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モラハラ男はフレネミー

最近よく耳にする言葉の中に、「フレネミー」というものがあります。

「友達」と「敵」を組み合わせた造語で、「友達のフリをした敵」という意味なのだそう。

・仲良いはずなのにイライラ、モヤモヤさせられる
・親しいフリをして他人をコントロールしようとする


このようなフレネミーの特徴を知った時、わたしにはピンとくるものがありました。

これってそのまんまモラハラ男だ…!

この記事では、モラハラ男によるフレネミー行為を、“モラハラ流フレネミング”と名づけ、考察していきたいと思います。

価値観を押し付けてくる

モラハラ男とフレネミーの共通点として、プライドが高く、自己愛が強いことが挙げられると思います。

自分の考え方や価値観を絶対的なものと信じていて、周りにもそれを受け入れさせようとしてくるんですよね。

友達に意見を強制されたら「嫌な感じ」と思えるアンテナを備えている人でも、恋人に同じことをされたら「愛されてるなあ」と勘違いしてしまうのかもしれません。

その点、モラハラ流フレネミングは単なるフレネミーよりも厄介であると言えます。

マウントを取ってくる

フレネミーは、マウントを取ることがよくあるそう。

モラハラ流フレネミングにおいても、マウントは日常的に行われていると感じます。

ハゲカスがまさにそうでした。

俺は親に○○買ってもらっただの、俺の実家は○○だの…。

ところで、友達や同僚にマウントを取られても「へー、すごいね」と聞き流せるという人は多いと思います。

一方、恋人からのマウントって聞き流す余地が少ないと思いませんか?

「すごいね!」と言っても本心ではないからモヤモヤするし、「何それマウント?」と言っても角が立ってしまう。

相手の立場でものを考えられる人は、「すごーい!」「いいなー!」などと期待されている反応をしてあげるでしょう。

そうすることでモラハラ男はますますつけ上がり、マウントを取られた側には違和感が苦しみとなって残ります。

このように思いやりのある人ほどマウントの矛先を向けられやすく、モラハラの被害者になりやすいのだと思います。

やはり、マウントという切り口においても、モラハラ流フレネミングは単なるフレネミーよりも悪質であると言えます。

モラハラから逃げて

例えば、フレネミーっぽい友達がいたとして、その友達に執着することはないと思います。

その子から離れるか、相手にしないことで、大抵の問題は解決するからです。

しかし、、、

モラハラ流フレネミングは恋人同士に起こる問題のため、単なるフレネミーよりも肉体的・精神的な繋がりが強く、なかなか離れることができないという負のスパイラルに陥ってしまうのだと考えます。

モラハラ男による価値観の押し付けやマウントは、愛のようにも感じられるかもしれませんが、モラハラ男が本当に愛しているのは自分自身だけです。

モラハラ男は外面がいいので、“みんなに好かれる自分”を演じ、社会に溶け込んでいることが多いです。

そんな表向きの顔と、異様に投げつけられた愛のようなものに騙されないでほしい。

実際にモラハラの渦中にいる方や、疑惑を抱いてる方にとっては、偉そうに聞こえるかもしれません。

わたしもモラハラ被害者になりやすい方であり、この記事は自分への戒めの意味も込めて書きました。

気質や人格は簡単に変わるものではないので、相手や自分が変わることを期待してはいけません。

とにかく、おかしいと思ったらすぐに逃げよう!

モラハラ流フレネミング、許すまじ!

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