まど香

映画や舞台、読書の感想を綴ります。文学少女だった自分を懐かしむイイ大人。 感想を書き起…

まど香

映画や舞台、読書の感想を綴ります。文学少女だった自分を懐かしむイイ大人。 感想を書き起こすことで見えてくる別次元のものに気づくのが好き。 オタ活も兼ねることが多めですが、文化芸術や文学を愛する気持ちもホンモノです。

最近の記事

小説とは

大好きな番組があって、今はもう放送が終了してしまったのだけれど、それは「タイプライターズ」です。 割と長めの番組なので、録画をして観ていて、何度も巻き戻ししっかり”観る”番組でした。 今日は、小川哲さんがゲスト回を見返しています。 小川さんにとっての小説の定義とは… 『起こってる現象を(文章)言葉だけで表現するのが小説の特徴』 『言葉だけで表現したもので言葉以上のものを伝えなければいけない』 →『それが小説の一番おもしろいところ』 「クイズの姿を借りで、僕が小説を書

    • アマプラ映画⇒娘にオススメされた「望み」を観た。映画館で予告を見た時から気になっていたけど、予想と違う展開だった。私も息子には何があっても生きてて欲しい。父親と母親の考え方の違いや、信じることとは…という深層心理が良く描かれていた。 そして、涙無しには見られない映画でした。

      • ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドン

        大学の頃 英語劇サークルのようなものがあって、同級生たちが学祭で演じたのを観たのが 私の人生初「ミス・サイゴン」。 英語で演じる同級生たちが とてもカッコよかった記憶と、(学生の演出ですが)暗く描かれるステージにサイゴン陥落の炎がとても印象的な作品でした。 今日はその時以来ぶりに フルでミス・サイゴンを家に居ながらして観ました。 (アマプラって最高!) 新しい歴史だけど、もちろん知らない史実のベトナム戦争を、こんなにも身近に感じた作品は他に知らないし、私はこれをアジア

        • リピってしまう映画は🎦マチネの終わりに🎦8日目の蝉

        • アマプラ映画⇒娘にオススメされた「望み」を観た。映画館で予告を見た時から気になっていたけど、予想と違う展開だった。私も息子には何があっても生きてて欲しい。父親と母親の考え方の違いや、信じることとは…という深層心理が良く描かれていた。 そして、涙無しには見られない映画でした。

        • ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドン

        • リピってしまう映画は🎦マチネの終わりに🎦8日目の蝉

          怪我しちゃって❤️‍🩹🐾🐾 外出禁止令⚠️ 右足なの。アクセル踏めない

          怪我しちゃって❤️‍🩹🐾🐾 外出禁止令⚠️ 右足なの。アクセル踏めない

          今日は流浪の月🎥 今日は電卓はじかなくちゃならなくて、集中しなくても観れるオススメを娘に聞いてから選択したんだけど、途中からめちゃくちゃ画面に集中しました^^; 歳の差恋愛と人はみなすのか? 苦しいですよね。でも、恋愛ってどれもみな苦しい。

          今日は流浪の月🎥 今日は電卓はじかなくちゃならなくて、集中しなくても観れるオススメを娘に聞いてから選択したんだけど、途中からめちゃくちゃ画面に集中しました^^; 歳の差恋愛と人はみなすのか? 苦しいですよね。でも、恋愛ってどれもみな苦しい。

          アマプラ「夢売るふたり」観た。 好きな台詞💭⸒⸒ 「ちょっと二人ともやめてくださいよ。誰に幸せにしてもらうの?…略…あたしそんなこと頼んだっけ?あたしは今が幸せだよ。こんなザマだけど自分の足でたってるもん。自分で自分の人生に落とし前付けられれば、誰に褒められなくたっていいもの。」

          アマプラ「夢売るふたり」観た。 好きな台詞💭⸒⸒ 「ちょっと二人ともやめてくださいよ。誰に幸せにしてもらうの?…略…あたしそんなこと頼んだっけ?あたしは今が幸せだよ。こんなザマだけど自分の足でたってるもん。自分で自分の人生に落とし前付けられれば、誰に褒められなくたっていいもの。」

          東京輪舞を観劇して 多分ラスト

          大好きな作品が終わってしまったという事実を、なんとなく自分の中でうやむやにすることは出来なくもないのだろうけれど、、、 そして、感想を完結させようと、大千穐楽の後で(広島には観劇しに行ってない)書いたものが、書きかけで下書きには入ってるんだけども… それは一生出せないかもしれない。 その頃はまだ新鮮に台詞を幾つも覚えていてなんとか書けていたのに、さすがに今はもうスラスラと思い出せない。 とても残念だけど… だから 5月14日の今日、イマ、この瞬間に思ってることを書いて

          東京輪舞を観劇して 多分ラスト

          オッペンハイマー Oppenheimer

          昨日(4/17)映画館へ行ってきた。 この映画は観たいと思っていたので、早いうちに観に行けて良かった。 (上映期間短い可能性も懸念していたから) 原爆の賛否両論の否を描くのは、アメリカではひとつ勇気を積む必要があったと思うけれど、アメリカで作られた作品なのに、偏らないストーリーだったと思う。 さすが!クリストファー•ノーラン。 好感。 けれど、オッペンハイマー自身の言葉をそのまま借りるなら、日本人である私はどう逆立ちしても もちろん I don’t like it.

          オッペンハイマー Oppenheimer

          🎬オッペンハイマー観てきた

          🎬オッペンハイマー観てきた

          東京輪舞 大阪楽

          私、東京楽の日に個人的には千穐楽です、って散々言ってたのに… (本当 当初そのつもりだったんです) 東京輪舞 大阪公演最終日、森ノ宮ピロティホールというところへ初めて行ってきました。 なぜならば、、、 やっぱりもう一度観たかったから。 今日行かなければ、もしかしたら私一生後悔するのではないかしら?と思って、元々遠征しないことで遠征費分を東京公演のチケットに充てたから、交通費がまったくのバジェット外なんだけど、やっぱりもう一度観たいと思った。 だから早めにチケットだけ確保

          東京輪舞 大阪楽

          東京輪舞を観劇して③

          東京輪舞 強い感動や、深い考察を。 ※2投稿に纏められず…まだ書きます🙇 幕が開けて1週目に2回観劇して、チケットのない1週間があり、次の観劇予定は3月25日だった。 そこまでの空白の1週間という時間も大切にして…と当初は思っていたのに。 私のスケジュール的にも家族のスケジュール的にも明日の月曜日マチネの時間は空いている、と思ったら日曜の夕方 PARCO劇場に電話をかけてました。 そんな風に急遽足を運んだのが3月18日のマチネでした。 いわゆる当日券というチケット

          東京輪舞を観劇して③

          東京輪舞を観劇して ②

          東京輪舞 強い感動や、深い考察を。 PARCO劇場で3月10日から28日まで開催された『東京輪舞』を観た感想やら考察などをツラツラと書きます。 ※1投稿に纏められず…まだ書きます🙇‍♀️ 東京千穐楽を含め 計5日間6公演を観劇させていただいた舞台。 同じ作品もこの短いスパンで何公演も観るのは初めて、なのに全く飽きなくて、まだまだ観たいと今でも思っている。 最初の観劇は 3月11日月曜日のマチネ。 実は2人芝居というものを観るのは人生で初めての経験。 膨大な言葉を掛け合

          東京輪舞を観劇して ②

          東京輪舞を観劇して ①

          東京輪舞 強い感動や、深い考察を。 文化芸術を観た後の感動は、哀しいかな、自分の中で日ごとにどんどん風化していってしまう。 これは鮮度を保つ方が難しくて、あんなに感動して涙したというのに… 気がつけば薄れていく。 感動して涙さえもした過去の自分のことをすっかり忘れてる今の自分は、自分で自分のことを裏切った気分になる。 でも、書き留めるという、少し面倒でも地道な作業をしておくと、後でその時の自分の気持ちを見返すことができ、過去の記憶を呼び覚ますことができる。 それも、記憶

          東京輪舞を観劇して ①

          3月に私が観たアマプラ映画🎦 ①ある男 ②市子 ③もっと超越した所へ。 日本アカデミー賞に触発されて選んだものもある。

          3月に私が観たアマプラ映画🎦 ①ある男 ②市子 ③もっと超越した所へ。 日本アカデミー賞に触発されて選んだものもある。

          最後の 『東京輪舞』

          今朝目が覚めて、ベッドの横にボタボタと雨粒があたるのを見て 「外は大雨よー 東京千穐楽の後で良かったわねー」と話すショウコさんが思い浮かびました。 ドアを開けて登場するところから、 サングラスの衣装も含めて好きです。 そして、寝て、起きても 舞台の余韻ひきずる私… “これは末期だな、、、” と思いました。 もちろん 出来るだけ長くこの余韻に浸っていたいし、「東京輪舞」の世界線に引きずられたいんだけど、でも まあまあ忙しい日常に戻らなくちゃならないと思う私もいるんです

          最後の 『東京輪舞』