「心に刺さる、プレゼンテーション術」
心に刺さるプレゼンテーションのノウハウ
「なかなか言いたいことが伝わらない」そんなお悩みを持つリーダーの方はおられませんでしょうか?
今日は、効果的なコミュニケーションのためのPREP法を、歴史的リーダーである吉田松陰を例にお伝えします。
プレゼンテーションやコミュニケーションで、しばしば直面するのは、自分の考えを相手に明確かつ論理的に伝えることの難しさです。
そこでPREP法
P=ポイント 結論
R=リーズン 理由
E=イグザンプル 事例
P=ポイント 結論
を活用することで、この課題を解決し、聴衆に響くプレゼンテーションが可能になります。
たとえば、「あなたが最も尊敬するリーダーは誰ですか?」という問いに対して、私大垣は、吉田松陰先生だと思っています。
そこでこのメソッドを使って心に響くプレゼンテーションをするケースを事例として見てみましょう。
PREP法とは?
ポイント(Point)
まず最初に、自分の主張をはっきりと伝えます。
「私が尊敬するリーダーは吉田松陰です」と明言します。
リーズン(Reason)
次に、その主張を支える理由を説明します。
「吉田松陰は、伊藤博文や高杉晋作といった、明治維新を支える多くのリーダーを育てたからです」
と述べることで、彼のリーダーシップの広がりと影響力を強調します。
イグザンプル(Example)
ここで、具体的なエピソードを挙げて話をさらに深めます。
「ある日、吉田松陰が伊藤博文に「お前は何のために学問をするのか?」と尋ねました。
この質問に対し、伊藤博文は「学問をして大金持ちになりたい。そのために私は学問しています」と吉田松陰に答えました。
この答えに対して、吉田松陰は伊藤の考えを否定することなく、「それで?」と一言返しました。
この短いやり取りで吉田松陰は、伊藤に対し、金銭を得ることが学問の唯一の目的か、さらに深い目的があるのではないか?と自問自答するきっかけを与えました。
ポイント(Point)
最終的に、初めの主張を再度強調します。
「このように、吉田松陰の指導は単に知識を伝えるだけでなく、弟子たちが自己の内面と向き合う機会を提供しました。これが私は彼を最高のリーダーだと思っている理由です」。
以上。
いかがだったでしょうか?PREP法の説得力。そして吉田松陰の育成方法。
まとめ
実は、大垣塾での教育方法としても、吉田松陰の「それで?」といった手法、まさにコーチングを通じて、塾生たちにより深い自己探求を促す手法を使って、教育の効果を高めています。
PREP法の説得力、いかがだったでしょうか?
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