うつ療養ー前期ー

前期、というと細胞分裂を思い出す。

前期、中期、後期、終期

うつもきっと、細胞分裂と同じように、進んでいく。

でも、再び分裂期がやってきて、ちょっとずつ、完治にむけて進んでいく。

いつか、分裂が終わり、静止期にはいればいいんだけど。

自分の胃の違和感を感じて目が覚める。

昨日からろくなものは食べていないのに、なぜこんなに不快なんだろう。

体の中のマグマみたいなのがうごめいていて、

エアコンの音、階段の音、すべてで耳障りになって、

「感覚」の全てを失いたくなる

死にたいってことなのかな。分からない。

五感に訴えかけるものをすべてシャットダウンしたい。

五感がすべて健常な自分が申し訳なくなる。

感覚過敏にとっては、こんなにたくさんの感覚を与えられると、

それはそれで情報過多なのである。

一個ぐらい感覚なんてなくても、と思うが、

与えてもらったものに感謝しなければ。

皮膚むしりをする自分にとって、

痛覚だけは、非常に心地よい。

安易だけど、「痛い」=「生きてる」って思う。

その場では気持ちよくなれるけど、

ちらばってしまった白い皮膚は、

自分を不快にさせるから、

片づけないと、

休むのもしんどいし、生きるのもしんどいから

痛いぐらいがちょうどいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?