獣医師*なの

関西の動物病院で働く“獣医師*なの“です。獣医師になって日は短いですが、常に新しい知識…

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関西の動物病院で働く“獣医師*なの“です。獣医師になって日は短いですが、常に新しい知識を学び、動物たちとの絆を深めることを大切にしています。このNoteでは、動物たちとの触れ合いや治療の日々をシェアし、皆さんと一緒に成長していければと思っています。よろしくお願いします!

最近の記事

人と犬猫の必須アミノ酸

人も犬も猫も、みんなが元気で健康的に過ごすためには、タンパク質が不可欠です!そのタンパク質を作るために必要なのが、アミノ酸です! そのアミノ酸の中でも特に大切なのが「必須アミノ酸」。 必須アミノ酸は、体が自分で作れません、、、 だから食事からしっかり取らないといけません。人間だってそうだし、わんちゃんやにゃんこたちも同じ。なので、食事には必須アミノ酸を含むタンパク質がたくさん必要となってきます😳 人間も犬も猫も、必須アミノ酸の中には様々なものがあります。 👦人の必須

    • 人と犬猫の栄養素の違い

      今日は、人と犬猫の必要な栄養素の割合の違いについてお話しいようと思います! そもそも、 人:雑食動物 犬:雑食動物 猫:肉食動物  です! 肉食動物と雑食動物の大きな違いは、 肉食動物はお肉から必要な栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)を主に摂取するのに対して、雑食動物は植物性および動物性の食べ物から摂取できます。 必要な栄養素の割合も異なってきます。 人と犬猫を比べると、 必要な栄養素の違いがこんなにもあることがわかります😳 また、必要とされるアミノ酸の種類も異

      • 動物の栄養についてのお話し

        今日は動物の必要な栄養についてお伝えしようと思います。 つまり、5大栄養素ですね! 5大栄養素には、 タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルが存在します。 (ちなみに、3大栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂質です) タンパク質: タンパク質は身体の「建築材料」です。筋肉や皮膚、毛や羽などを作るのに使われます。 また、酵素やホルモンの合成にも関与しており、免疫系の機能や組織修復にも必要です。 炭水化物: 炭水化物はエネルギーの源です。食べたものが体内で燃やされ、動

        • 動物のデブの基準

          動物の種類や品種によってさまざまな体型があります。 自分の飼っている動物の正常な体重がわからない、、、と思ったことはありませんか?? 動物の体型を判断する指標として BCS(Body Condition Score)というものが存在します。 BCSのおかげで、獣医師や飼い主がペットの健康状態をチェックすることができます😊 BCSは、1〜9までの数字で表されますが、 イヌやネコの場合は、1〜5で表されます! 数字が小さいほど痩せていて、数字が大きいほど太っていること

        人と犬猫の必須アミノ酸

          そもそも健康な動物ってなに??

          自分の飼っている動物が健康かどうかって気になるけど、どこを見ればいいのかわからない、、、って感じたことはないですか? 今日は、健康かどうかどこを見て判断するのかをお伝えできたらいいなと思います🐶 動物の健康状態は、見た目からもたくさんのことを教えてくれます。 例えば、、、 犬や猫が適切な体重を保っているかどうかは、肉付きや体形から判断できます。 あばら骨が手で触れるぐらいに感じられて、腰にくびれがあるのが理想的です。 さらに、毛艶の状態も健康を示す重要なポイントになり

          そもそも健康な動物ってなに??

          初めまして、‘’獣医師*なの‘’です。

          初めまして! 関西の動物病院で働く‘’獣医師*なの‘’です。 高知県出身で、東京の大学に進学しましたが、現在は関西で獣医師をしています。 獣医師としてまだ日は短いですが、動物たちの健康と幸福を守るために日々新しい知識と技術を習得中です。 今はフクロモモンガと共に暮らしていますが、実家ではラガマフィンの男の子とと黒柴の男の子が楽しい日々を送っています。 このNoteでは、動物たちとの触れ合いや治療の日々をシェアし、皆さんと一緒に成長していければと思っています。どうぞよ

          初めまして、‘’獣医師*なの‘’です。