自身の心身の調子を手帳やノートで管理している方が多いと思います。私もそうです。 特にメンタルに病を抱えている方や薬ではどうしようもない障害を持っておられる方。そんな方ほど手帳は有効な武器足り得るのですが、それ以前に【手帳やノートで調子を管理する】とどれくらい楽なのかが全くイメージできずに、メモすらか書かない人も多いと思います。 どの疾患や障害だからメモや手帳やノートの利用者が多い少ないとは不明ですが、その手段(筆記具を用いる)がなにかに使えそうだと気がつくまでが長い道の
私は双極性障害を患って約30年。 それ以上に創作活動は10年以上は長いです。 古本屋さんの軒先で売られていたワゴンセールの小説を表紙買いしなかったら『小説を書く今の私』は居なかったでしょう。 双極性障害を患う前から……小学4年生の頃から大学ノートに好きな作家の小説をコピーしたかのような小説を書き殴っていました。 当時から脳内の妄想が暴走気味だったことから、どうやら双極性障害の因子を十分に遺伝していたようです。 その脳内の曖昧模糊とした言語化が難しい『何か』を文
誰にでも描きたい世界は有ります。 その世界を出力する方法を模索するだけで一生分の時間を費やす人も多いでしょう。 脳内の概念だけの世界を外部に作品としてアウトプットしている創作家は特殊な能力を具えた何かしらの特権階級ではなく、運良く、自身の世界を外部へと表現する手段を見つけることができた人だと言えます。 双極性障害を患って約30年。運良く寛解の時期が約20年近く続きました。ただ、軽躁気味だったのかもしれません。 それが私にとっての或る種の不運でした。 軽躁に限り
コーピングリストの存在はかなり前から知っていましたが、自分のメンタルを整える手法を100個も列記できるわけがない! そもそもそんな元気も気力も意欲もない! と、コーピングリストに関する書籍を3冊ほど読んだだけで放置した過去アリです。 そんな過去が有ったので本当につい先日までコーピングリストのことをすっかり忘れていた。 要するに心がくさくさした時に行う、自分の機嫌の取り方だろう、と軽く考えていたのです。 で、結果から言うと、【この度は大変失礼こきました。私にとっては
心のガス欠はまだまだ続いております。一進一退というより微妙に三寒四温っぽい感じです。昨日と今日で体調のギャップが激しくてその落差でしんどい……。 まだ嘗ての創作ができるほどの意欲や想像力は皆無で毎日悶々として過ごしています。『心のガス欠』とオブラートで表現していますが、何かしらの精神疾患を患うと、もう二度と患う前の自分に戻れない現実を突きつけられて絶望の淵に立たされます。 心を病む前の自由な創作や創作で得ていた様々な満足感に酔いしれている自分の姿や気持ち良さを心身が
双極性障害。当時はまだ躁うつ病と呼ばれていた時代。私がまだ22歳の頃に発症した。原因は職場のストレス。 職場でのストレスを思い返せばある種のトラウマが発症するのではないかと思い、できるだけ昔の話は思い返したり考えたりしなかった。 職場でのパワハラというより、自分の要領の悪さから仕事を干されてしまったのだが、今から考えると、仕事を干された遠因として既に双極性障害の兆候が出ていたのかもしれない。 インターネットの普及率が低い時代。何も知らず、自力で調べる手段も知らず、全