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よちよちある記#408『熟成』

しばらくぶりの懐かしい
だいぶ年上(20位?)の同期生と
一緒に現場仕事

数年前の
一緒に仕事していたころや
一緒に学んでいた半年間のこと
懐かしみながらの一日

馬鹿なことを言っては
大笑いしながらの一日

お互いの氣遣いとか心配りとか
阿吽の呼吸というのか
すごく心地よい

そしてそれは
お互いさまなところもあるらしく
久々に楽しんでるよ〜
なんて言ってくれて嬉しい
人との付き合いは
大切にしていきたいわ

別な人とはここまでの
安心感とか心地よさはない
どっかで線を引いて
他人行儀に氣を使いながらの時間

「親しき仲にも礼儀あり」
という言葉はお互いにわきまえつつ
楽しく真剣に過ごす仕事の時間

 
二人の歳のちょうど間くらいの
共通の知人に対しての感想も
やっぱり同じような感覚で
あの人とはちょっとね…って
お互いにどんなところが
不満?というのか
心地の悪さを感じるのか
分析しながら話してみると

ボスを立てずに出しゃばったり
お客さまの話を聞かずに
自分の話を割り込んでいったり
自分の経験ばかりをアピールして
時々上から目線な物言い

わきまえろや!
ってことに尽きるんだな

年齢を重ねていくだけが
人間の成長につながるわけではなく
年齢を重ねているからこそ
おいおい…その歳で何やってんだよ…
なんてコトを思われたりもするわけで

一緒に過ごす数年ぶりの時間
それでもこんなにも
いつも会ってるみたいな氣安さ

去年の暮れから大変な状況だった中
割り切って前を向くしかないよ
って笑いながら言う

その姿にハッとする

年齢を重ねていくことって
いろんなことを経験していくこと
その時々で悩み苦しみ
自分なりの答えを探しながら
歩んでいくこと
それがほんとに正解かどうか
なんてわかりはしない
それでも前を向いて歩いていく

そういうことなんだろうきっと
学校での学びってのは
その後の人生において
自分で答えを探していくための
基礎訓練や基本の型を教わる場

社会に出てからいかに
自分自身で考えて
悩みや悲しみや喜びや楽しみや
より多くのモノを味わうか

そこにこそ人間の魅力があらわれる

記号としての年齢ではなく
味わいを醸し出す歳を重ねていこう
人として熟成をしていきたいものだわ

 
今日もいい1日✨

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