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会社で入ってるビミョーな保険、見直してきた


こんにちは。保険代理店をしているシロです。
先日は、うちの扱っている保険に入っているけど、担当代理店が閉業してしまったため、担当がいない状態のお客さまの対応をしました。


A社のがん保険、医療保険、そして奥様の企業団体保険(M社商品)にご加入で、『かぶっている部分は削りたい』とのご要望を果たしてきました。

※会社名は伏せます。商品名も伏せます。ですが、実際にご加入中の保障だったので、数字でわかる人にはわかります。

①会社で団体で入っている保険

某国内生命保険会社の取り扱いしている商品で。

年金受取タイプの死亡保障がメインの商品でした。
掛け金は月に1,231円で、死亡したらご家族に15年間6.7万円/月の保障です。奥様の会社の保障のため、このご家族だと『奥様がなくなられたら、ご主人に支給』される年金です。

会社員のため、公的保障の確認ですが、月収が25万だとしたら遺族年金は13.7万円/月と概算。
足りなければ入っていてもいいが、ファミリープランではなく単身者プランで十分ではと助言。
年金額を2.9万円/月の15年に変更すれば、掛け金は1,231円→528円/月に

ご主人にも配偶者タイプとしてご加入でした。
まず、住宅ローンの団信を把握するように。
ローンの名義は、夫婦2人ではなくご主人のみだったので、奥さまよりも、すでに保障が大きいことをご説明。
配偶者保障は、少し小さく月に573円で6.9万円/月の年金が最大5年間というものでした。これはこのままでもよいし、はずしてもよいかも、とお伝え。

②会社で団体で入っている保険のサブ商品

さらに。
死亡保障
にがんや脳卒中、心筋梗塞などの重大疾病の一時金保障と、さらに特約で7大疾病(糖尿病など)の保障、上皮内がんの保障までのセットとなったサブ保障がついていて。
奥様3,123円/月、ご主人2,139円/月でした。

死亡時は300万、がん診断で、480万、それ以外の条件は割愛しますが、少し厳しい条件の一時金保障でした。まぁビミョーな保険でした笑

こちらは2人ともなくてもいいのでは、と助言。

死亡保障は、1に遺族年金2に住宅ローンの団信

です。ペアローンなのか収入合算ローンなのか、そこらへんも重要ですよ。足りないなという分だけ、民間の保険で補います。今回は、わたしの取り扱い商品では、対抗はなかったので、ご加入中の保障のスリム化だけでした。

ちなみに、メイン商品には配当金なるものがあり、実際の月々の保険料はもう少し安くなっていました。共済の割戻金みたいな。そこらへんも含めると、割安の死亡保障のためメイン商品は、必要ならば続けてもよいものでした。

①②共通の注意点

ただ、どちらの商品も、5歳ごとに保険料が上がったり保障が下がったりするものでした。
下のお子さまが22歳になるのが15年後だったため、15年後には死亡保障は見直して削ってもよいかもですね、ともお伝えしました。上がり続けていく保険料はいずれ辞めるか保障を下げる未来が見えます。
A社の保障は、終身タイプのものだったため、そちらは『高額療養費制度』についてご理解いただき、少しスリム化。
お2人の保険料 11,066円→9,684円に削減しました。

まとめ

会社の保険もこちらの助言通りにされたとして
お2人保険料合計が17,082円→10,785円に!

内訳
ご主人
・会社保険①573円→573円
・会社保険②2,139円→0円
・A社保険 7,257円→5,941円
奥さま
・会社保険①1,231円→528円
・会社保険②2,073円→0円
・A社保険 3,809円→3,743円

公的保障を知り、過不足を見直したら年間で75,564円浮かせられたってこと!

そのお金をどう使うのかはわかりませんが、使える選択肢があることはとても有用なことです。いい見直しができました。

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