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怪魚釣りスーパースター列伝|鵜山和洋|Review

想像も交えているので、あくまで私見として読んでね(言い方がまずかったらゴメン)。

プロフィール

東京都出身、1967年生まれ。
小・中・高と釣りに没頭するものの、その後サーフィンにハマり、1991~1995年はアメリカにサーフ留学。
そのせいか、ムサかった釣りの世界にサーファーっぽいアパレル魂を注入するのは早かった。
どこかでバス釣り界の二代目チャラ男と評しているのをみかけたが、言い得て妙だね(ちなみに初代チャラ男は田辺哲男で、こちらも激しく同意!)。

怪魚ハンターとしては2000年代後半から目にするようになった。
この前とりあげた2人(武石、小塚)とは違ったアプローチで、ひと回りコンパクトかつスマートに世界を釣り歩く。
一方でビワマスプロガイドという一面も持つ。

メディア露出

主にオーナーばり公式の釣り番組やデプスのYouTube配信などで彼の勇姿を拝むことができる。
たぶん著作はない。と思っていたら、『鮨士道 鮨屋放浪記』(2006年、新風舎)という畑違いの本を出していた。「夜な夜な鮨屋の暖簾をくぐり続ける」なんて、こやつ侮れぬぞ。

開拓フィールド

インドネシアのハルマヘラ島は10㌔級のパプアンバスを狙える秘境。彼独自の開拓フィールドと言ってよい。
確立された釣りサービスがある文明の地ではなく、川ベりの部族に通行料を払ってのリアルな地域密着の釣り旅となる。

南米の地図の右上あたり、ガイアナや仏領ギアナにも足を延ばしている。
場所を限定して濃密に付き合うというよりも、あちこち釣り歩いてる感じ。
フランス在住の写真家にしてバスプロの林龍介(今は日本住まいみたい)と親交があり、これらの釣り旅によく同行している。

釣りテク

バスアングラー出身らしくスピナーベイトを多用する。
また、デプスのプロスタッフとしても経歴が長いため、バズジェットやキックバッカ―などデプスルアーを投入する率が高い。
私には釣りの審美眼がないので、スゴ腕なのかどうかはわからないが、映像では空振りはない。

バックパッカー度

年も年だし金も腐るほど持ってるし(たぶん)、バックパッカーではない。
でも若い頃だったとしても、「貧すれば鈍す」はチャラ男の矜持が許さず、も少し見栄えのいい旅をしていたんじゃないかな。
ただ、ハルマヘラのような不便な場所では、ロングハウスに雑魚寝も当然ありだろうから、そっち方面の耐性はあると思うよ。

米国に住んでいたこともあり、現地の釣りガイドとも英語でコミュニケーションできる点は安心して見ていられる。

ビジネスマインド

㈱ウキウキというおイタがすぎるぜ!な商号の会社の代表。
「ワンバイトワンフィッシュ」というブランドで、アパレル販売や釣りガイドを行う。

その他、前述のようにデプスとの関係が深く、ヒュージカスタムという怪魚用のコンパクトロッドの開発にも携わっている。
オーナーばりともなんらかの契約してるんでしょうね。

まうしろ的ベストフィッシュ

釣りの著作がないと、釣り上げた怪魚にたどり着くのが難しいっすね。
いやジャイアントスネークヘッドとかドラドとかナイフフィッシュの釣り歴は押さえてはいるんだけどね。
日本三大怪魚を釣ったというが、その釣り歴はもはや月並みになっちゃうんでしょうな。

無理やりあげるなら、フレンチギアナのタライロンにしとこっと。
この写真の彼、『熱中時代・刑事編』の水谷豊の決めゼリフ「ごきげんだぜ!」がよく似合う。

まうしろ的親近感(妄想です)

いわゆるリア充です。
世渡りうまいよ感があるので、各方面の要人と知り合いだったりしてそう。
ジェフ・ベゾスと肩組んで麻布あたりの寿司屋から出てきても、あたしゃ驚きませんよ。

ルアマガで、「海猿」や「ブラックジャックによろしく」などの人気漫画家・佐藤秀峰が彼の半生をマンガ化したそうだ。これもすごい!

往年のプロレスラーに例えるなら…

ヒロ斎藤かマスクド・ヒロサン(オイオイそりゃ同じ人だって…😞)

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