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世の中が少食なのか、私の胃袋が大きすぎなのか

永谷園「五目チャーハンのもと」の袋を見て驚いた。そこには「温かいご飯250g(茶わん2杯分)」とあった。

茶わん1杯が125gなんてことある? 小鳥? このチャーハン、小鳥用?

震える手で袋を隈なく見たが、人間用のようだった。世の中の人はお茶碗に125gのご飯が乗ってれば満足なのか? え? もっとあるように見えて自分のお茶碗もそんなものなのか? と、いつもの量をよそって測ってみると、209.5gだった。ちゃんと茶碗分の重さは引いてある。

このようなことはよくある。

子供が大好きな、ルーで作るカレー。あの箱に書かれている肉の量、少なすぎないか? 5皿分が肉200gて! 一皿あたり肉40g。少ない! 学食のカレー? 次男の学校の学食の牛丼は「玉ねぎ丼」とあだ名されているが、それに倣えば「ほぼ野菜カレー」とかになりそうだ。なんか糸井重里っぽい。大体の人はカレーに40g肉が入っていれば納得できるのか? 薄切り肉なのか? うちは5皿分だといつも300gは入れる。一皿に3cm角の肉が3−4切れ、といったところで特に多い印象はない。200gで作ったら基本2切れくらい? そんなカレー出したら、
「母ちゃんがつまみ食いしたのでは?」
と、たちまち疑われそうだ。そして私自身、我ながらそういうことをしそうな人間なので、うっかり箱の通りに材料を買ってしまわないよう気をつけたいところだ。あの作り方通りに作った事などないけど。

生協の個配でいつも買っている漬け魚は、ひと切れ70g。後引きテクなのか?
「もう食べ終わった。もうちょっと大きいといいのに」
とまた買ってしまう私は、生協の思うツボなのだろうか。

パスタは1品ドン! 以上、で済ます時は、1人140g茹でる。子連れで遊びにきてくれたママ友にも同じノリで茹でたら、
「多い! 多いよ! 食べても食べても減らないよ!」
と魔法のミートソーススパゲティのように言われた。魔女っ子世代なため、褒められているのかと思ったが、なんか苦しそうだったので、彼女には多過ぎらしいと知った。足りるかな? と思っていたので驚いた。魔女っ子世代って何?

ここまで書いて思い出した。私の家は由緒正しい大食らいだった事を。
祖母は濃厚な甘さで知られる「とらや」の羊羹を一本食いした事で有名だった。あと、祖母は祖父と2人の1日分のご飯として毎日5合炊いていた。「雨ニモマケズ」が1人分1日4合なのでうっかり少食っぽく感じるが、あれはおかずが野菜と味噌のみだから許されるのであって、一汁一菜は用意しながら60歳過ぎの痩せ型人間2名の食べる量としては多すぎる。しかも朝はパンとコーヒーだった。

あとちょっと逸れるが、ネクタリンて過小評価されてる気がする。一般的なイメージは、
「お盆の時期にどこの家庭でも用意する、謎のフルーツ盛り合わせの彩り要員』
なのではないか? ちょっと待ってほしい。ネクタリンめっちゃ美味しいですよ? 桃よりネクタリンが好きな人、いるよ? 私だよ? 桃より酸味があって、色もオレンジが濃くてビタミン多そう、滋味! ってありがたい感じもするし。お盆が終わるとスーパーから途端に姿を消すけど、ネクタリンの旬はあんなものですか? 短すぎる。実はもっと長いのであればもっと姿を見せてほしい。

あと最後に言いたいのは、あんこのアイス最中にチョコを入れるの冒涜! チョコは入れるな! あんこだけにしてくれ!

以上!

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