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還暦こえたアニメマニアのなれの果てです。 3Dプリンターでおもちゃ作ったり、紙飛行機作…

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還暦こえたアニメマニアのなれの果てです。 3Dプリンターでおもちゃ作ったり、紙飛行機作ったりしてます。 あと、After Effectsのプラグイン作ったり、C#でプログラムとかもしてます。

マガジン

  • After Effects プラグインをゼロから作って見よう

    Adobe After Effects エフェクトプラグインを作ってみようというシリーズです。

最近の記事

After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 7回目 "ColorChange/ColorSelect"

今回は色関係のエフェクトで一番簡単な"ColorChamge/ColorSelect"を作ってみました。 F's PluginsのF's ColorChange.aex/F's SelectColor.aexになります。 あまりにも簡単なので若干の機能追加もしています。 Downloadいつも通りgithubで公開しています。今はバラバラですがある程度まとまったらRelease版も作ります。 NF-ColorChage.aex / NF-ColorSelect.aex こ

    • After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 6回目 "Mult"

      今回から実用的なエフェクトを作っていきます。 "Mult"とはMultiplication(乗算)の事でまぁ画像処理の基本みたいなものです。わかりやすく言うと"Unmult"ですね。 Next F's Plugins今回から実用的なプラグインとして作るので、ちゃんとした方針を決めようと思ってます。 F's Pluginsではバージョン管理がアバウトで上位互換に注意して作っていたせいでもありますが、バージョン違いでトラブルが多かった反省があります。 最初、リリースから1年しか

      • AE元気玉 aerenderフロントエンド

        After Effectsのコマンドラインツール"aerender.exe"を呼び出すUIアプリ(フロントエンド)の「AE元気玉(AE_SpiritBall.exe)」です。 aerenderについてはここを参照してください。 https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/automated-rendering-network-rendering.html DL先いつもの通りGithubで配布してします。 右上の方にあるRe

        • C# SVGアイコンを使う

          C#で使えるアイコンは基本的にPNG/BMP/JPG/Icoといったラスター画像で大きさや色を動的に変えるのは結構大変でした。コードで記述したりすると結構手間がかかっていました。 Web系だとSVG等のベクター画像が使えるので結構簡単です。調べたらSVG.NET(https://github.com/svg-net/SVG)ってライブラリ使うとかなり簡単に扱える事が分かったのでその健忘禄です。 githubにもまとめてあります。 SVGの利点SVG自体はwikiを参照。

        After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 7回目 "ColorChange/ColorSelect"

        マガジン

        • After Effects プラグインをゼロから作って見よう
          7本

        記事

          C# カスタムコントロールのプロパティをデザイナーから見えなくする方法

          自分用の健忘禄です。 C#のカスタムコントロールを作ると新規のプロパティをフォームデザイナーで見ると「その他」のカテゴリになったり、見せたくないプロパティを非表示するメモです。 [Category("AAA")] で指定すればその他ではなくなる [Category("MG")]public int ListWidth{ get { return m_List.Width; } set { m_List.Width = value; ChkSize(); }} 非表

          C# カスタムコントロールのプロパティをデザイナーから見えなくする方法

          オリジナル紙飛行機の制作

          紙飛行機デザインアプリ”PP.exe"を作ったので、その説明も兼ねてオリジナル紙飛行機を作ってみます。 ここで言う紙飛行機は折り紙式ではなく、組立型です。詳細はwikiの紙飛行機の項目を見てください。 紙飛行機アプリでデザイン僕が作った紙飛行機デザインアプリPP.exeは、githubのからDL出来ます。 使い方は、こちらを参照してください。 今回はごくオーソドックスな要垂直尾翼機です。翼長17cmのまぁよくあるタイプです。らせん上昇(ループ)をとして考えた物です。 デ

          オリジナル紙飛行機の制作

          紙飛行機デザイナー PP.exe

          「日本で生まれ育った高性能紙飛行機 その設計・製作・飛行技術のすべて」 二宮康明著の計算式を使用して紙飛行機の設計を行うアプリです。 電卓片手に計算するのがかなり面倒なので作ったものです。 以前から作っていましたが、全部ゼロから作り直して新しいバージョンを作りました。PP.exeです。 普通の尾翼と双尾翼の2種類に対応しています。 このアプリを使いこなすには、上記の本の熟読が必要になります。 また、デザイン後実機によるテスト飛行による修正も必要になります。 調整方法は上記の

          紙飛行機デザイナー PP.exe

          紙飛行機を作る TRAINER-2

          なんとなく前回の記事で紹介したTRAINER-2を作りたくなったので作りました。作り方自体は紙飛行機デザイン工房さんのHPにあります。僕はもう体が覚えてしまっているので、特に見ないでサクサクと作ってます。 まず印刷。紙を用意します。紙飛行機デザイン工房さんから購入したケンランケント紙180Kgです。僕は定期的に買ってます。 HPにあるPDFをアクロバットで印刷します。紙のサイズとかいろいろ重要ですが、プリンターにはすでに紙のサイズを登録してあるのでそれを選ぶだけです。初め

          紙飛行機を作る TRAINER-2

          ホチキスペグ(紙飛行機)

          今回の記事は紙飛行機の1種、「ホチキスペグ」とその流れにある簡単機についての紹介です。 ホチキスペグって?ホチキスペグはホチキス(ステープラー)ペーパーグライダーを略したもので。 基本的には一枚の紙を切ってホチキスで固定して作る組立て式紙飛行機の1種です。 先日亡くなられた二宮康明先生が考えられた簡単に作れてよく飛ぶ紙飛行機になります。僕はホチキスで作らないものもまぁ似たようなデザインのものはホチキスペグって呼んでますが、厳密には違います。 組立て式紙飛行機は折り紙飛行

          ホチキスペグ(紙飛行機)

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 5回目 "SDK"

          そういえば4回も投稿してるのに肝心のSDKの事説明していなかったことに気が付いて、今回はSDKの解説です。どう考えても順番違うなぁ。 SDKって何?SDKとは、Software Development Kitって意味になります。まぁ、そのソフトを作るためにそのソフトを作ってる組織が情報・サンプル等を集めたものですね。After Effectsではプラグインを作るためのプログラム用のヘッダーやそのサンプルコード・ドキュメントがまとまっています。 昔はインストール用のCD-RO

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 5回目 "SDK"

          DNの話 (オチは劇場版Zガンダム)

          アニメの現場でで良くこのカットは「DN」だから丁寧に作業してくださいって言われることがあります。 今回の記事は「DN」の話です。 DNの意味DNは本当はDuplicateNegaFilm(複製ネガフィルム)って意味です。 映画の映写用プリントフィルム(最近はほとんどデータですが)を量産するとき、オリジナルのネガ原板を使うと損耗が激しいので量産用に複製したネガのことを言います。 実際はオリジナルのネガ原板からマスターポジを作りそれをもう1回ネガに焼いた物がDNフィルムと呼ばれ

          DNの話 (オチは劇場版Zガンダム)

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 4回目 "新しいSkelton"

          仕事でちょっと悩んでて気晴らしにスケルトンの修正したら意外と簡単にできたので、今回はそれの解説です。 修正したスケルトンすみません、修正というか以前作ったTiny版F's pluginsのライブラリーからほとんどコピペしました。 変更点・追加点 ”NF_Plugins”の直下に"_NFLib"フォルダを追加して新しいライブラリファイルを追加しました。 AEInfo.h   エントリー関数からセレクタ毎に処理をカプセル化したクラスAEInfoクラスが定義してある NF

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 4回目 "新しいSkelton"

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 3回目 "スケルトンを元に新しい物を作る"

          今回は簡単なEffectsプラグインを作って見ましょう。 その作業をしながら、元にしたスケルトンの改良した方がいい項目も探していきます。 何を作るか仕様を考える作り始める前にどんなエフェクトを作るか考えます。 今回はShiftParと言うエフェクトを作ってみます。 SDKにある"Shifter"や標準プラグインの"オフセット"のように画面を上下左右にずらす奴を想定しています。違いはずらす量を横幅・縦幅のパーセント指定できるようにします。 映写機での上映時にフィルムがガタガ

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 3回目 "スケルトンを元に新しい物を作る"

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 2回目 "プラグインの概要"

          この記事ではAfter Effectsのプラグインがどうやって動いているかの説明を行います。知っておかないと駄目な最低限な内容です。 でも、はっきり言って眠くなる内容なので軽く読み飛ばすことを推奨します。 詳細はhttps://ae-plugins.docsforadobe.dev/index.htmlにあります。(英語だけど) 大まかなEffectsプラグインの動きホスト(After Effects :AfterFX)起動時にプラグインフォルダを調べ、ファイルのPiPLリ

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 2回目 "プラグインの概要"

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 1回目 "準備とスケルトンの作成"

          Xで投稿してたけど限界を感じたのでこっちに書いてみます。 この記事ではエフェクトプラグインの元となるスケルトンの作成までの解説です。画像処理とかの解説とかエフェクトプラグインの作り方はまた別に書きます。 とりあえず、プラグインを作るための下準備についての解説です。 まず最初に準備After Effects SDKをDLしましょう。方法は他で調べてね。 googleで"after effects sdk download"で検索すれば見つかると思います。Adobeにサインイ

          After Effects エフェクトプラグインをゼロから作って見よう 1回目 "準備とスケルトンの作成"