日本が移民を拒む理由『自由の限界』より、エマニュエル・トッドの考察
日本の少子高齢化問題の解決策の一つ、移民政策。一応毎年10万人くらいでここ最近は受け入れてるらしいけど、いまいち実感は伴わない。日々の生活のニュースにもならないし、ぶっちゃけまだまだ他人事、な空気があると思う。
その理由はなんでか?という答えが上記引用のところ。納得。同意しかない。日本人どうしでいると、面倒なコミュニケーションのあれこれのストレスとか基本ないものね。慣れ親しんだ環境を手放したくないもんね。
ぅうううわーーーと叫びながら、床をゴロゴロしちゃいそうなほど納得がいった。
ひるがえって自国のフランスについての物言いもなかなかだけども、言い得て妙だなと感心した。結局、移民どうこうというよりも、人間は他人にとってお互い鬱陶しく、どうでもいい存在なんだよな、特に集団となると。
という身も蓋もない現実にハッとした一冊でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?