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繰り返し読みたいnoteの記事♪

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うぐが何回も読みたいなと思った記事を収録しました(^^) (ダメな場合はご連絡ください)
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2024年5月の記事一覧

〔ショートストーリー〕赤い傘

赤い傘はあたしに似合わないと、中学校からの帰り道、チーちゃんは意地悪く言った。 「あんたみたいに色も黒くてガリガリで地味な子、そんなの似合うわけ無いじゃない」 笑いながらあたしから新しい傘を取り上げると、これは自分のものだと宣言して持ち去った。代わりに、チーちゃんの色褪せたブルーの傘を残して。 チーちゃんは、ずっとそうだった。幼稚園でもあたしが遊んでいるおもちゃを欲しがって、無理矢理取り上げる。取り返そうとすると、 「せんせー!私のおもちゃ、みっちゃんが取ったー!」 と泣き

限界の訪れる時

人それぞれ 限界には 違いが有るが 限界とは 本人が 限界だと 認めた時に 訪れる 逆を言えば 本人が 限界を 認めない限り 限界は 訪れない のである

”Superstition (迷信)/ Stevie Wonder”

[RADIO DAYZ] 1972 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。 スティーヴィー・ワンダーはUS出身のシンガーソングライター。改めて紹介するほどのこともない世界的なスーバー・スターですね。スティーヴィーの1972年リリースのアルバム『Talking Book』からの1stシングルが「迷信」です。 テンポの良いクラヴィネットのリズムに思わず身体が動き出す、そんなスティーヴィーの代表曲と言ってよいでしょう。 あまり深く考えずに曲を聞いてきましたが、「

連載小説(33)漂着ちゃん

 エヴァに感じたこの違和感はなんなのだろう?しかし、エヴァの話自体には何の矛盾も感じることはない。ただ、直感としか言えない漠然とした不信感が頭をかすめた。  九分の信頼と一分の不信を抱えながらエヴァの言葉を聞いた。  懐かしい茅葺き屋根のエヴァの家が目の前にあった。 「こちらへどうぞ」  私はエヴァのあとに続いて、私も中へ入ろうとしたとき、マリアの寝顔が見えた。 「マリア、お父さんが来ましたよ」とささやくようにエヴァが言った。 「よく寝ているわ。収容所にいるときに目

猿田彦珈琲のバレルエイジドコーヒー ウィスキーの樽に生の珈琲豆を寝かせて熟成させたもの。 豆にウィスキーの香りが溶け込み 芳醇な味わいの珈琲が楽しめる。 ブランデーバージョンもある。 好き嫌いは分かれるかもしれないが あ!また飲みたいかも。って 思わせてくれる。

“すべてのギターの音を「猫のような音」に変換する猫ギターペダル『The Meowdulator』が話題に(amass_jpより)” https://amass.jp/175497/ このエフェクター、ワウじゃなくニャウだな🐱🤣

電気仕掛けのスピリチャルソウル

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第22弾! 「Language Electric」 Jhelisa 1997年発売 本日紹介するのはジェリーサというスピリチャル系ネオソウルの先駆者の一人。 スピリチャル系ネオソウルの第一人者と言えばエリカ・バドゥが直ぐに思い浮かびます。 既にこのnoteで紹介済みです。 デビューもほぼ同時なんで、どちらが先という感じは無いんですが、知名度ではエリカ様程ではないのが残念で仕方ない。 現在でもアルバ

”Saturday in the Park / Chicago”

[RADIO DAYZ] 1972 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。 USのブラス・ロック・バンドのシカゴ5作目のアルバム『シカゴ V』からシングル・カットされた「Saturday in the Park」(1972年7月)です。メンバーのロバート・ラムの作。ツアー中の独立記念日に、NYセントラル・バークで様々な人々が自由に休日を満喫している光景を見て歌にしたそうです。 奇特な方がおいでになって、アメリカ独立記念日の7月4日が土曜日なのは何年なのか調べ

うちのテレビはまだ新しいけど、たまに誤作動がある。電源を切って数分後、もしくは数時間後、勝手に電源オンになるのだ。 タイマーなんて入っていないし、リモコンも触っていない。部屋で眠っていて光と音で目覚めたり、違う部屋で寝ていて朝起きてきたら点いていたり。誰も居ないのに…。

♡今日のひと言♡灰谷健次郎

灰谷健次郎(1934-2006 神戸 児童文学者、詩人) 大学卒業後、小学校の教師となり、児童詩誌『きりん』編集のかたわら詩や小説を書く。17年間の教師生活を経て『兎の眼』(1974)を発表。 理想の教育・教師像を追求して大きな反響を呼んだ。同作品にて日本児童文学者協会新人賞受賞。 その他の主著に、絵本『ろくべえまってろよ』(1975)『太陽の子』(1978)、『海の図』(1988)、少年の成長を描いた長編『天の瞳』(1996~)等。

最強とは何ぞや!?

「50代男性が選ぶ 最強だと思う「松田聖子のシングル曲」ランキングTOP30!(※2024年最新投票結果)」を見ると、上位10曲は・・・ 瞳はダイアモンド 赤いスイートピー チェリーブラッサム 青い珊瑚礁 夏の扉 天使のウィンク SWEET MEMORIES 蒼いフォトグラフ 風立ちぬ、Rock’n Rouge ・・・という結果に。 前回の話が「瞳ちゃん、お茶!」で終わったので「瞳はダイアモンド」が1位ですねぇ(違) ※ランキングは操作しておりません(念

サンディ•デニー (京都の秋)

1984年頃の学生時代、私レンタルレコード店でバイトの店員をしていました…が、他にもやっていた季節限定のバイトがありまして、旅行会社の添乗員です。修学旅行シーズンになると社員の人手か足りなくなるので、秋だけ中高生の修学旅行に付いて行く臨時添乗員です。(デビーブーンの話) 初仕事は、中学生の修学旅行、京都奈良でした。私はあるクラスに同行したのですが、バスの席は最前列の補助席。右に教頭先生、左に担任の郡司先生が居ます。 お母さんみたいな郡司先生は私に気を遣って「いつもお忙しいの

希望

昨日より 今日 今日より 明日 希望を 胸に 歩いてく

10の短編 [自選短編集]

 自作の短編小説を集めてみました。 「自選短編集」というタイトルにしましたが、投稿した作品の中で、反応が良かった作品です。その意味では「自選」ではなく「他選」です。 #ネックレス #あの日の償い #なんかさゆらりっているなって #天使と悪魔 #言葉の代わりに #哲学談義・君たちはこのウ○コを食べるか #はぁあ立ち直れないよ #プラダのピアスと苺のショートケーキ #誕生日プレゼント #追憶 #創作大賞2024 #短編集 #小説 #短編小説 #オールカテゴリ