラマン×3
ウルトラマンNo.6 ウルトラマンタロウ×3
来たぞ われらのウルトラマン×3
ウルトラマンキング×2

今回のデッキは「新世代」の名称が重要になってくるデッキです。この名称がデッキの回転率やキルターンの早さを決めるといっても過言ではありません。

個人的には新世代の枚数が22枚あたりを超えていれば使いやすいのではないかと考えていますが、ここは感覚の問題でもあるので要調整点です。
それでは、各カードの解説に移っていきます。

スピリット

新世代ウルトラマンブル アクア


結構なコンテンツで科学者枠=変わり者ってイメージ

このデッキの初動枠その1
召喚/アタック時に2枚オープンでき、オープンしたカードの中から赤のウルトラマンのカード1枚を手札に加えることができます。このデッキの貴重な初動枠ではあるのですが、オープン枚数が少なかったり《ターンに1回:同名》がついていたりと中々手放しで喜べない性能をしています。

とはいえ、最序盤からトラッシュに「新世代」に肥やすことが出来る他、今回登場した「新世代ウルトラマンブレーザー」を構えているときであれば、バーストなどの除去に対してある程度の選択肢を押し付けることが出来るので、覚えておくといいでしょう。

Lv2効果のBP4000以下破壊は後攻1ターン目のシーカー系の生き物を破壊することに使うぐらいしか仕事が無いので、あまり当てにしなくてもいいのかなとは思います。

このカードで拾えると嬉しいのは創界神である「ウルトラマンNo.6ウルトラマンタロウ」や、相手の除去に対してカウンターできる「新世代ウルトラマンブレーザー」あたりかと思います。

新世代ウルトラマントリガーマルチタイプ

WE NEED A HERO! このデッキの救世主です。

プレミアムカードセットにて追加された、このデッキの初動枠その2にして最重要カードともいえる存在です。

スピリットとしての効果はすごくシンプルで、召喚時に《ターンに1回:同名》ではあるものの、デッキを上から3枚オープンして同名カード以外の「ウルトラマン」名称のカード1枚を手札に加えることが出来ます。
先ほど紹介したブル アクアとは異なり、ウルトラマンであれば色もカード種類も問わずに回収することが出来るので、非常に使い勝手のいい効果となっています。

しかし、こっちの効果はそれほど重要ではありません。重要なのはその上の効果です。

『トラッシュにあるこのカードをデッキに戻すとき、このターンの間、自分の「新世代ウルトラマンレイガ」すべてに赤シンボル1つを追加し、効果で減らす相手のライフのコアを+1個する』という効果になっています。
要約すると確実に2点削れるところを3点削れるようになるよーということです。除去された後でもしっかり仕事をすることが出来るので、いつ引いても嬉しいカードになっています。

また、この効果はあくまで重複不可であって、ターン1回:同名ではないので別々のタイミングでデッキに戻すとそのたびに効果が起動し、打点を増やしていくことが出来ます。よほどのことが無い限り使いませんが覚えておきましょう。

プレミアムカードセットで追加された新規カード組は全員そうなのですが、ウルトラマンレイガ自体には本編では一切関与していないウルトラマンです。どうしてこういう効果になった????

新世代ウルトラマンフーマ

新世代以外にも定期的に出張するやつ

このデッキにおけるトラッシュ回収札です。デッキの性質上欲しいカードがトラッシュに落ちて行ってしまうことが多々あるので、召喚時に同名以外の「ウルトラマン」のカードなら何でも回収できるこのカードは非常に重要になってきます。

Lv2からは「新時代」名称のスピリット全体に手札/デッキに戻らない耐性を与えます。この状態になると、相手の除去はほとんどの場合破壊や消滅に頼らざるを得なくなり、そうなるとレイガのためのカードが溜まっていくようになるので新世代ウルトラマンというデッキ自体とのかみ合いも非常に良い1枚になっています。

今見てきたカードからでもわかる通り、新世代の軸を担っているカードは効果がシンプルで分かりやすいので素直につかってあげるだけでプレイングがある程度整っていくのはこのデッキの1つの側面と言えますね。

他のカードの4枚目以降のような感覚なので、2枚採用。回収札ばっかり序盤に来ても困りますしね。

新世代ウルトラマンオーブ オーブオリジン

割と汎用寄り…かもしれない

このデッキのバースト枠その1
召喚/煌臨時効果発揮後に反応して発動できるバーストで、BP12000以下の相手のスピリット1体を破壊しながら、条件を満たしていれば2枚ドローが出来ます。

また、Lv2からは「新世代」名称がアタックしている間だけですがアタックステップ終了メタを発揮し続け、要所要所の相手のライフ調整の際に一役買ってくれる性能をしています。
このカードのおかげで、先攻1ターン目に来たわれスタートをしたとしてもワンチャン赤シンボルがある状況を作れるのはとても大きいのではないかと個人的に思っています。

コラボ限環境を考えたときに見ておきたい存在であるオーブ、初号機エヴァに対しては効力が薄いですが、バーストの張り替えで事前にセットしていたこのカードを破棄することでレイガ用の「新世代」を0コストで稼いだりすることもあるので、困ったらとりあえず貼っておきましょう。

このデッキのもう一つのバーストがこのデッキ唯一の受け札になっている都合上、バーストセットのタイミングには重要になる必要があります。注意しましょう。

新世代ウルトラマンタイガ/新世代ウルトラマンタイガ トライストリウム

父親が偉大なヒーロー、真面目になりがち。
1人で泣かないからこその、この形態

このデッキの動きの中核を担っているカードです。原作ではレイガの大元です。
召喚/アタック時の相手の創界神の妨害と条件付き1ドローは、ターン1の制限こそあるものの、カシウスケアでアタック時に使ったりデッキを回すこと優先で召喚時に使ったり、あえてカシウス等のケアをせず召喚時で使うことでブレーザーや来たわれを誘発させたりとプレミアムカードセットの追加や優秀な既存のサポートカードの存在もあり、かなり器用に立ち回れる効果となっています。
1ドローの条件にもなっているカード名に「ウルトラマン」を含むネクサスですが、このデッキに入っているネクサスは全てこの条件に該当するので、特に気にすることは無いと思います。先ほど紹介したオーブオリジンにも同じことが言えますね。

そしてこのカード、Lv2から転醒を持っています。その条件はかなり緩く、自分のカード名に「新世代」を含むスピリットがアタックしたときとなっています。自分でアタックしたときに転醒が出来るのはもちろんのこと、他の「新世代」のスピリットで打点を取りに行きたいときに手間を挟むことなく転醒が出来るので、転醒時効果と相まってとても使いやすい効果となっています。

そしてその転醒時効果は、相手のネクサス1つの破壊と2枚ドローというもの。破壊したネクサスの効果を発揮させてしまう、スピリットを破壊できないという多少の違いはあるものの、やっていることはほぼゼッパンドンの煌臨時です。単純に手札を補充しに行くことが出来るので、どんな状況でもあまり腐らない効果であるといえるでしょう。

またLv2からのアタック時効果では、バトル終了時にデッキの下に自身を返すことで、「新世代ウルトラマンレイガ」1枚を手札からコスト8として召喚することが出来る効果を持ちます。この効果はフレーバーテキストにもあるように、トライストリウムが3人のウルトラマンの合体形態であることからきている原作再現要素です。この効果によって普通に召喚するより早い段階でレイガに繋げることができ、そのままレイガでアタックしに行くことによってさらなる負担を相手に押し付けることが出来るようになります。

個人的なこの効果の強みは、相手の防御札をどのようにして使うか?という思考に対して揺さぶりをかけることが出来る点であると思っています。
単純にトライストリウムの1点でそのターンの攻撃が終わるのであれば、よほどの状況でない限りそこに白晶防壁やキングスコマンドのような防御札を使う必要は無いかもしれません。しかしもし仮にこちらの手札にレイガがあり、召喚できるだけのコストが用意できているとしたら?その場合は相手はレイガが着地することによって2点ないし3点のライフダメージを貰うことがほぼほぼ確定するのでそうならないためにもトライストリウムの攻撃の段階で防御札を切らざるを得ない…ということになります。

このように相手の防御札の使い方を狂わせることにより、本命の攻撃をより通しやすくなるので、仮にレイガを手札に持っていなかったとしてもこのカードはとりあえず転醒させておくべきだと思います。相手の逃げ道である手札保護ネクサスも、1枚であればこのカードの転醒時効果で潰すことが出来ますしね。

総じて表面裏面両方において、相手との心理戦に持ち込むことの出来る良カードだといえるでしょう。

新世代ウルトラマンブレーザー

ウルサマで子供たちに対して終始無反応だったのが衝撃的だった。

プレミアムカードセットで追加された新規カード枠その2
新世代に無かった手札誘発枠がついに登場です。

誘発の条件も自分のスピリットの「新世代」が相手によって離れる時と非常に緩い他、ウルトラマン[シン・ウルトラマン]のような重複不可の制限もないため、抱えていれば抱えている分だけ同じタイミングで出すことが出来てしまいます。コラボ限定戦においてはゼロカウンターというものがスプラッシュザッパーの1種類しか存在していないので非常に通りはいいと言えます。

召喚/アタック時効果ではBP合計12000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊した後、破壊したスピリット1体につきトラッシュからソウルコア以外のコア1個をこのスピリットの上に置くことが出来ます。最序盤での細かい盤面の取り合いにおいて非常に強く出ることの出来る効果であり、細かい打点を事前に1点、2点と刻んでおきたい新世代ウルトラマンとしては相手の除去で簡単に動きが止まらなくなるので追撃がしやすくなるという点がとても評価が高いポイントであると思っています。

また、このスピリットのコストは6なので、煌臨元としての役割を果たすだけではなく、新世代ウルトラマンのチェンジで入れ替えられる範囲内にも収まっています。これによって、チェンジした新世代がBP負けなどでフィールドを離れればまたブレーザーの提示が出来るので、そのようにして繋がっていけば長期にわたって盤面に干渉し続けることが出来ます。

Lv2からのアタック時効果では、レイガやギンガを彷彿とさせる指定アタック効果+BP10000上昇が発揮されます。この効果の防げない範囲が少し特殊で、重装甲/超重装甲以外となっています。前述の召喚/アタック時でそれほど強くないスピリットの処理は出来ているはずなので、この指定アタックでは耐性をばら撒くスピリットや大型のスピリットを処理していくように動くといいでしょう。
総じてせめっけが強いながらしっかり受けもこなせる赤っぽい誘発札であるといえるでしょう。

新世代ウルトラマンオーブ オーブトリニティ

ヒーローは一人じゃない。

このデッキのチェンジ枠です。

新世代ウルトラマンのチェンジは採用していないカードも含めて元のコストが6より大きい&入れ替えの指定が6コスト以下に設定されているので、青ウルトラマンのようにチェンジでチェンジ持ちと入れ替える…みたいなことは出来ないようになっています。
その代わりに元のコストの高さを利用して火力の高い煌臨に繋げることが出来るようになっているのがメリットですね。

オーブトリニティのチェンジ効果はBP10000以下破壊と1枚ドローというもの。破壊効果の範囲は比較的狭めなので、チェンジとして使う場合は1枚ドローがメインであると考えて使ってしまうのも1つの手だと思います。
しかし、この破壊範囲の絶妙な低さが入れ替わった後の効果に繋がると思えばなんか悪くないような気も…でももう3000は頑張ってほしかった…

Lv2からの効果は自分のアタックステップ中に「新世代」のスピリットが相手のスピリット/ネクサスを破壊したときに相手のライフのコア1個をトラッシュに置くというもの。破壊すればなんでもいいのはシンプルにこのデッキとの相性がいいのでかなり使いやすいなと思っています。

プレミアムカードセットで強力な新世代が追加されたことにより必然的に価値が高まっていると感じた1枚です。

新世代ウルトラマンレイガ

みんなの力で!みんなを守る!

このデッキの切り札。ウルトラマンの全カードプールの中でも1、2を争う火力を持っています。召喚するときに手札/トラッシュから名称「新世代」のカードを11枚までデッキの下に戻し、戻したカード1枚につきコストを1マイナスして召喚することが出来ます。原作でも11人の新世代ウルトラマンが合体した姿なのでこのあたりの再現はさすがバトスピといったところでしょうか。基本的にはこの効果をフルに使ってコストを抑えつつ召喚していく形になると思います。

コラボ限で使う場合には特に問題が無いのですが、月鬼城などのコスト変更を妨害するカードにはガッツリ引っ掛かります。事前に破壊しておきましょう。

Lv1からの効果で耐性貫通のスピリットに対する指定アタックとバトル相手が消滅/破壊したときに2点のライフバーンを飛ばす効果があります。ライフバーンに関してはBPを比べる必要は無いので、他のカードを使って強引に除去することでも反応するほか、相手が他のカードを使用した結果、指定アタックの対象が消滅/破壊された場合でも反応します。基本的な部分ですがしっかり覚えておきましょう。

Lv2からは、フラッシュタイミングで相手がカードを使う時にライフのコア2個を要求するようになります。カードの種類は問わないので手札保護を使わない限り必ずライフを奪えるようになりますし、相手がライフバーンに対するメタを張っている際にはライフを削ることが出来ないので相手はカードをフラッシュタイミングで使用することができなくなります。カードの場所を書いていないのも強いですね。これによってこの手のカード縛りにありがちな対象の場所の外からカードを打たれてしまうということはほぼほぼ無くなっています。ただし、各種提示系のカードやバーストなどには干渉することが出来ないので、そこで除去されてしまうとかなりしんどいです。できる限りLvやBPをしっかりあげたり、盤面を維持するカードを並べておくなどして対応するようにしましょう。

全ての効果において相手のライフを要求するこのカードは、この新世代ウルトラマンというデッキにおけるフィニッシュパターンの多くで絡んできます。優先的に引き込みつつ、このカードを召喚することを最優先にゲームを進めていくといいでしょう。

状況さえ整っていれば実質0コストでダブルシンボルないしトリプルシンボルを立てることが出来るので、盤面に赤シンボルが無い…!!っていう状況で取り合えず召喚したりは正直結構やります()
フィニッシュにこのカードがほぼほぼ絡む都合上、アルティメット対面は絶対無理です。あきらめましょう()


ウルトラマンA

伝説の再来

このデッキのバースト枠その2にして唯一のまともな受け札です()
コラボ限ならほぼほぼ踏むであろうアタック後のバーストであり、コスト4以上のアタックによるライフ減少では負けない効果を発揮します。この効果、紫エヴァやミラー対面に対してターンを稼ぐという観点においては最適解に近い効果であり、また、手札やフィールドに存在するときに、疑似的なバウンス耐性を発揮するので意外と場持ちもよかったりします。

が、このデッキにおいて重要なのはそこではなく「ウルトラマン」名称かつコスト6以上で、アタック後バーストであるという点です。
まず「ウルトラマン」名称なので当然神託対象であり、新世代ウルトラマントリガーの回収対象です。このデッキは縦引きもするにはするのですが、メインで手札を増やす手段がおおむねオープンによる回収なのでそこで取りこぼしにくいという点は非常に有用であるといえるでしょう。
神託対象であるという点はこのデッキが創界神の神域、神技に依存する場面が多いという特徴を持っているので重要だと考えています。

そしてコスト6以上である点とアタック後バーストであるという点にも触れていきます。この2つから連想される効果と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?チェンジは指定コスト以下が基本、しかもこのカードは自ら入れ替わることを禁じられているのであまり適切であるとはいえません。となると開きやすさの観点でしょうか?しかしそれだけであれば今度は逆にコスト6以上である必要がありません。

となればもうアレしかないでしょう。そう、煌臨です。
では早速新世代の煌臨を…おや?

老兵とは相いれない…?

何ということでしょう。こっちだと煌臨条件が満たせません。
ちなみに乗れたとしても新世代ウルトラマンレイガに繋がる要素が皆無なので採用していないと思います()これだったらまだ絶甲とかの方がターンがもらえるという観点で新世代ウルトラマンレイガに繋がりやすいですしお寿司…
茶番はここまで。予想はついていると思いますが、Aの煌臨先の答えを発表しましょう。


選ばれたのは…?

ウルトラマンゼット デルタライズクロー[3]

どのウルトラマンにも入れてるなお前

い つ も の

プレミアムカードセット関連しばらく触って気づいたんですけどこのカード、ウルトラマンデッキにおいて汎用性の鬼が過ぎます。来たわれの次くらいにコラボ限のウルトラマンだと酷使するかもしれない()

個人的には青ウルトラマンにもTDGにも新世代にもウルトラ兄弟にもウルトラマンゼットにも入れたいぐらい強いカードです。(なんなら1枚採用ならベリアルですら入れたい。)
このデッキにおけるこのカードの大きな役割は2つです。

1つは新世代ウルトラマンレイガの為の準備兼盤面処理要員

新世代ウルトラマンレイガのところでも述べましたが、とにかくトラッシュや手札に「新世代」をため込むことがこのデッキにおいて大切になってきます。しかしながら、11枚という枚数は数ターンで簡単に集まるものではありません。神託でも受け札や創界神が落ちてしまって思うようにたまらないこともありますし、そもそも自分のターンで使えるコア数は限られているのでオープンやドロー、神託をちまちま行っていくのでは速度が追い付かない場合も多々あります。

しかしこのカードの場合、煌臨/アタック時で3ドロー2捨てが行えるのでどこで使っても新世代ウルトラマンレイガのための動きとして成立します。さらに、煌臨時効果としては珍しい全体除去が狙える効果でもあるので相手の煌臨やチェンジといった攻めに繋がる動きはしっかり潰しきることが出来ます。また、煌臨時効果以外でも、Lv2からのフラッシュ効果で装甲貫通のデッキ下バウンスが使えるので新世代ウルトラマンレイガの指定アタック警戒で重装甲や超装甲で固められたとしても貫通することが出来ます。ちょっと有能すぎますね。

準備だけならキングスコマンドなどのドロー系バースト、盤面処理だけなら他の煌臨でもいいのですが両方しっかりこなせるカードはさすがにこれ以外ないと思います。

ウルトラマン名称なのでこのデッキのギミックのほとんどに引っかかる他、新世代のチェンジは青ウルトラマンのそれと異なりコストが大きいので、スムーズにこのカードに繋がりやすいのも優先採用理由の1つです。

もう1つの役割はフィニッシュプランの拡張。

このデッキのフィニッシュプランのほとんどに新世代ウルトラマンレイガが絡むという話はしましたが、逆にいうとそこを咎められてしまった場合にこのデッキのフィニッシュ力は格段に落ちます。例を挙げると、ライフバーンメタや各種保護系のカードですね。コラボ限定戦ではオーズドライバーが筆頭になってくると思います。

しかし、ここにシンプルに高打点を押し付けて殴るというサブプランを加えることにより、ゲームプランにある程度の柔軟性を持たせることが出来るようになりました。幸いにも新世代ウルトラマンブレーザーも煌臨元としてちょうどいいコストでありながら出しやすいスピリットになっていますし、チェンジを絡めれば一気に4点押し込むことも出来るようになります。

以上これらの観点から、かみ合いが良いと踏んで採用してみました。感触があまりに良すぎるのでコラボ限定戦である限り、使い続けると思います。

ネクサス

新世代ウルトラマン

存在しない記憶。空想上のイラスト

このデッキの初動枠その3にして専用ネクサス。ミラージュとしても普通のネクサスとしてもかなり強力な部類に入るのではないかと個人的には考えています。

ミラージュとしての効果は2つあり、1つは相手のスピリットを破壊したときに自分のソウルコア以外のトラッシュのコア2個を自分の「新世代」スピリットにおける効果です。実質チェンジのコストが減るような動きも出来なくはないので覚えておくといいでしょう。

もう1つの効果はミラージュの破棄を条件とした「新世代」スピリット1体の回復効果。こちらの効果がとても重要で、通常であれば1度しかアタックできない新世代ウルトラマンレイガを回復させることでカードの使用制限を押し付け続けて、打点を大きく伸ばすことが出来ます。
また、デルタライズクロー[3]に煌臨する前の「新世代」スピリットを事前に回復させておくだけでも、4打点を押し付けることが出来るので決して弱い動きになりにくいというのもいいところです。

ネクサスとしての効果は自分の「新世代」スピリットがアタックしたときに1枚ドローする効果。重複不可とはいえリーサルのために細かく打点を刻む動きの中で自然に新世代ウルトラマンレイガを探しに行くことが出来るので、テキスト量に反してかなり重宝する効果になっています。
「ウルトラマン」名称のネクサスなのでこのデッキの起点ともなる心強い1枚です。新世代に必須のカードと言えるでしょう。

ウルトラマンNo.6 ウルトラマンタロウ

ウルトラマンタロウ、ダイナマイト部分再現されがち説

このデッキの初動枠その4にして赤の創界神ネクサス。
特に特殊な挙動をするカードでもないので中々扱いやすいカードになっていると思います。

Lv1からの神技5は自壊を条件としたBP12000以下の効果発揮不可の全体除去効果。正直あんまり使わないのですが、新世代ウルトラマンには全体除去が無いので貴重な効果ではあります。

Lv2からの神技4はシンプルな2枚ドロー。正直どの場面で使っても強い効果です。新世代ウルトラマンレイガを出した直後に使うことで枯渇した手札を補充したり、逆に新世代ウルトラマンレイガを出す前に使うことで更なる軽減を狙ったり…。どうせ同名ターン1の効果なので特に警戒することが無ければ雑に使っていってもいいでしょう。

プレミアムカードセット前までの構築では、様々な理由でウルトラマンの煌臨が採用しにくかったり、そもそも出して強い新世代が軒並み4コスト以上で神託が少ししにくかったりなどの問題があったのですが、新世代ウルトラマントリガー マルチタイプという新たな初動枠を得たことや、デルタライズクロー[3]の追加によってウルトラマンAからのカウンターが受けとして成立しやすくなったことで神託の機会が増加

結果として、このカードの効果もかなり使いやすくなりました。既存カードの中で一番恩恵を受けているかも…?

来たぞ われらのウルトラマン

多少色無視してでも入れる価値アリ。
全ての始まり。原初の希望。

このデッキの初動枠その5にしてウルトラマンといえばこれ!な創界神ネクサス。通称:来たわれ
軽減が青でしかとれないので、どのタイミングで配置するかは非常に重要になります。(出来れば1軽減とった状態か先1で配置したい…!)
Lv1からコア除去にも対応した同じ状態でフィールドに残る効果は言うまでもなく最強の効果です。何枚も配置していればその分だけフィールドに残ることが出来るので、その後の展開がかなりしやすくなります。
このデッキは除去系バーストを踏みがちかつケアする手段が皆無なのでこの創界神ネクサスで疑似的な耐性をつけて無理矢理突破していく必要があります。
新世代ウルトラマンレイガ+新世代ウルトラマン+来たわれの3点セットを揃えれば勝利は目前。指差し確認をしながらしっかり詰めていきましょう。
Lv2からの神域が使えるとギリギリまで欲しいカードを探しに行けるので自分の動きをしやすくなる他、よほどのことが無い限りBP負けをしなくなるので、新世代ウルトラマンタイガや新世代ウルトラマンレイガの効果がより使いやすくなります。
色こそかみ合っていないものの、新世代を能動的にトラッシュに落とせる点や疑似的な除去耐性を付けられる点が流石に偉すぎるので3枚採用。

ウルトラマンキング

再録ありがてぇ…!

言いたいことは前回青ウルトラマンの方で言ったので、やること変わらずそんな感じの運用方法です。
神託によるトラッシュ肥しや神技による相手の攻め手の阻害などの点は勿論のことながら、シンボルと軽減が赤/白になる効果があるので、スムーズに来たわれに繋げることが出来るのがいいところだなと考えています。

1枚あれば神技はコアが乗っていれば何回でも使えるのでここはあえての2枚採用。

非採用カード(プレミアムカードセットの新世代)

新世代ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ

堂々参戦!!!

新世代ウルトラマン2枚目のミラージュでもある新規カードです。
ミラージュで疑似的な来たわれ効果を発揮し、Lv2からのアタック時効果では「ウルトラマン」名称のカードを破棄しながらシンボル1つの相手のスピリットを破壊することが出来るようになります。

書いてあること自体は悪くないのですが、ミラージュ効果は来たわれで事足りている上にトラッシュ肥しもやりにくい点、スピリットとしての効果も殴りたくない時には腐ってしまうように感じたため、今回は採用を見送りました。

仮に自分が採用するのであれば、新世代ウルトラマンオーブトリニティを軸にしたライフバーン型にすると思います。

新世代ウルトラマンゼット アルファエッジ

なぜか最後に紹介された男

一見重そうに見えるけど実はそうでは無いかもしれないカード枠。
トラッシュの新世代1枚につき最大3まで自身のコストを減らすことが出来ます。

Lv1からのアタック時ではBP20000以下の相手スピリットかネクサス1つを破壊し、破壊したとき2枚ドローする効果を発揮します。
比較的早い段階で広い範囲を処理しながらアドバンテージを得ることが出来るので、この効果だけでもかなり使いやすそうではあります。

また、Lv2からは自分のデッキを3枚破棄することでターンに1回、回復することが出来る効果があります。
Lv1からの効果と合わせて1回のアタックで5枚デッキの内容を見ることが出来るので、決まれば新世代ウルトラマンレイガの召喚に大きく近づけることが出来るでしょう。

何故このカードを採用していないのかというと、単純にこのカードを使うタイミングが難しいからです。

このカードを最短で召喚できるのは赤シンボル持ち創界神による神託が3枚とも「新世代」の場合の先攻2ターン目なのですが、いくらのりやすくなっているとはいえ新世代の枚数比を増やしているわけではないので、ここでは出せない場合が多いです。
また、仮に出せたとしても手札にブルかトリガーを持っている場合、そちらを使う方が明らかにデッキを回す観点などから見ても効率がよく、わざわざギリギリまでコアを使って1体だけポン置きする理由はありません。

となると、出しやすいタイミングは3〜5ターン目あたりの中盤なのですが、そこでは新世代の核とも言えるタイガが待っています。先ほど述べた通り、タイガはプレイの優先度がかなり高いカードなので必然的にゼットが出る幕ではないということになってしまいます。後半は当然レイガを出したいので、引いているときはレイガ、そうでない時はメインステップでデッキを回すためのカードが優先されてしまい、積極的にこれを使いたい状況がないのではないかと考えました。

以上の理由から今回は採用を見送りましたが、強力なカードには間違いないので、空いているスペースに入れて、4枚目以降のネクサス割りとして運用してしまうのはかなりありだと思います。

トリガートゥルース[2]

効果にウルトラマンって書いてないからどのデッキでも使えそう

ライフ減少後のバーストで、破棄耐性を持つ赤のウルトラマンです。発動時にブレイヴのコストを無視しながらコスト9以下の相手のスピリットを2体破壊し、ネクサスがある時にその効果を発揮させないことができます。アタック時にはターン1の回復もあり、使いやすい1枚になっています。

赤のウルトラマンなのでブルでも回収可能ですが、これを採用するとなるとAの枠しかなく、流石にまともな受けが欲しかったので不採用です。

泣く泣く採用を見送ったカード(プレミアムカードセット)

ウルトラマンデッカー ダイナミックタイプ

実は赤にもなる軽減

雑に強いです。入れ替え上限も7以下と幅広いので従来の新世代ウルトラマンではできなかった動きが出来るようになります。

簡単に1つ例を挙げると、新世代ウルトラマンオーブ オーブトリニティとの入れ替えが出来るというものがあります。これによって装甲をすり抜けたり、チェンジを長持ちさせることによってオーブトリニティのチェンジ効果でリソースを稼ぎ続けることが出来るようになるので、ギミックとしてはかなり面白いのではないかと思います。

とれるならどっかにとってみたかったのですが、今回は新世代の枚数やレイガへのアクセスの速度を意識したりした結果不採用に。もうちょっと余裕があることがわかってきたら採用してみたいと思います。

ウルトラマンブレーザー

軽減が変わるの助かる

デッカーにしろ、このブレーザーにしろそうなのですが今回の青のカードは赤や白から青シンボルに繋がりやすい設計になっているので他の色主軸のウルトラマンデッキでも、スムーズに来たわれにつなぎやすくなっているように感じます。
その中でもこのウルトラマンブレーザーは単純な2コアブーストによって、1ターンに使えるカードの枚数を増やしてくれる実質0コストのウルトラマンとして機能するので、「新世代」名称こそないものの新世代との相性自体は悪くないように感じます。このカードを新たに採用するとしたら、枠を持て余しているような感じが否めないオーブオリジンの枠を少し拝借する形になるのかな…?とは思っています。

デッキのまとめ

長々と話してしまいましたが、このデッキの要点を改めて纏めるとこうなります。

レイガのためにとにかく「新世代」をデッキから探しまくる!

探す過程で少しずつ相手のライフをレイガの圏内に近づけていく!

最後は必要なサポートをそえてレイガでドーン!

とにかくやることがシンプルなので、初心者にもかなりおススメできるデッキかと思います!この記事をよんで興味が出てきましたら是非試してみてください!それでは!

2023/10/10追記

なんだかんだでこの記事書ききった時から数か月がたちました。
書いた時期から自分で使っていた新世代が流石に勝ちすぎているので、さすがにレシピ載せてもいいかなと思ったので載せちゃいます。

収まり悪かったから見せてないんですけどここにキング2枚が追加で入ってます。

冒頭に乗せたレシピと1枚違いですね。非採用カードの枠に置いていたゼットアルファエッジをちゃっかり採用して、ブレーザーの枠をその分削ってます。デッキについて語れることは上で語ってしまっているので、ここから先はとりあえず使ってみたゼットアルファエッジの使用感について話せればなと。

新世代ウルトラマンゼット アルファエッジ(2023/10/10時点)

意外とやるやつでした。すいません()

こいつがいい仕事をしたゲームが想定していたものより多すぎた…!!!
このデッキ、当然のことながら序盤のプレイの優先度としては創界神ネクサスから入ることが理想なのですが、当然そんなにうまくいくことは流石に多くはありません。その次にいい選択肢としてトリガーであったりブルの召喚時を使っていくことになるのですが、いかんせん生き物なのでシンボルとして安定しにくい欠点があります。
そういう時に役に立つカードがこいつでした。最初の見立て通り、良い動きをしているときに積極的に使うようなカードではなかったのですが、このカード1枚で次につながりにくい手札を一気に何とかしてくれるだけのスペックはあるように感じます。デルタライズクロー[3]との相性も抜群で、このカードと合わせることで煌臨時効果のバリューを一気に引き上げることが出来るようになるので、その点はかなり強かったです。救われたゲームがあまりにも多すぎたので、もう1枚ぐらいなら増やしてもいいかな…と思い始めています。
新世代ウルトラマンをミラージュとしてセットできていると残りコア1からでも煌臨元として構えることが出来るようになるので、その点においても優秀に感じました。でもやっぱり3枚入れるカードじゃないなぁ…とも。

2024/1/26追記

前回からオーブオリジンの枠を1枚拝借してアルファエッジを追加投入したもので、BORのコラボ3戦に参加してました。
レイガを都合よく引いていたのでプレイする場面こそなかったものの、素のコストが8である点が大きく、デルタライズクローのディスカードとして大きく貢献してくれました。

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