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「語源」という言葉の美しさたるや

この世界には素晴らしく多くの言葉があるが、その数と同じくらいの語源が存在する。
いろいろな言葉の語源を調べるのはとても興味深く、語学の奥深さに触れることができる。

しかし「語源」という言葉自体にも注目してもらいたい。
「言語の源(みなもと)」ですよ、みなもと!

そもそも「源」という漢字の語源


「声符は原(げん)。原の古文の字形はに作り、厂(かん)(崖)から泉が垂水として流れ出る形で、水源を示し、源の初文。」

※コトバンクより抜粋

すなわち水源なのだ。水がある場所から生命が広がり、やがて文明を築く。生まれるだけでなく、そこから広がるのだ。

「語源」から広がる

とある物事や既存の言葉がきっかけとなり、湧水のように新しい言葉が生まれる。
それを使うことにより表現に幅が広がったり、心を伝えるための潤滑油にもなる。

生まれるのは言葉そのものだけではなく、表現の豊かさ。
きっとこれからもちょっとしたきっかけで言葉が湧き出ていくのだろう。

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