あした会社に行きたくない人が書いた小説
日曜日、僕は彼女と楽しくデートしていた。
でも、月曜日がだんだん近づいてくるにつれて、気分が沈んできた。
「あした会社行きたくないなぁ」と僕。
「休んじゃいなよ」と彼女。
そう言ってもらえてなんだか気持ちが楽になり、また楽しくデートを続けた。
手を繋いでルンルンなで歩いていたら急に当たりが薄暗くなった。
あんなにポカポカ陽気だったのに……。
見上げてびっくり‼️
巨大な本社ロボが現れたではないか😱
僕はこんなきちんとした仁王立ちを見たことがない。
そういえば、僕の会社の本社は巨大ロボとして日曜日は都内を巡回しているのを忘れていた。
僕のさきぼどの奸策がバレてしまったか。ワナワナ🫢
「きゃー」と彼女も恐ろしさのあまり絶叫している。
とりあえず僕は社員証を水戸黄門みたいに出してみる。
意味なし。
そもそも僕は支社勤務なので、本社ロボにはとても弱いのだ。
そんなこんなしてたら、
なんの通達なしに、いきなり両目から“本社の意向ビーム”を発射してきた。
危ない!!
彼女をかばいながら間一髪よける。
さすがは現場の事情を何も知らないビームだけあって、無茶苦茶だ。
でもとにかく2人ともなんとか無事だ。
安心したのも束の間、
すぐに真上から本社ロボの大きな脚が襲いかかる。
うわー押しつぶされるー😭
こんなことならもっと重圧を貯めとけばよかった……
もうダメかと思ったそのとき!
天を破って✨ホワイトナイト現る✨
“競合他社ロボ”が敵対的TOBームを放ちながら登場したのだ!!!
見事に命中し、うずくまる本社ロボ。
そこにさらなる援軍も続々登場☺️
財務体質ゲージが下がって弱っている本社ロボに追い打ちをかける。
まずは大株主ラリアット‼️
つづいて筆頭株主シャイニングウィザード‼️‼️
とどめは、物言う株主のムーンサルトプレスだー‼️‼️‼️
マットに沈む本社。
僕と彼女は抱き合って歓喜。
そして僕はめでたく会社を休むことができた。
行け
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